さくらとショッピングセンターへ。

私の目的は本屋さん。

 

そして本屋の横には3本指のロボットアームで

小さいぬいぐるみを取るゲーム機がある。

 

いわゆるUFOキャッチャー。

 

これにさくらが引っかかった。

 

レバーをがちゃがちゃ。

スイッチをぽちぽち。

商品が出てくるドアをぱかぱか。

お金が落ちてくるところもぱかぱか。

 

何が楽しいのかずっとやってる。

 

さくらからは商品のぬいぐるみが見えないので

抱っこして見せろと時おり言うけど

抱っこされるとレバーが触れないのですぐにおりると言う。

 

そうやって5分くらいした頃だろうか。

いきなりそのUFOキャッチャーから音楽が鳴り出した。

 

ラテン系のいかにも「踊ってくださーい」ってな音楽。

さくらが踊らない訳がない。

 

軽快なリズムに合わせて

腕をふりふり腰をふりふりお尻ぷりぷり

頭をがっくんがっくん

ジャンプジャンプいぇいいぇい!

 

「おかーしゃんも おどろーぅよーぅよーぅ♪」

 

(なぜか最近さいごの「よぅ」を2回言う)

 

無理です。恥ずかしいです。

家ならいくらでも踊ってやるけどここでは無理。

 

そして人の目を気にして

"いやぁもう こまったもんですー"なんて演技をする私。

 

でも内心は見ていてものすごく面白い。

子供の姿になれるのなら一緒に踊りたいくらい。

 

たださくらは通路を幅いっぱいに使って踊り狂うので

人様の迷惑にならないように

いちいち通路の端っこに誘導するのがちょっと大変。

 

楽しいねぇ。

 

でさぁ、そろそろ本見てきていいかなぁ?

お母さん本を見たいんだけどー。

 

「あい!いったーっしゃーい! ばっばーい!」

 

あまりにもあっさり言われたので

本屋の棚の影にこっそり隠れてみる。

 

 

ちくたく

 

 

ちくたくたく

 

 

UFOキャッチャーの音楽はひとしきり鳴ると止まる。

 

そうするとさくらは踊るのをやめて

再びレバーをがちゃがちゃ。

スイッチをぽちぽち。

商品が出てくるドアをぱかぱか。

お金が落ちてくるところもぱかぱか。

 

そうこうしているうちにまた音楽が鳴り始める。

 

いぇいいぇい!

ジャンプジャンプ!

 

これほっといたらいったいどのくらいするんだろうか。

お母さんがいないことは分かってるんだろうか。

 

本屋にいるって理解してる?

いや、本屋がどこかも分からないはず。

 

みんながさくらを見ている。

きょろきょろする人もいる。

親どこよ?と思うのは当然だろう。

 

それでも私はさくらが違う動きをするのを

ひたすら棚の影で待っていた。

 

かなり怪しかったろうな・・・

 

 

何度目かの音楽が止まった時だった。

さくらがきょろきょろした。

 

お!?

 

「おかーしゃーん?

あれ? おかーしゃーん!」

 

 

すごい。さくらが私を探してる。

ほっとけばやっぱり探すんだ。

 

ってさくらったら本屋とは別の方角へダッシュ!

 

そっちじゃないって!さくら!

名前を呼んでももう聞こえないくらい走ってる。

 

急いで後を追いかけて無事捕獲。

一瞬で見失うってのはこれだな。

 

ふいー

 

 

「どーなちゅ! どーなちゅかおう?」

 

へ?

 

さくらを捕まえた横はミスタードーナツであった。

あんたわざとこっちに走ってきた?




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外食。

 

さくらを連れての外食は

義母さんがいないと成り立たない。

 

家族3人で外食しようとも思わない。

それくらいさくらを連れての外食は大変なのだ。

 

でも義母さんは平気。

 

私は小さい頃から「ちゃんとしなさい」と育てられ、

また地域も同じように堅苦しいところだった。

 

でもここ大阪はおおらかだ。

 

何か困れば「ちょっとちょっとにーちゃん!」

と店員を呼びつけて、呼ばれたお兄ちゃんも

「はいはい」と軽くやってくる。

 

ただ、まだ、私にはそれができない。

随分図太くはなったつもりだけど

根っからの大阪人ではないので

あの豪快な大阪のおばちゃんにはなりきれないのだ。

 

テレビで見る大阪のおばちゃんって

濃い人ばっかりを集めてるのかと思ったら

そこらへんに普通にあふれてるからね。

 

あれが標準。

 

で、その大阪のおばちゃんに連れられての外食。

いやー心強い。

 

なんせさくらを任せておいて

私はゆっくりご飯が食べられるから。

 

 

さくらにはお子様チャーハンセット。

 

量が少ないだけで大人用の味付けとまったく同じチャーハンと

揚げたてで手も出せないようなアツアツポテトフライと

おもちゃ。(キティーちゃんのクシとカガミのセット)

 

それからドリンクバー。

 

