おやつにクッキーを焼いて出すと

 

「きいおしゃんと くろしゃんと なかよし~」

 

「ちゅってひっちゅくお」

 

「きゃー はなれちゃったー」

 

「こっちにきておー」

 

「いいよーいっしょにあそぼー」

 

「わーい!」

 

とか言いながらクッキーをしゃべらせて遊んでる。

 

お皿の横にヒヨコがいるのは

さくらが連れてきたもの。

 

おやつだよーとか、ご飯だよーと呼ぶと

何かしら連れてきて横に置く。

 

 

でさぁ、食べてくんないかな。

ひとくちかじっただけで終わりですか。

おいしくなかった?

 

 

「いやだいやだー たべられたくないおー」

 

「しょーだしょーだー」

 

 

えええええ

 

 

ち、ちがうよー。

ぼくはさーちゃんに食べて欲しいんだよー。

せっかくおいしく焼けたのにー。

 

と私も声色を使って言ってみる

 

と。

 

これがさくらに大ヒット。

 

「おかーしゃんは こっちのクッキーもつんよ!」

 

は?

 

あ!ほらひよこさんもおいしいって。

ピヨピヨ おいしーなー!

 

「いいよ。ひよこさんたべていいよ」

 

「はい。おかーしゃんは こっちのクッキーもつんよ!」

 

ちっ 忘れなかったか。

 

 

なんでクッキー持って遊ばなきゃいけないの。

おやつの時間はおやつ食べようよ。

 

はい、いただきます。

 

「だめなの!くっきーさんあしょぶの!!」

 

 

・・・だるい。

 

 

 

白状しよう。

私は小さい頃からままごとが苦手だ。

 

一人で遊びながら想像の世界で遊ぶのは好きだったけど

誰かとお人形を動かしながら遊ぶあのスタイルが苦手。

 

一言二言ならできるけど、

ストーリーを展開されるとついていけない。

 

 

さっさと食べてごちそうさまして片づけたいんですけど!

 

 

「きいおしゃん こんにちはー」

 

「くおしゃん こんにちはー」

 

「あ!あっちにみうくがあるよ!」

 

「じゃっぽーん!」

 

 

わぁ!食べれなくなるってもーー!

お口入れて!もぐもぐするの!

 

食べ物で遊びません。

遊ぶなら片づけます。

 

で通したら、さくらは・・・

 

 

 

餓死する気がする。

 

まだまだ栄養補給はフォローアップミルクに頼ってる状態。

ちゃんとご飯が食べられる日はくるんだろうか。




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買い物に行くけど一緒に行く?

とさくらを誘ったら

 

「かいもの ぢゃないお。」

「おしゃんぽ いくんだお。」

「おしゃんぽ いくの。」

 

とキッパリ言われたので

スーパーより遠い遊歩道にわざわざ出向く。

 

帰りに買い物させてよ!

 

 

天気はいいけど風が強くて冷たい。

寒い。ああ寒い。

 

 

「おかーしゃん あれはなに?」

 

 

 

 

えーっと、鉄塔だよ。

 

電気さんの道をささえてるんだよ。

線がいっぱいあるでしょう。

あそこを電気さんが通ってるんだよ。

 

「てっとう? でんきしゃん あういてうの?」

 

「しぇんしぇん いっぱいねぇ」

 

「ぎゅってもってあげてるねぇ」

 

そう。電気の道が落ちてきたら危ないから。

 

「なんで?」

 

ビリビリってなるからだよ。

 

「てっとうさんは びりびりってならないの?」

 

な・・らないんじゃないかな。多分。

 

「どうやってもってるの?」

 

え・・

 

「なんでしゃんかくなの?」

 

あ!それは分かるぞ。あれはトラス構造と言ってだな

 

 

「あ!これはなに!?」

 

 

 

聞けよせっかく答えられるものだったのに

 

 

えーっとこれは、木の実かな。

何かの実だね。

 

「ん?」

 

何かの実。

 

「なにかのみ? なにかのに?」

 

「のみ?」

 

いやノミじゃなくて。

なにかのみ。

 

「なっにかのみっ♪ なっにかのにっ♪」

 

「なっにかんにっ♪ なんかんにっ♪」

 

歌いながら全然違う言葉になってゆく。

この寒いのにさくらは終始ご機嫌。

 

なぜか!

 

それはさくらの好きなようにさせてるから!

