布絵本完成!

 

フェルトをフェルトに刺繍をしながら縫い付けて作る

簡単な布おもちゃ。

 

動物の目をボタンホールにして

土台の布に黒いボタンを縫い付けて

 

ボタンをかけると「おはよう」と起きて

ボタンを外すと「おやすみ」と寝ているように見える。

 

というもの。

 

購入した本の型紙通りだと

小物を作ったりめんどくさそうだったので、

勝手にその辺ははしょって動物おんりー。

 

ページ数も半分。手抜き炸裂。

 

(購入した本がどれだったのか、探したけど分からなかった)

 

 

 

まずきりんさんが表紙。

 

それからぱかっとあけるとカエルさんとウサギさん。

 

 

 

 

 

ぱたんと閉じて、最後はネコさん。

 

 

 

 

え!?こんだけ!?とか言わない。

 

ボタンをかけるとおめめぱっちり。

 

 

 

 

さくらはまだ上手にボタンがかけられないので

中途半端になってるカエルさんが眠そうでかわいい。

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

この絵本、取っておいたと思ったんだけど、

息子のボタンの練習にと思って探してもなかった。

 

捨てちゃったのかな・・・残念。

 

 

代わりに息子には電車を連結させるフェルトおもちゃを作った。

全然まったくさっぱり練習してくれなかったけど!




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さくらは歩こうと思えば長い距離を歩ける。

と思う。

 

でもあっちにこっちに寄り道をしたり、

手をつないでも瞬間的に道路に飛び出そうとしたり、

 

「ちょっと待っててね。ここでじっとしといて」

 

などがまったく効かないので

銀行などに行く時はベビーカー必須。

 

私のために。

 

 

はーい。ころころに乗ってくださーい。

銀行に行きますよー。

 

「はーい♪」

 

ベビーカーに乗るにはまずガードを外して

座ってから腰にくるっと回すタイプのシートベルトをする。

 

それを全部自分でしたがるさくら。

 

手を出すと怒る。

 

 

「いいの!じぶんでじぶんで!」

 

うん。わかってるよ。

待ってるからね。上手にできるかな?

 

あーできたねー。上手だねー。 ←あまり感情が入ってないけど一応言う

 

いいですかー?

 

 

「いいよー♪」

 

 

やっとこさ出発。

後はひたすら押す。押して歩く。

 

ころころこ・・・ なんで右にばっかり行くだろう。

ころころこ・・・ あれ?今度は左に

ころころこ・・・ なんか急に重たくなったぞ。

 

車輪に何か挟まりでもしたのかと思って見ると

さくらが足で車輪をシャーっとこすって遊んでいるではないですか。

 

あんたかいっ!

 

足はここ。ここの足を乗せる所においといて。

車輪に足が当たったら危ないよ。

巻き込まれたら痛いするよ。

 

「はーい!」 ←返事はいい

 

ベビーカーも体大きくなっちゃえば万能じゃないな。

普通に座ってても足が車輪まで届いちゃうんだもんな。

そろそろ普通に手を繋いで歩・・・

 

いやいやまだ無理だ。

こんなのと一緒に歩いてたらいつまでたっても目的地に着かない。

ベビーカーが小さくなろうとなんだろうと

乗れるところまでは乗っていただこう!

 

「おかーしゃん!こうえん!」

 

「あしょぶ?あしょぶ?あしょんでいーい?」

 

遊ばないよ。

公園の中を通って行くから歩いてもいいけど遊ばないよ。

 

銀行行くんだからね。

 

「はーい!」 ←返事だけはいい

 

銀行へ行くまでの公園(遊歩道)には遊具がないので

さくらもあまり引っかからずに歩いてくれる。

 

 

 

いや、ちょっ!さくら!どこいくの!

こっちだよ!!

 

戻ってきて!!