さくらは最初自分ですぷんを持って食べようとしていたのに

夫がストローを持ってきてしまった。

 

ああああ、それは・・・

 

「え?あかんのか?」

 

「ええやんなー!なんでも触らしてあげなあかんで。

あれダメこれダメいうてたらかわいそうや。」

 

へいへい。

 

さくらはストローがあるとずっとストローなのだ。

もうずっと。延々ストロー。

 

ご飯そっちのけでコップとお茶とストローで遊ぶ。

遊ぶというより研究しているという言葉がぴったり。

 

入れてみる。出してみる。

ストローを曲げてみる。伸ばしてみる。

入れて上を指で押さえて持ち上げる。指を離す。

 

ぐるぐるかき混ぜる。

コップを持ち上げて横から見る。底から見る。

 

自分が低くなって横から見ながらストローを出したり入れたり、

コップを傾けてみたり戻してみたり。

 

もう真剣そのもの。

 

 

「なんやのこの子。研究者にでもなるつもりか。

ほれ、ご飯食べなあかんやん。」

 

と、隣に座った義母さんがせっせとさくらの口にご飯を運ぶ。

 

あかんやんと言いながら、自分で食べさせようとはしていない。

さくらもおばあちゃんの言葉は素通りするらしく

なんだかんだ言われてもほぼ無視。

 

でも口に運ばれてくるご飯は食べる。

 

 

こういうのを見るといつも思うんだけど、

私って自分で食べさせようとさせ過ぎなんだろうか。

 

家ではテレビを消して、おもちゃを片づけて

気になるものをテーブルに置かないようにして

ご飯を食べる体制を整えている。

 

でもそれを毎日続けたからといって

外食で自分で食べられるかと言えばストロー1本でこれだ。

 

だったら家で思う存分ストローで遊ばせて

興味をなくしておけばいいんだろうか。

 

いやいやいや、ご飯以外の時には十分ストローで遊んでる。

さくらは今この状況下でのストローに興味があるんだから

家でどうやったってこうなるはず。

 

ううむ・・

 

 

と観察していたら、義母さんが勝手に

 

「はいもうお腹いっぱいやろ。ごちそうさんやな。

デザート食べるか。デザート!」

 

「でだーと!」

 

と勝手に切り上げて杏仁豆腐を頼んでいた。

 

 

なんてアバウトなんだ。

こういう子育てもありなんだろうな。

 

さくらはどっちがいいんだろう。

 

 

そしてさくらはデザートの杏仁豆腐は自分で食べてたけど

途中から「ばーちゃんが食べさせたるわ」と言われて

食べさせてもらっていた。

 

って、義母さんが食べさせたいだけなのでは!?

 

 

それからみんなが食べ終わるまでに時間があったので

義母さんが「神経衰弱しよう」と言い出して

紙ナプキンに同じ絵柄のカードを2つずつ3組作り始めた。

 

計6枚のそのカードを

「ハートとハート。星と星。チューリップとチューリップ。」

と娘に見せながら絵をひっくり返す。

 

そして「ハートはどれとどれ?」と聞くと

見事に2枚あるハートを選んだではないですかっ!

星もチューリップもちゃんと覚えていた。

 

ほう。2歳ってもうこんなに記憶力があるのか。

 

とそこにいる全員が関心してしまって

義母さんなんか「この子天才やわ!もっかいやって!」

と何度も何度も同じことをさせるもんだから

 

ついにはさくらが飽きちゃって

ちっとも興味を示さなくなってしまった。

 

やらせすぎだって。

 

 

分かった。義母さんは自分のやりたいようにやってるんだ。

先のことは多分考えてない。

 

それもそれでありなんだろうな。

 

と思って見てると

 

「私、今から子育てしたらものすごい天才育てる自信あるわ!

もう体力ないからあかんけどな、完璧な子育てできんで!」

 

と言った。

 

 

すごい!この自信欲しい!




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糸電話を作ってみた。

 

さくらが二つ折りの手鏡やリモコンを持って

やたらと電話ごっこをするので

 

ここはひとつ本当に声が聞こえるものでびっくりさせてやろう!

 

という意気込みの元に製作開始。

 

紙コップ2つとタコ糸とキリを用意。

紙コップの底の真ん中にキリでぶしっと穴を開ける。

そこへタコ糸を通して2つの紙コップを線で結ぶ。

 

あら簡単。

ものの1分で出来上がり。

 

はいはいさくらさん。

 

こっちの紙コップを持ってそこへ立っててくださいよ。

そんでお母さんがこっちに

 

いやいや近づいてきちゃダメだって。

バックバック。

んでコップを耳に当ててみて。

 

いやそうじゃなくて反対。

いやそっちの反対じゃなくて逆。

こうよこう。

 

そうそう。

 

だからこっち来ちゃダメなんだってば。

バックしてほら。

 

いい?耳にあてててよ。

 

ちがうってじっと耳に当てて待ってて。

そうそう。

 

いやだからこっち来ちゃダメだって。

そこに立ってて。

 

 

えーっと、どう言えば通じるかな。

 

 

ここからお母さんの声がするからね。

ここに立って、ここを耳にあてて待っててね。

 

「あい!」

 

お。通じた。

やっぱり分かりやすく具体的に言わないといけないんだな。

同じこと言ってるつもりなんだけど通じてないもんな。

 

よし。じゃぁいくよ。

 

 

もしもーし。きこえますかー?