 

前言撤回。横道それまくり。

 

 

歩道にベビーカーを置き去りにして

さくらをつかまえに走る。

 

銀行行くんだよ。

帰りに遊ぼうね。最初は銀行だよ。

 

ほら、ベビーカー待ってるよ。

一人でさみしそうだよ。

 

 

と言いながらなんとか歩道に戻ると

 

 

 

落ち葉の観察。

 

 

・・・・

 

 

さくらさん。お母さんね、銀行に行きたいんだわ。

 

ベビーカー乗ってくれませんかね。

 

「イヤ!」

 

ふー・・・

 

 

さくらはベビーカーに乗るのは嫌いじゃない。

自分から乗り込むし、

なんならこれで行くと言うこともあるくらい。

 

ただ、それは自分が決めているのであって

私の都合で乗ってくれることはあんまりない。

 

「銀行では絶対乗ります!」

 

というような意気込みがあれば別だけど

どっちでもいいような場所で

 

そろそろ行くから乗って~

 

なんて声掛けで乗ってくれるようなさくらではない。

 

 

今日も銀行遠いな~




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先日お父さんに許可されて上ってしまった

アスレチックのようなジャングルジム。

 

一度上がったんだもの。

もう我慢なんかしない。

 

 

ダメだって。お父さんがいる時だけ。

ほらあっちの小さい方のジャングルジム行こう。

これは大きいからまた今度ね。

 

さくら!ねぇって!

 

 

・・・

 

 

完全に無視ですね。

 

一度も上がったことがないと

そうかこれは危ないのかもしれない。

とどこかでちょっと思うんだろう。

 

でもそれはもうない。

だってこないだ上がったんだもの。

 

いくら阻止しても聞きゃしない。

 

 

あーあーもー

 

 

手!手でしっかり持っててよ!

 

ほら足元もちゃんと見て!

 

手を振らなくていいから進んで!

 

そーっとよ!

 

なんて叫んでみても

さくらは聞いているのかいないのか

怖がる様子もなくとっとこ進んでゆく。

 

上手なのは分かったからもう下りてくれー

心臓に悪いー

背中がぞわぞわするー

 

私は高いところ(ハシゴ3段でアウト)なんだよー

えーんえーん

 

 

 

 

はいじゃぁ戻ってきて。

 

ほらこっち!戻って!

 

こっちだって!

 

そっちに行かないでぇぇぇ!

 

そこ足踏み外したら落っこちるって!

 

さくらの体より間が広いって!!

 

 

 

手を離すなぁぁぁ!

 

ぎゃぁぁぁぁぁ!

 

 

 

騒がしい私をよそにひょこひょこと歩いてる。

 

これっ しんどいっ 見てるだけでっ

 

ぜーぜー

 

 

 

で、散々あっち行ったりこっち行ったりして

おりるのも上手におりてくるのかと思ったら

 

「おかーしゃんだっこ」

 

「あぶないからね」

 

って!

 

お母さん上には絶対に行けないから!

手が届くところまでおりてきて!

 

と言うと、ひょこひょことおりてきた。

 

なんだやっぱりおりれるんじゃん。

 

 

こないだお父さんがそうやって抱っこでおろしたんだろうな。

 

 

 

あああああ疲れた。私が。はひ

 

 

「っかい!」

 

 

もういいもういいもういい!

アイス買おう!アイス買って帰ろう!な!!

 

 

*さくらは食べ物につられないので

この後何度も上り下りをくりかえしましたとさ。

 

つーかーれーたー




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義母さんとのお買いものからの帰り道。

 

さくらはいつものように車の後部座席でうろちょろして

私に「座っとけぇー!」と背中を引っつかまれていた。

 

(義母さんの車にチャイルドシートはない)

 

ほら、もうすぐ着くから。

帰ったらサンドイッチ食べるんでしょ?

おばーちゃんに買ってもらったパンあるよ。

 

ちゃんと座ってば!

 

さくらは私の手から巧みに逃げ回りながら

運転しているおばーちゃんに話しかけようと身を乗り出す。

 

危ないってほら座っ・・

 

 

と、その瞬間。

道沿いのお店の駐車場あたりから男の子(2歳くらい)が

ものすっごい笑顔で車道に飛び出してきた。

 

 

「コラー!」 ←男の子の母親の声

 

「うわっ!」 ←ばーちゃんの声

 

 

急ブレーキ炸裂。

 

私も義母さんも絶対当たった!と思ったのに

車は間一髪、男の子ギリギリで止まった。

 

これぞ寸止め。

 

人間びっくりしすぎると目が閉じないのね

目、開きっぱなしだったよ。

 

 

どきどきどきどき

 

 

でも男の子は相変わらずの笑顔で走り続けている。

 

対向車にひかれる!

 

と思った瞬間、対向車も急ブレーキ。

 

後ろに連なる車の群れも全部ストップ。

ものすごいブレーキ音。

 

かっこんかっこん

 

 

信号が多く、交通量も多い道なので

みんなそれほどスピードを出してなかったのが幸いしたのか

追突事故にはならなかった。

 

それでもあの飛び出し方はひかれてもおかしくない。

 

男の子の母親は自転車(前の座席に下の子が乗ってた)を持ったまま

「すいません。どうもすいません。」と私達に頭を下げている。

 

違うだろ!

 

謝る前に我が子を捕まえろ!

 

早く!死んでしまうぞ本当に!

 

いったんは母親の方に戻ろうとした男の子は

何が楽しいのか再び道路に戻ってきた。

 

ああ、どうかバイクが来ませんように!

 

頼むから早く捕まえてくれー!

 

 

「うわぁぁぁぁぁん」 ←さくらの泣き声

 

と、ここでやっとさくらの事態に気がついた。

 

急ブレーキと同時にサイドブレーキ目掛けて頭からダイブしていたのだ。

私が背中を捕まえていたから大丈夫だと思ってたのに

しっかり頭をぶつけたらしい。

 

ああ、ごめんごめん。

大丈夫かい?

 

だからちゃんと座ってなさいって言ったのに。 ←余計な一言

 

泣いてるさくらを抱っこしてよしよししながら外を見ると

男の子は通りすがりの人に捕獲されていた。

 

ほっ

よかった。本当によかった。

 

人も自転車もバイクも車も交通量が多い道なのに

事故にならなかったのは幸いだった。

娘もフロントガラスを突き破らずに済んだ。

ぶつけたとこもなんともない。

 

 

子供の手は離しちゃダメって言うけど、

ああいう場合はどうしたらいいんだろう。

 

自転車に下の子が乗ってたらスタンドをしても手を離せないだろうし、

かといって抱っこすると走れないと思う。

 

つかまらないようにと親から走って逃げる子は

身ひとつでも大変なのに

下の子を抱っこしていたらまず捕まえるのは無理だ。

 

体を張って車を止めて、誰かにつかまえてもらうように叫ぶ?

 

いや、その前に自転車に乗せる時にベルトを・・

 

どっちが先?下の子にベルトしてる間に

上の子が走って逃げたのかもしれない。

 

うわぁ、こりゃ大変だ。

 

 

あまりにもさくらと似ていたので

ああいう場合どうすればいいのかシュミレーションしても

これなら大丈夫という解決策は出てこなかった。

 

今回分かったことは

 

さくらが今の状態では下の子なんて絶対無理だということ。

チャイルドシートは必要だということ。

 

うん。

 

 

***

 

 

家に帰ってお昼を食べてる間も

ずっと足がふにゃふにゃして心臓がどきどきしっぱなしだった。

 

もし飛び出したのがトラックの前だったら。

もし対向車線をバイクが走ってたら。

もし義母さんがさくらの呼びかけに答えて一瞬よそ見をしていたら。

 

怖い。子供って簡単に死ぬ。

 

 

そしてその日はいつも以上にしつこくしつこく

 

「車は怖いんだよ。」

「お化けより鬼より車は怖いんだよ。」

「止まってる車もいつ動くか分からないから怖いんだよ。」

「絶対お母さんと一緒じゃなきゃダメだよ。」

「車って怖いー!」

 

と娘を洗脳。

 

外では抱っこか手を繋ぐ。

さくらがすり抜けそうな時は有無を言わせず手首を掴む。

それでも暴れる時は腕を持つ。

 

例外は今までなかったけどこれからも今まで以上に徹底しなくては。

 

それからやっぱり私は車の運転はしないことにしよう。

(生粋のペーパーなのです)

あんな恐ろしいものを動かす勇気はない。

 

 

ああああああ怖かった。




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「おかーしゃん」

 

「おかーしゃん でてきてぇ~」

 

さくらのお昼寝中にトイレで本を読んでいたら

(今はもうしてないけど、この時期なぜかトイレで本を読んでた私)

ドアの外から涙声で呼ばれた。

 

起きたんかい。

ちょっと待っててね。

 

「おかーしゃん でてきてぇ~」

 

はい。お待たせ。

とドアを開けたらそこには涙目になったさくらが立っていた。

 

どしたの。さみしかったの?