こんにちはー。おかあさんですよー。

 

「!」 ←びっくりした様子。わーい。大成功。

 

もっかいお話するよー?

 

 

ってこっち来ちゃダメなんだって。

糸をピンっと張らなきゃ声は聞こえないの。

 

いやいやいや途中を持って引っ張っても無理。

糸は持たずにコップを持って。

 

そうそうそれでバックしてお母さんから離れて。

ちがうってほら・・・

 

ここに立って、ここを耳に当てて待っててね。

 

「あい!」

 

一回で分かれよ。

 

 

「もしもーし。さーちゃんですかー?」

 

「!!!!」←いいリアクションだねー

 

次はさくらがお話してみて。

お母さん聞いとくから。

 

いやだからこっち来ちゃダメなんだって。

そこに立ってお話するの。

 

糸は持たないで。

 

んもう

 

 

ここに立って、ここを口に当てて待っててね。

 

「あい!」

 

はいどうぞ

 

「もちもーち!」

 

あはははは。聞こえた聞こえた。

さくらのかわいい声が耳元で聞こえて

くすぐったいやらうれしいやら。

 

 

もう一回お母さんがお話・・・

 

さくらは私ではなく紙コップをガン見。

裏返したり、上に持ち上げたりしていろんな角度から見ている。

 

声を聞くことを楽しもうとするのではなく

糸電話の仕組みが知りたい感じ。

 

 

おーい。もう一回お話しようよ。

 

と言ってももう声を聞くことには興味はなさそう。

 

 

すばらくすると私がもってる紙コップもちょうだいと言うので渡したら

1人で話す方と聞く方をやろうと悪戦苦闘していた。

 

あはははは。そりゃ無理だわ。

糸はピンと張ってないと聞こえないんだよ。

 

ほら、もう一回やってみようよ。

 

とひとつもらおうと思っても

さくらはもう手放さない。

 

「イヤ!」と言うなり糸電話を持って向こうへ行ってしまった。

 

まるで犬がお気に入りのおもちゃを隠すように。

 

 

まぁいいか。とほっといたら

最後には紙コップから糸を引き抜いて

更に紙コップをはさみで切り裂いていた。

 

あーあーもー




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曇ってはいても、暑い暑い大阪の夏。

湿度が高くて空気が体にねっちょりまとわりつく感じ。

 

それでも毎日公園に行くさくら。

 

暑い。暑いよさくら。

なのになぜあなたは平気なのですか。

 

ああ、家を出るんじゃなかった。

 

さくらの「おしょと!こーえ!」という声と共に

玄関ドアをバンバン叩かれるくらい

この暑さに比べたらなんともないじゃないか。

 

雲越しなのにもわもわと蒸し焼きにされそうな太陽を感じ、

ジージーミンミンとうるさいセミの声を聞き

もっちりと肌にへばりつく湿度を感じながら

さくらの後を追う。

 

 

そしてたどり着いた公園には

何かの集まりなのか、お母さんと小っちゃい子がいっぱい。

 

しかも屋根付きベンチの上には大量のお菓子。

それもスナック菓子がいっぱい。

 

親のかな。それとも子供に食べさせるのかなと見ていると

ようやく歩けるような子もバリバリと食べている。

 

子育てにアバウトな私だけども

さくらも2歳を過ぎたけども

あんなお菓子食べさせたことないぞ!

 

夫にだって食べて欲しくないぞ!

私は食べないぞ!

 

そんな私の気などお構いなしにさくらはとことこ近寄ってゆく。

 

 

きゃー!ちょうだいとかって手ぇ出さないでよー!

欲しい?どうぞ。なんつってあげないでよー!

 

という心の叫びが通じたのか

娘はその集団の真ん中を素通り。

 

・・・・

 

それはそれでずうずうしいぞ。

 

 

*これも自閉症っぽいとこですね。

健常児は普通、そこが目的地への最短距離だとしても

知らない団体の真ん中を通ったりしないと思います。

 

 

すみません。と声をかけてから

そのママさん集団から外れて遊んでいると

今度は怪しげなセールスに声をかけられた。

 

なぜ私。あっちの団体に行けよ。

 

 

最初はあーはいはいと話を聞いていたんだけど

さくらが走り去ってもまったく気にもとめないばかりか

後を追う私の行く手をさえぎるように話を続けたので

さすがにカチンときて、きっぱり迷惑だとつっぱねた。

 

あなたの話より娘の安全が優先です!

私とさくらの間に立たないでください!

 

 

 

そんなこんなの帰り道。

 

スーパーに寄ってあれこれ買って

さーマンションの階段を上がってくださいよーとさくらに言うと

 

「だーっこ!」

 

と両手を伸ばされた。

 

いや、あの、お母さん両手ふさがってるんですよ。

さっきいっぱい買い物したからほら。

手をつないで行こうよ。

 

「がーっこー!」←言い出したらきかない

 

 

いや、言い出したらきかないと言っても

「お母さん先に行くよ」とさっさと上がれば

待って~と言いながら追いかけてくるとか

泣いて抱っこ抱っこと叫んでるか

そんなイメージがあるかもしれないけど、

 

さくらはそんななまっちょろい子じゃない。

 

お母さんが離れる=好きに動ける=ラッキー

 

であっという間に道路に飛び出す子だ。

「お母さん先に行くよ」なんて行動を取ろうもんなら

確実にさくらが先に行ってしまう。

 

手を無理やり引っ張ったところで

抱っこしてもらうと決めたさくらは動かない。

 

怒鳴ろうが蹴飛ばそうが(蹴ったことないけど)

さくらには何の効果もない。

 

 

というわけで、無い知恵をしぼる。

 

買い物袋をここに置いといても結果は同じだ。

部屋にさくらをおいとくのは危険すぎる。

一緒に取りに来てもまた抱っこと言うかもしれない。

 

よってこの買い物袋とさくらを

同時に家に持って帰らなければならない。

 

よし!おんぶしよう。

抱っこはできないからおんぶにしよう!

 

「おんぶ いい!」 ←このいいはOKって意味。

 

しっかり持っててよ!

落ちないでよ!がんばってよ!

 

 

夏の汗だくのお昼時、

両手にけっこう重い買い物袋をひとつずつさげ、

背中に11kgの今にも落ちそうなことが楽しくてしょうがなく

うひゃうひゃと笑い声を立てて

その度にずしずし重くなるさくらを引っ付けて

膝に掛かる過度な負担を感じつつ一歩一歩階段を上がる私。

 

ぜはーぜひーぜはー

 

これは、これは、絶対に、何かの、修行だっ!

 

一刻も早く家に入ってエアコンをつけたい。

シャワーを浴びてスッキリしたい。

 

「かぎ!さーちゃんかぎする!かぎかせて!」

 

ええええええ

 

 

絶対届かないよね。

 

「がーっこ!」

 

は、早く開けて。早く。




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寿命間近のセミをおっかなびっくり見ているさくら。

 

「ジジジジジジジジジ!」

 

と大音量で大暴れしたかと思ったら

ピタっと動かなくなる。

 

待っても待ってももう動かない。

 

そ~っと近づく。

 

でも動かない。

 

もうちょっと近づいて、よーく見ようと顔を近づけた瞬間

 

「ジジジジジジジジジ!」

 

さくらは無言でしゅばっと飛びのいて

再び少し離れたところからじーっと見る。

 

というのを繰り返しているさくらを観察している私。

 

 

セミの抜け殻はあんなに怖がったのに

動いてる方は近づいて行こうとするのね。

 

ふっしぎー。

 

 

実はこの日、台風が接近していた。

 

風が適度にふいていて、涼しくて

公園にはほとんど人もいなくていい感じ。

 

ちょっとだけならいいか。

 

と公園に来たんだけど、ひたすらセミ。

 

さくらー。遊具で遊ばなくていいのー?

雨が降ってきたら帰るよー?

 

と声をかけてももちろんさくらには届かない。

 

まぁいいけどね。

 

 

しばらーくさくらのセミの観察に付き合って

そろそろ風も強くなってきたから帰ろうか。

 

という頃になってさくらの遊びスイッチが入った。

 

「あっち!」

 

えええ。今から遊具で遊ぶの!?

帰ろうよ。もうやばいってほら。お空見てごらん。

台風さんがこっち来てるんだよ。怖いよ。

 

「ぶりゃんこ!」

 

聞いちゃいませんね。

 

 

台風が来るぞ~って時の風は方向が定まってなくて

左から強く吹いたかと思えばぴたっとやんで

いきなり右から突風がきたり

下から上に向かって葉っぱを巻き上げたりする。

 

何が飛んでくるか分からないからちょっと怖い。

 

さくらー!帰ろうって。

雨が降ってきたら濡れちゃ・・

 

ポツ

 

 

やべ。

 

 

さくら、雨だって!帰ろう!

 

ポツポツ ポツポツポツポ ポツポツポツポツ

 

ドシャーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 

ゴォォォォォ!←風

 

 

・・・・

 

 

台風の暴風雨の中、公園で遊ぶ親子。

頭おかしいんですか。

 

ねー! 帰ろうよ!

あめあめいっぱい降ってきたよ!

ねー! 濡れちゃうからさ!風邪ひくって!