なんで泣いてんの?

 

 

「こあいのおった。」

 

「こあいのおったの。」

 

 

・・・・

 

でた。怖いのおった。

 

今日はなんだじーちゃんか?ばーちゃんか?

それともまた別のものか?

 

 

怖いのがおった?

どこに?

 

「こっち。」

 

「べっとにこあいのおったの。」

 

ベッドに怖いのがおったんやな。

どれどれ。

 

おかーさんがないないしてやろう。

 

娘を抱っこしてベッドへ行く。

 

「いないね! もうだいじょっぶ。だいじょっぶ。」

 

本当にいないかどうか確かめてみよう。

外に逃げたかな。

 

「いいの!いいのいいの! いないの!」

 

でも見てみないと分からないでしょ。

怖いのいたらバイバイって言わなきゃ。

 

「いいいいのいいいいいいいの!!」

 

うわ。なんか余計怖がらせてる?

 

 

でもさくらを抱っこしたまま窓を開ける。

当然何もいない。

 

「いないね!いないね!」

 

「ばいばいしたね!」

 

 

ねぇさくら、怖いのってどんなのだった?

 

「・・・・・」

 

ベッドにいたんだよね。

ここ?

 

「・・・・・」

 

 

頑なに何も話さない。

 

こうやって質問したときではなくて、

遊んでる時とかにいきなりあらぬ方向を見つめて

 

「ばーちゃん帰っちゃった」

 

とかは言うんだけど、そういう時は怖いのとは言わない。

お昼寝してたから夢なんだろうか。

でも結構頻繁に言うよな。

ただの怖がり?

 

怖いのってなんだろう?

 

 

 

なんだか分からないけど嫌だな。

 

と思ったので、そのままベッドで遊ぶことにした。

 

ちょうど昼の光が部屋に入ってきていたので、

ベッドの横の壁に鏡で光を反射させて

 

ほらきれいでしょう?

これで怖いのもうこないよ。

 

と光をゆらして。

 

さくらは何ごともなかったかのように

うきゃうきゃと楽しそうにしていた。

 

 

何か知らないけどさくらを怖がらせるな!




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ここ数日ちょっと体調不良。

私が。

 

いったん始まると何が原因なのかなかなか落ち着かない私の胃腸。

 

食べたり飲んだりしたものはほとんど身になる時間もなく

さらりんと通り抜けてゆく。

たまに逆走。

 

そしてそれにめまいがプラスされ、

起きて動くこともままならなくなってしまう。

 

ああつらい。

 

こんなに天候がいいのに

暑くも寒くもなくて公園日和なのに

さくらを外へ連れて行ってやれない。

 

「おしょと~ おしょといく~」

 

「おか~しゃん おきて~」

 

と悲しげな声で言われるとなおつらい。

 

 

 

そんな日曜日。珍しく夫が休み。

予定もないらしい。

 

なぁなぁ、最近公園に連れてってやってないからさ。

ちょっとさくらを連れて散歩にでも行ってきてくんないかな。

 

「んー?ええよ。」

 

「よっしゃ!お父さんと公園行こうか!」

 

「いくー!」

 

という会話の後、何事もなかったかのようにTVを見続ける夫。

 

 

怒ってはいけない。夫に悪気はない。

公園には行くけどそれは夫にとって今じゃないだけだ。

 

でもあまり待っているとさくらが眠くなってしまうので

やんわりと「今!」を伝える。

 

それから3回くらい同じ会話をして。

更に1時間後にようやくどっこいせと着替えを始める。

 

自分の用事以外はまぁだいたいこんなもんです。

 

 

今日は休みで人が多いと思うから目を離さないで。

公園の外に出ることもあるから。

知らない人についていくこともあるし。

 

「んー」

 

大丈夫かいな・・・

 

でもまぁ、いってらっさい。

 

 

 

ちくたく1時間半後(早いな)

 

 

「おっかーしゃーん!」

 

という元気なさくらの声がマンションの廊下から聞こえてきた。

 

ほっ 生きて戻ってきたか。

 

おかえりー。

 

とドアを開けたら我が家のドアをすっかり行き過ぎてたさくらが

反対側から走ってきた。

 

まさか我が家をまだ覚えてないとか・・?

 

楽しかったかい?

 

「あー。疲れた。元気やなーほんまに。

ジャングルジムとうんていが一緒になったようなやつあるやろ?