 

と何度も言ってるのに完全に無視。

しつこく言うと「イヤ!」と短い返事が返ってくる。

 

 

そのうち私もさくらも頭から靴まで

ずぶ濡れのぼとぼとになっちゃったので

 

ここまできたらうるさく言うより

遊びたいだけ遊ばせてやることに。

 

水溜りでジャンプしても笑ってられるし。

 

やれやれどんどんやれ。

 

「おかーしゃん こっちこっちー!」

 

滑り台か!よっしゃ滑ったろ!

 

さくらの後ろからローラーの滑り台をしようとしたら

手が雨で滑ってローラーにお尻がついてしまった。

いつもは靴の裏で滑るのに!

 

もうパンツまでびちょんこ。

 

こうなったら笑うしかない。

 

娘もお尻冷たいだろうなーと見て気がついた。

娘はオムツだ!お尻冷たくないんだ!

 

なんかずるい!

 

 

しかし誰も見ていないってのは遊びやすい。

大声出しても平気。

 

大雨の中ってだけで勝手に笑えてくる。

しかもそれに強風付き。

 

あはははははは

 

 

 

って、危ないって!!

 

 

そうだ。セミの抜け殻を見せよう。

そしたら怖がって帰るって言うかもしれない。←ひどい

 

えーっと、あ。あったあった。

 

さくらー。ほらこれ見て。

セミの抜け殻だよー。

 

こっちおいで。木の下だと濡れないから。

 

ほらこれ。

 

「・・・・・」

 

わし

 

 

えええええええええ!

なんでいきなり触ってるんですか!

 

こないだあんなにあんなに怖がってたのに

いったいなんなの!

 

なんだこれ。とばかりにぽいっと放り投げて

再び雨の中へ戻ってゆく。

 

おーーーい・・・

 

 

それからもしばらーく遊んでから

ようやくさくらも帰る気になってくれて、

一路我が家へと向かい始めたのだが、

 

公園を出ると人通りの多い道になる。

 

なんでこの親子ずぶ濡れなの?

なんで台風来てるってのに傘も持ってないの?

 

と幻聴ではなく本当に幾人にも声をかけられ

その度に

 

「雨なのに遊ぶってきかないんですよぉ~」

「ちょっと帰りに降られちゃいまして~」

「傘持って出るべきでしたね~あはは~」

 

なんて言い訳をしながら歩く。

 

なかなかに恥ずかしい。

 

中には「大丈夫か!自転車貸してやろう!家どこや!」

なんて親切なおじいさんまでいらした。

 

いえいえ家はすぐそこです。

ありがとうございます。

 

借りてもあと困る。

 

 

家に帰ってあったかいシャワーを浴びて

さくらはすぐに寝てしまった。

 

はーやれやれ。

 

 

でもちょっと、いや、なかなか楽しかった♪




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オマルには座るもののおしっこは床に出る。

という毎日を送っていたとき、

 

さくらをお風呂に入れようとすっぽんぽんにしたら

 

「こっちー!こっちー!」

 

とトイレのドアをたたかれた。

 

お風呂の前にトイレに座りたがるという

これもよくあるパターン。

 

でもでない。座ってるだけ。

 

 

トイレでおしっこするの?

 

「あい!」

 

もうオマルでいいじゃん。どうせでないんだしさー。

向こうにあるから好きなだけ座っておいでよ。

あんたのトイレに付き合うの面倒なんだよもー。

 

という言葉をぐぐっと飲み込む。

 

「ちーするーのー!」

 

はいはい。

じゃぁ補助便座をセットしましょうか。

 

リビングに置いてあるオマルのフタ?を

トイレにセッティング。といっても乗せるだけ。

 

じゃぁ座ってくださーい。

ちーでるかなー?

 

「んんー!んんんー! でないねぇ!」

 

そ~っとしてごらん。

そ~っとそ~っと。

 

「あーい!しょ~っとしょ~っと」

 

さくらがトイレに座ると長いのであれこれ用事を済ませる。

もうその場を離れることに罪悪感すらない。

 

一通り用事が終わったので、

そろそろお風呂に入ろうかとトイレの前に戻ると

 

シャーっと出ているおしっこを覗き込んでいるさくらが。

 

「ちっこ でたおー♪」

 

おー。でたねぇ。

すごいすごい。

 

・・・・

 

え?今出た?

今おしっこ出てた?

 

出てたよね?

 

 

実はこの言葉は今までに数回聞いた。

 

さくらをトイレにほっといてあれこれ用事をしている時に

「ちっこでたおー」とトイレから呼ばれたことが何度かある。

でも私が勝手に「出てない」と思い込んでいた。

 

あんたもしかして今までにもトイレでしっこしてた?

よかったねー。とか軽く流してたけど、

やっぱりもっとちゃんと見てるべき?

 

さくらのおしっこは出たとしても量が少ないので

やってる最中に見なければ分からないのだ。

 

いや、でもオマルでは出ないしな。

 

んーー?