あれもう大丈夫やねんなさくら。」

 

と夫の第一声。

 

へ?

 

それって結構高い位置にあるうねうねしてる

アスレチックみたいなジャングルジム?

 

足踏み外したら前歯とか折れそうなあれ?

進めないーってなっても大人は助けに行けないあれ?

 

「そうそう。でも上手に行きよんでー

もっと大きい男の子なんか途中で泣いてんのにさ。

なぁさくら。上手にすいすい行ったもんなー」

 

あ、あんたあれにさくらを上らせたんですか!

あんただって手が届かないでしょうに!

途中で固まったらどーすんの!

あなたの体の大きさだと絶対に入れないよね!

足滑らせたらどーすんの!

 

「あー。1回足滑らせたぞ。」

 

ひぃぃぃぃ

 

「でも手でしっかり握ってたから大丈夫やったぞ。

手は届かへんけど落ちたら受け止めるし。

一応下で手を広げて見てたから。」

 

・・・・

 

そうか。

 

ずっとずっと上りたがってたあれにとうとう上ったのか。

しかも上手にできたのか。

 

 

でも、でも、でも、

 

私と2人の時はやっぱり無理だー。

 

お父さんと一緒の時限定ね。

だってさくらが落ちてきても受け止められる自信がないし、

それに下から見てるのも心臓に悪すぎるわ。

 

でも、まぁ、よかった。のか?




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まず最初に断っておく。

私は宮参りだの、お食い初めだの、七五三だのに

まったく一切さっぱり本気で興味がない。

 

なぜこれだけ興味がないのか分からないけど

ちっとも心が動かない。

 

かといって嫌悪しているわけではなく、

七五三の着物を着た子を見るとかわいいな~とも思うし、

誰かがしてくれるならニコニコ参加するであろう。

 

という程度だ。

 

要するにめんどくさいのね。

 

 

でも我が家の第一子でもあり、

義両親の初孫でもある娘に何もしないなど許されるわけもなく、

 

宮参りやお食い初めは

「ちゃんとしてあげ!!」と義母さんにお尻をたたかれて

やっと形だけは済ませたといった感じだった。

 

そして時は過ぎて七五三。

 

 

娘はすっかり自我が芽生え、

イヤなことは絶対にイヤだし、

おだてや交換条件に乗るような子でもない。

 

説明もせず知らないところに連れて行けば

それだけで「イヤ!」連発だろう。

 

写真だってこっち見て~で目線がこっちにこないし、

だいたいかわいいものにそれほど心も動いてないし、

お姫様や着物にあこがれもない。

 

する前から前途多難だ。

 

 

 

日頃の娘を見ていて、スタジオアリス系は無理と判断し、

自分で簡単に着付けができる七五三用の着物をネットで物色。

 

「七五三 女の子 着物 簡単」

 

なるべく安くて~

なるべくなるべく安くて~

全部セットになっていて~

ものすごく簡単に着せられるもので~

 

とネットで探していてぱっと見つけたところで

深く考えもせずぺっと注文ボタンを押した。

 

世の中便利になったもんだ。

いやはやまったく。

 

 

それが届いた。

 

ものすんごく適当に選んだ割にはかわいい。

ものすんごく安物の割りには色も落ち着いている。

 

着てみる~?

 

「きう~♪」

 

肌襦袢から何から全てセットになっているそれは

袖を通して紐を結んでぷっちんボタンを留めれば出来上がり。

 

ありがたい作りだ。

ほんと助かる。

 

 

おおお!かわいいじゃん!

ほらちょっと草履も履いてみてよ。

 

んでこの巾着袋持って。

髪飾りもつけてみる?

 

いいね~いいね~かわいいねぇ~

 

 

「か~わいい~♪」

 

 

すっごく乗り気で着るさくらに

これなら写真撮影も大丈夫か?

 

と思いながら裾上げのしつけをしていたら

 

「とって」

 

といきなり脱ぐ宣言。

 

え。え。脱いじゃうの?

もう脱いじゃうの?

 

「ぬぐの」

 

ちょっとだけ待って。ちょっとだけ丈が長いのよ。

これを折って腰で・・

 

「ぬぐの!」

 

「キィィィィ!」

 

ストップストップ!やぶれるって!

わかった脱ごう脱ごう今すぐ脱ごう!

 

はいはいはい。

 

 

 

ふー

 

 

着物着用時間5分。

まだ無理なのかな。

来年の方がいいのかな。

 

かわいかったのになぁ~

 

でも七五三するって決めたんだからこれ着てお参りには行くんだぞ。

と今の娘の身長にあわせて裾上げをする。

 

着物の裾上げは腰辺りでするので裁縫が下手っぴな私がしても

でんち(コート)で隠れるから安心なのだ。

 

その情報もすべてネット。

ネットってすばらしい!

 

 

さぁ明日からこれを着る練習をしよう。

5分を6分にするんだ。

 

そしてなんとか午前中だけでも着続けられるように!

 

 

 

***

 

 

着物の袖や裾に白い糸がきれいに縫い付けられていて

これって切るもんなの?

それともこのままつけとくもんなの?

 

とさっぱり分からなかったので購入した店に聞いたら

 

「しつけなので取ってください」

 

と言われた。

 

多分ものすんごく基本的な事なんだろうなこれって。

 

ははは




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今日もお散歩に行こう!

 

と思ったけど

私はさくらに何を着せて行くか迷っていた。

 

家の中はぽかぽかなので半袖で十分なんだけど

日陰で風が吹いたら寒いかもしれない。

 

でも長袖だと走り回ったときに暑いかもしれない。

 

 

さくらは自分から暑いだの寒いだのをあまり言わないので

こっちで調節してやる必要があるんだけど

私とは体感も違うだろうから難しい。

 

ううむ

 

今日は多分暑いから半袖を着よう。

でも寒くなったら困るから上着も着よう。

 

ってこれじゃぁ長袖1枚着るより暑いか。

 

えーっとじゃぁ

上着を脱いで腰に回してみる?

 

そしたら寒くなったら着れるし。

 

 

「こしに?」

 

そうそう。くるっとすんの。

はいお手手あげてー。

 

と言っても一歩引いて上着を見つめる。

もちろん手なんかあげない。

 

「くうってしゅんの?くうって?

おかーしゃんくうってしゅんの?」

 

そうだよ。腰にくるってするの。

 

「ねぇおかーしゃん くうって くうってしゅんの?」

 

・・・・

 

くるっとって言葉がダメだった?

何が分からないんだろう?

 

「くうって? くうってしゅんの?」

 

そうだよ。くるってするの。

 

「くうってしゅんの?」

 

そうだよ。

 

「ねぇ おかーちゃん くうってしゅんの?」

 

そうだよ。

 

 

はいリピート機能発動。

そして今日は吃音はまったく出ていない。

 

上着をくるっとするという未知のことに

全神経が集中したからか。

 

 

「くうってしゅんの?」

 

そう。くるっと回すの。

 

「ん? くうってしゅんの?」

 

そうだよ。くるっとね。

腰にくるっと回すの。

 

「くうってしゅんの?」

 

 

ああもうめんどくさい。

 

ほらじっとしてて。

こうやってくるっと腰に上着を回すんだよ。

 

「ヤ!」

 

ズサっと遠のくさくら。

 

 

いや別に怖いことじゃないよ。

この上着を、こうやって、腰に回すの。

 

ほら。お母さん見て。こうやるんだよ。

さくらの上着小さいからうまくくくれないけど。

今は暑いから着ないでこうやって腰にくるっとしとくの。

 

「・・・・」

 

ええいもう!上着は私がもって歩けばいいんだな。

よしそうしよう。

 

はいはい公園に行こうか。

 

 

「くうってしゅんの?」

 

・・・・

 

ダメだ。腰にまわすのが嫌だとかそういうことじゃないんだな。

くるっとまわすというのがどういうものなのか

もうそれを知らなければならなくなっている。

 

でもこれ以上くわしく教えられない。

私がして見せてもダメだし

無理矢理さくらにしようとしても逃げるし。

 

いったいどうしろと。

 

 

「くうってしゅんの?」

 

うんそうだよ。さくらにくるってしていい?

 

「ん?」

 

さくらにくるってしていい?

 

「ん?」

 

さくらにくるってしていい?

 

「ん?」

 

 

壊れたレコードか!!