 

 

なんて考えているうちにすっかり褒めまくるのを忘れてしまった。

 

もしかしたら人生最初の「トイレでおしっこ」だったかもしれないのに

めちゃめちゃあっさり終わらせてしまったよあらま。

 

でもさくらも嬉しかったのか

お父さんに「ちっこでたー」と報告をしていた。

 

夫もものすごーくあっさり「そうか。よかったなー。」

くらいで終わっていた。

 

このまま自力でがんばれ!




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「こえ!こえ!」

 

え?何?

 

「こえ!ちーする!」

 

さくらが指差しているのは、オマル!

 

座りたいからズボンをオムツを脱がせろってことだ。

 

 

・・・・めんどくさい。

 

 

そのまま座ってもいいよ。

 

「んーん!」

 

力強く否定ですか。

 

 

出もしないんだから脱がなくていいよ。

自力で出せるようになってから始めようよ。

何の意味があるんだよまったくもぅ。

どうせまた床を濡らすだけなんだから。

掃除するのお母さんでしょう。

気が付かなかったら自分のおしっこで遊ぶしさ。

 

なんて娘に向かっては言えないので心でつぶやく

 

まぁ要するに私が面倒なだけなんだけど。

 

 

「こえ!ちーするの!!」

 

あーはいはい。

 

オムツを脱がせてシャツが濡れないように背中で束ねてゴムでくくる。

さぁどぞお座りください。

 

「んー!」

 

「んんー!」

 

「でないねぇ!」

 

いや、あのさぁ。

おしっこは力んだら出ないよ?

もっとこう・・・なんつーか・・・筋肉をゆるめて

 

「んんんー!」

 

おしっこを出そうときばる娘。

 

違う。違うったら。

顔に力入れたっておしっこは出ないよ。

 

 

散々力を入れまくっておしっこが出なくて

ちょっとあきらめて立って歩くと

お決まりのようにシャシャーっと出る。

 

あ。でたでた。

 

出てよかったね。

力をゆるめたから出たんだよ。

 

「でたねぇ♪ よたっかねぇ♪

いーっぱいでたねぇ♪ よかったねぇ♪」

 

・・・・よかったねぇ。

 

しばらく下半身すっぽんぽんでいさせて観察。

 

尿意はあるらしくささっとオマルに座る。

そしてオマタを覗き込んで「んー!」と力む。

 

当然出ない。

 

仕方ないので立つ。

シャシャーっと出る。

 

の繰り返し。

 

「おかーしゃーん しっこ でたおー♪」

 

お、教えてくれてるだけいいのか・・?

 

いや、私としてはオムツを履いていただきたい。

 

さくら、さくらはおしっこトイレでできないよね。

床が濡れちゃうでしょ?

 

「・・・・」

 

だからオムツを履いて欲しいんだけど。

 

「ンヤ!」

 

お尻丸出しカッコ悪いよ。

誰かがこんにちはーって来たらびっくりするよ。

 

ほら、オムツさんも履いて欲しいなーって

 

「さーちゃん!ボクをはいて!」←オムツにしゃべらせる

 

「・・・・」

 

「さーちゃんにはいてほしいな~」

 

「・・・・いいよ」

 

 

いいんかい!

 

 

「やったー!ありがとう!」←喜ぶオムツ

 

 

いや、なんか、絶対方向が違うと思うんだけど、

でも私はもう、オムツを履いといていただきたいと!

 

 

しかし数時間もすると

 

「こえ!さーちゃんちーする!こえ!」

 

とオマルを指さされるのであった。

 

 

以下繰り返し。

 

 

オマル片づけて見えなくしようかな。←どんどん方向が違う




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7月も半ばになり、日中の公園は暑くて命に関わるので

朝早くに行くことが多くなった。

 

それでも暑い。

 

風が吹いてもその風が熱い。日陰でもサウナのよう。

あー気分悪ー

 

そろそろ避暑地(おばあちゃん家)に避難するべきか。

大阪の夏は気温や湿度の数字だけじゃ表せない

内臓に作用する何かがある。

 

はひー

 

でもさくらは砂場でうはうは遊んでいる。

汗びっちょりだけどなんともないんだろうか。

 

私はもう動きたくもないわ。

 

はーやれやれとベンチで休憩していると

いきなりさくらが砂場から立ち上がり、めそめそしはじめた。

 

「おかーしゃん・・・ おかーしゃん・・・ ぐしゅん

おかーしゃん こわい こわい ひーん」

 

へ?

 

固まったまま動かずに何かに怯えている。

 

砂場に何かいるの?

見た感じ何もいないんだけど。

 

え?どした?

 

 

私は目が悪いので近くまで行ってようやく分かった。

 

砂場を囲っているフェンスに

セミの抜け殻がしがみついているのだ。

 

え。これ?

 

さくらはセミの抜け殻に怯えていた。

 

 

うーん、まぁ確かに怖いかもなぁ。

これが何か分からないんだもんね。

 

でも大丈夫だよ。

これはセミの抜け殻。

 

私は平気なのでひょいとつまんで取ってやる。

 

ほら。なんともないでしょ?

この中にセミさんが入ってたんだよ。

背中があいてて中身空っぽでしょ。

 

私の手のひらに乗せて見せてやろうとしても

まだ遠くからびくびくしながらうかがっている。

 

怖くないよ。動かないし。

ほら、触ってごらん。

 

と促しても手は絶対に出さない。

顔もひきつったまま。

 

興味があるようなしぐさもなし。

 

 

ダメですか。

 

でも怖いもんじゃないからね。ここに置いとくよ?

 

とさっきと同じように砂場のフェンスにひっかけて

私は再びベンチに戻る。

 

気になりながらもチラチラ見ることで

大丈夫なものだと分かるかなと思って。

 

 

でもこれがよくなかった。

 

さくらはなるべく抜け殻に近づかないようにして遊んでいたけど

砂場を出ても、ブランコをこいでいても、

滑り台をっ滑っていても、目線は常に抜けがら。

 

こりゃよっぽど怖いんだな。

飛んでくるとでも思ってるんだろうか。

 

私がクシャっとつぶしたら安心するかな。

でも気付いてないだけでそこここの木には

セミの抜け殻がいっぱいあるんだよな。

それに気付いたらどうするだろうか。

 

と様子をうかがっていると

 

「おかーしゃん もう かえろう?」

 

と近寄ってきた。

 

 

あ、もう帰る?

 

「うん。かえる。」

 

 

このまま帰ったら怖いものとしてインプットされる?

いやでも別にセミの抜け殻が怖くても

大阪で暮らしてる分にはそんなに困ることはないか。

 

と考えている間に

さくらは自分からベビーカーに乗り込んでロックまでした。

 

今日は銀行と買い物に行こうと思っていたから

ベビーカーで来ていたのだ。

 

 

じゃぁ帰ろうか。

 

セミの抜け殻さんばいばーい。

 

「・・・・」

 

無言ですか。

 

 

そのままベビーカーでころころと銀行を回って

スーパーで買い物もして

 

帰り道にえらくさくらがおとなしいことに気がついた。

 

 

もしや・・・

 

「すぴー」

 

やっぱし寝てるー!

 

 

コラ!起きろ!家につくまでに起きるんだぞ!

まだお昼寝には早いってば!

 

ベビーカーを嫌がることはなくなったけど

乗せたらすぐ寝るってのどうにかなんないかな。

 

さくらー!

 

 

結局マンションの玄関についてもまったく起きる気配がない。

ゆっさゆっさ揺らしても、名前を呼んでもぐーぐー寝てる。

 

マジですか。

 

我が家のマンションにはエレベーターがない。

 

汗だくでぐでぐでの10kgを抱えて

ベビーカーを背負って買い物袋をさげて3階までゴー!

 

くぅぅぅ!

何の修行なのこれはっ!

 

がんばれ私っ!

 

 

さくらは一度寝てしまうとちょっとやそっとでは起きないので

そのまま乱暴にベッドに放り投げてもいい顔でお休み中。

 

ぜーぜーぜー

 

 

***

 

 

お昼寝から起きたさくらに

 

今日セミの抜け殻あったね。怖かったね。

 

と言ってみると、ぱっと表情が固まったので

これは無理強いしてはいけないやつだな。

と察してそれ以上は言わなかった。

 

ちなみにこの後すぐ触れるようになりました。




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かわいいオマルを買ったのをきっかけに

ことあるごとに

 

ズボンとオムツを脱がせろ!

トイレに座らせろ!

 

とうるさくなったさくら。

 

 

でも自主的にトイレに座りたいだなんて

そんなチャンスを無駄にしてはいけないことくらい分かる。

 

さくらの気持ちも汲んでやらなくては。

 

もしおしっこが出たら盛大に褒めなくては!

 

きっとこれがトイレトレというものなのよ!

 

 

と意気込んではみたものの、

まったくさっぱり出る気配のないおしっこ。

 

それに耐えかねて、補助便座として使っていたオマルの一部を

元のオマルの形にしてリビングに置いて、

さくらをすっぽんぽんにしておくという手法を取ってはみたけど

 

しっこが出るのは床の上ばかり。

 

 

それでもさくらはオマルに機嫌よく座っていたのだが、

それも数日続けると、

しだいにオマルに興味を示さなくなってきた。

 

 

やっと飽きたか。

 

結局初日のまぐれの1回だけで

あとは成功0でしたな。

 

これならもう「ちーする ちーする!」と

ズボンやオムツを取らされることもないかな。

 

そろそろそのすっぽんぽんやめようか。

 

 

はいさくらのオムツ。

 

「んや!」

 

え。いやあのさ。オムツしようよ。

 

ちっちーってする人だけだよ。

しっこしない人はオムツ履くんだよ。

 

「んや!」

 

さくらもうトイレに座らないんでしょ?