 

 

 

くるってして公園行こうか。

ほらこっちおいで。

 

いーい?見ててよ。

 

この上着をさくらの腰にひっつけて、袖を前に持ってくるの。

それからお腹の前で袖をくくるんだよ。

 

「・・・・」

 

ほらできた。

か~わいいねぇ~ ←さくらをその気にさせる言葉

 

「かわいー?」

 

「おねーしゃんみたい?」 ←となりのトトロのメイちゃんのセリフ

 

うん。おねーさんみたいよ。

いいねぇ。

 

「いいねぇ♪」

 

まだ足が短いからかなり邪魔だろうに

一度腰にひっつけられるとそのあとは文句も言わずに

上着をくるっとしたまま歩いてくれた。

 

でもこの日は暑くて上着の出番なし。

 

 

 

***

 

 

 

これ多分「くるっと回す」という言葉では

まったく具体的なイメージができなかったんだろうと思う。

 

私がしているのを見ても自分に当てはめられないので

くるっと回すとはどういうことなんだ!?

と頭がフル回転していたんだろう。

 

・上着を腰にひっつけて袖を前に持ってくる。

・それからお腹の前で袖をくくる。

 

という具体的な言葉でさくらはこれを受け入れた。

 

あと、自分からはうまく見えない腰に

何かをあてるということに抵抗があったのかもしれない。

 

何にせよさくらに納得してもらうには「具体的」が一番。




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隣のスーパーへお買い物。

 

マンションのすぐ横がスーパーなので

よく利用させてもらっているこのお店。

 

さくらも勝手知ったるお店なので

私もちょっと油断してしまった。

 

入り口でお財布を忘れてないか確認するのに

さくらの手を一瞬離してしまったのだ。

 

「おかーしゃーん! おっか~しゃぁ~ん!」

どこでしゅかー? おっかーしゃーん!」

 

さくらはすぐに離れていくことはなく

その場にいてはしゃいでる。

 

手が離れたことで冗談を言ってるらしい。

 

はーい。こっちよー。

お手手繋いで行きましょう~。

 

「キャー!」

 

あ。今のは遊びの一環だったのか。

火をつけてしまった。

 

よーいドン!と言われたかのごとく

ダッシュで店の中に駆け込んでゆく。

 

 

なんで?どうして?

 

あんなにお店の中では走らないって

お母さんと手をつないで歩くんだよって

 

ずっとずっとずっとずーーーっと教えてきたよね。

なんで物理的に手を離しただけでそうなるの?

何も分かってなかったってことなの!?

 

 

スーパーでさくらの手を離すととんでもない事になる。

 

陳列棚の向こうからチラチラとこっちを伺いつつ

私に捕まらないように逆方向へ走ってゆく。

 

奇声を上げながら。

人様のお尻やカートに激突しながら。

置いてあるダンボールに引っかかりながら。

 

ひとり勝手に鬼ごっこ状態。

 

 

これを追いかけると余計にはしゃぐし、

ちょこまかするのでなかなか捕まえることができない。

 

大きな声で怒鳴っても、怒っても

さくらにはなんの効果もない。

 

天真爛漫な大きな子犬を追いかけてる感じ。

 

 

誰かあれを捕獲してください。

 

 

でもテンションを上げまくった後に捕まえると暴れるし

それでもぎゅぅっと抱っこすれば泣き叫ぶ。

 

さぁどうしよう。

むむむむ

 

お母さん帰るよ~は効かないし、

本当に店の外に出てもさくらは追いかけてこない。

 

ラッキー!とばかりに好き放題するに決まってる。

 

ヤクルト勝手に開けて飲んだり、

ブドウを一粒もいで食べたりするかもしれない。

 

 

ほら今また人にぶつかった。

おばあちゃんなんかにぶつかったら怪我させてしまう。

 

止まれ!止まるんださくら!!

 

早く考えるんだ!!

 

 

今さくらは私と鬼ごっこをしてる設定だ。

 

ということは私がそれに乗らなければいいのかな。

 

よし。とりあえず無視。

 

 

「おっかーしゃーん!」

 

「こっちよー!」

 

「あははははははは!」

 

ダメだ。全然通じてない。

でもまだ私のことを気にしてるしこっちも見てる。

 

じゃぁ、えーっと。

 

 

あ!これなんだろう!かわいいのがある!

うわぁ~。キラキラしてる~。

すっごくきれ~い♪

 

さくら見て~?お星さまみたいよ~?