だったらこれ履い

 

「んや!」

 

 

えー。どうしよう。

 

 

あ!じゃぁパンツは?パンツ。

ほーら。かわいいハートさんのパンツだよー。

 

(本当はパンツじゃなくてオムツカバーだけど)

 

 

「はーとしゃん!はーとしゃんいい♪」

 

 

ぱっとさくらの目が輝いたので

 

かわいいなー!似合うわー!

さくらハートさんのパンツいいなー!

 

とよいしょよいしょして

ご機嫌でパンツを履いていただく。

 

 

そして当然のことながらすぐにびちょびちょになる。

 

 

あーあ。ハートさん濡れちゃったねぇ。

残念だねぇ。

 

「・・・・」

 

ほら、びちょびちょだね。

ハートさん泣いちゃったね。

 

「・・・・」

 

ハートさん濡れちゃったからオムツにしようか。

 

「・・・・」

 

 

かなり不服そうだったけど

オムツを出しても抵抗はなかった。

 

ほっ

 

 

ここで普通はパンツを買ってきて

本格的なトイレトレに移行するんだろうけど、

 

さくらは

 

トイレに座りたいという欲求が満たされてしまって

もうトイレにあまり興味を示してない。

 

おしっこが出る感覚がまったく分かってない。

 

トイレでおしっこしたいという気持ちもない。

 

という行動分析の結果

 

 

この夏にオムツは取れない!

 

 

ということで、積極的にオムツを履かせることに決定。

本人が行きたいと要求したときだけにしよう。

 

そんなゆる~いトイレトレのはじまりはじまり。

そしてこの旅は長~いものになるのであった。




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早くもさくらのトイレに付き合うのが面倒になってきた。

 

 

 

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これを購入してからというもの、

何かの乗り物だと勘違いしているのか、

やたらとまたぎたがるようになってしまった。

 

いや、初日にいきなりおまるにおしっこをしたので

何をするところなのかは分かってるはず。

 

 

そうだ。さくらは分かってるんだ。

 

だから私がトイレに行くたびに

 

「さーたんも!さーたんも!ちーする!」

 

とひっついてきて、トイレに座らせろとうるさいんだ。

そのまま座らせようとすると、ズボンとオムツを脱がせろと騒ぐ。

 

 

だがしかし。

 

さくらのおしっこは初日のまぐれただ一回だけで

そこからまったくお目見えしていない。

 

出もしないおしっこを待ってるのはだるい。

かなりだるい。

 

さくらの要求するままにズボンやオムツを

脱がせたり履かせたりするのもだるい。

 

だって出ないんだもの。

 

 

でもせっかく本人がトイレを好んでいるのに

それを取り上げてしまうというのも気が引ける。

 

「ちーでないねぇ」とオマタを覗き込んでるさくらを

トイレにほっといてあれこれ用事を済ませてしまうのも

なんだか申し訳ない気もする。

 

しかもさくらはまだ一人ではトイレから降りられないので

ほっとくと落っこちてしまうかもしれない。

 

まだ座ってるんだ!と言い張る娘を

無理矢理トイレから引きはがずのもこれまたどうかと思う。

 

 

でもこのままはイヤだ。

 

そこで考えた。

 

トイレではなくオマルに座ってもらう。

オマルは部屋の中に置く。

 

さくらはいつでも好きな時に好きなだけオマルに座れるように

常に下半身すっぽんぽんでいてもらう。

 

濡れて困る布製のもの(座布団とか)は片づける。

 

最初にオマルでできたんだ。

多分尿意は分かるんじゃないだろうか。

 

 

よし。これで他の用事ができるぞ。

 

 

・・・

 

 

そして数十分後。

 

 

それまでさんざんオマルに座っていたのに

ふと立って移動した瞬間にシャシャーっと床におしっこが。

 

お約束ですね。

 

「でたねー♪」

 

でたねー。よかったねー。

今度はオマルでできたらいいねー。

 

と言いながらしっこを拭く。

 

あ。これもしかして楽かも。

オムツの消費量が減るしさくらもしっこ出たのが良く分かるし。

 

なんて思ったのは最初の1回だけだった。

 

その次もオマルではなく床におしっこ。

しかも私に教えずに床にたまったおしっこに走って行き

シューっと滑っては転んでうひゃうひゃと遊んでいた。

 

なにしてんのーー!!

 

おしっこで遊ばない!

おしっこはここ!オマルでするの!

 

ほらお風呂場行って!シャワーするから!

 

 

前言撤回。全然楽じゃない!

怒ってしまっては意味がないじゃないか!

 

 

そして私はこの日1日でさくらのおしっこを拭くことなぞ

なんとも思わなくなっていた。

 

こんなんならオマルのおしっこ片づけるくらいなんともないわ。

 

こうやって母親って作られて行くのね・・・

 

 

でもそれからもオマルはピカピカ。

 

 

これ、トイレトレーニングになってるんだろうか。

なんか違う気がするんだけど。




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私と娘さくら(2003年生まれ)は
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