 

「えー?」

 

さくら、ちょこまかやってきて覗き込む。

案外ちょろいな。

 

はい捕獲。

 

 

*ちなみに私が見ていたのはドレッシング

 

 

そしてがっしり手首をつかんだら

あれやこれで気を引きながらなんとか買い物を済ませ、

 

それでも買えるのは数点のみ。

買うものも決めずに歩きながら考えるなんて

絶対にできない。

 

最後にレジ通過。

 

お金を払う時は抱っこするか

片手でお札を出して払って

おつりはお店の人に入れてもらったり。

 

さらに買うものが数点なので

レジの人が袋に入れてくれることも多い。

 

ありがたやありがたや。

 

 

はぁ。もっとゆっくり買い物したいな。




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いつものように遊歩道で散歩をしていると

いつものように近所のじーちゃんが出てきた。

 

このあたりのばーちゃんは群れて楽しそうに歩いているけど

なぜかじーちゃんは単体でふわふわしている。

 

そして私のような暇そうな人を見つけては

いろいろいろいろ話しかけてくるのだ。

 

ひとりではなく数人。

でもだいたい個別。

 

厄年がどれだけ危険か説教してくるじーちゃんや

孫やお嫁さんの愚痴を言うじーちゃんや

息子がどれだけ立派か語るじーちゃんもいた。

 

さくらが人見知りをしないので

麻袋をかぶせられて連れて行かれるから気を付けや!

と注意してくれたのもその中のじーちゃんだった。

 

 

しかし今日は珍しくじーちゃんが3人。

ベンチに座ってお互い話をしていた。

 

今日はお互いの散歩の時間が合ったのかしらん。

 

と思いながら近くて遊んでいると。

さくらはお菓子だのヤクルトだのをもらおうと

たったかと走りよって行く。

 

(いつも何かしらもらう)

 

「ちゃー!」←こんにちはーかな?

 

 

「おー。いつも元気やなー!」

 

「なんや!今日はまた髪くくってんのか!」

 

「赤い靴なんか履かせてもろてからに。」

 

 

そーなんですよー前髪は伸びないのに後ろばっかり伸びてー。

青い靴も持ってるんですけどこれが気に入ってるみたいでー。

 

などと適当に返事をしていると

 

 

「あかんで。ええかげん男の子の格好させな。」

 

「ほんまや。ちんちん切ってまうぞ。」

 

「もう大きくなってんからな。」

 

 

と言われた。

 

・・・・

 

ちょっと待てこら。

 

 

あの、うちの子、女の子ですよ?

 

 

「はははー。そうかそうか。女の子かー。」

 

「今はまだええけどな、そんなん言うたったらあかんで。」

 

いやだから本当に女の子なんですよ。

女の子なんですってば。

 

さくらって名前なんです。

女の子なんですよほんとに。

 

「ええ!? 女の子ぉ?」

 

「ほんならもう一人男の子おっやたろ。」

 

「ちゃうちゃう。男の子やって聞いたぞ。」

 

だーれーにーじゃー!

 

 

さくらは一人っ子なので男の子はいないです。

この子だけです。

生まれた時から女の子です。

 

女の子ですってば女の子。

 

わーたーしーなんですよ。

 

本当に!

 

 

「ほーぅ・・・」

 

・・・・

 

女の子ですよー!!

 

 

確かにさくらは男の子っぽかった。

私も男の子っぽい服を着せてた。

 

よく男の子に間違えられてもいたし

いちいち訂正しなかったのも事実だ。

 

でもあんなに頻繁に会っていて話もしてるのに

今の今まで男の子と思われていたとは。

 

そらおかしいお母さんに思えただろう。

髪は伸ばすわ三つ編みするわかわいいゴムでくくるわ、

時々赤だのピンクだの女の子の服着せるわ。

 

よっぽど女の子が欲しかったんやなー。

 

とか思われてたんだろうな。

 

あと、私は「さくらー!」と呼ぶのではなく

「さくー!」と省略していたので

それも勘違いの要因だろうか。

 

さくがつく男の子の名前・・・

 

さくや。さくた。さくじろう。さくのすけ・・・

 

さくや。さくやがいいな。さくや~♪

 

 

じゃなくて、さくらです。女の子です。




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あおいです
私と娘さくら(2003年生まれ)は
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