 

 

 

そして今日も小枝拾い。

せっせと拾い集めては持ち歩く。

 

危ないから持つなと言ってもダメなので

持っててもいいから走るなと言い聞かせてみる。

 

転んだときが怖い。

 

 

この「言っても聞かないから」というのを聞くと

言い聞かせるのは親の役目でしょう!

約束守れないなら帰りますくらいしないと!

 

と言う人がいるんだけど、

それ、聞いてくれる子しか知らないから言えるんだと思う。

 

さくらが枝を拾うより早くダメ!と手を出す。

するとぱっと走って違う枝を拾おうとする。

それを阻止するには体を持つ必要がある。

 

手首を持ったり抱っこしたりして制しても

本気で暴れられるとそうそう長い時間抱えられない。

 

言うこと聞かないなら帰りますと言っても

車の通る道を暴れる我が子を抱えて歩くのは

かなりの危険があるので

(一瞬でも手が滑ると次の瞬間車道に飛び出す)

 

そうなってしまうと公園自体に来れなくなる。

 

 

そうやって力や圧力でさくらを支配しようとすると

私を敵とみなして今まで聞いていたことも

一切受け付けなくなってしまう。

 

 

言い聞かせなんか通じない。

 

理由を説明して枝は危ないから拾わないでと言っても

 

「さーちゃん拾うの。あぶなくないの。」

 

と言われて話し合いはずっと平行線だ。

 

それなら公園に行かないという選択をするなら

さくらは家から一歩も出られなくなってしまう。

 

どんな場所でも親の一方的な要求は決して通らないから。

 

 

さくらはそんな子。

 

 

だから、さくらのしたいことと、私の考えを

うまくすり合わせていく必要がある。

 

そんなことは見ただけでは分からないので

今日もやっぱり

 

「枝なんか拾って。危ないよ!」

 

と声をかけられる。

 

 

そんな時は「ありがとうございます」と言ってから

「ほらさくら。お母さんにちょうだい」

とか話しかけてその場をしのぐ。

 

絶対くれないけど。

 

 

「おかーしゃん。これはなに?」

 

え?枝だよ。

 

「えだ?」

 

そう。

 

 

え?今?




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義母さんと一緒に

少し大きいスーパーへ買い物に行った。

 

いつものようにカートは断固拒否し、

私に手首をぎゅーぎゅー持たれてイヤイヤを言って

抱っこでも暴れて大騒ぎしているときに

 

活魚コーナーに差し掛かった。

 

 

そこでおばあちゃんが

びっちんばっちん跳ねているシャコを見つけて

 

「さーちゃん!ほら見て!エビさんやで!」

 

シャコだっつーの

 

「こっちおいでほら。さーちゃん見て!」

 

と呼ぶのでさくらを床に下したのだが

表情をこわばらせておばあちゃんに近づこうとしなかった。

 

走って行くこともない。

 

 

あれ?

 

 

「ほらさーちゃん見てって!エビさん!」

 

 

そんなさくらの様子に気付いてないのか

とにかくシャコを近くで見せたいのか

 

なんとその発泡スチロールの箱をさくらの目の前に持ってきてしまった。

 

さくらはあきらかに固まっている。

恐怖感のある顔で体も手もまったく動いてない。

 

 

これ、やばいのでは

 

 

でもおばあちゃんはシャコしか見ておらず

まったくリアクションのないさくらに

 

「ほれほれ!エビさんやで!」とどんどん近づけ

 

 

1匹がピチンと跳ねたその時

 

 

「ギャァァァァァァァァァァ!!!!」

 

 

さくらは目をカッ!と見開いたまま

両手を耳まで持ち上げて頭を小刻みに振りながら

とてつもない悲鳴を張り上げて

どこかよその世界へ行ってしまった。

 

一瞬にしてその場の空気が固まる。

周りの人の動きも声もぴたっと止まって一斉に視線を浴びる。

 

うわあ

 

抱っこしようにもさくらの体が棒のように硬直していて

持ち上げることができない。

 

さくら!大丈夫だから!

 

 

おばあちゃんも大慌てでシャコを戻して

さくらの顔を両手で挟んで

 

「ごめんごめん!大丈夫!もうないよ!」

 

と揺すったらすぐにもとに戻った。

 

 

あああああ、こっちが怖かった。

さくらってパニックになったらあんなになるんだ。

 

じゃぁ、今までのギャーは意思がまだあったってことかい?

 

 

教訓:固まった時は無理強いしない。

 

 

 

そしてこの後はえらくおとなしく抱っこされていたけど、

言うことをきかせたい時に

「ほらシャコがくるよ~」は言わないことにした。

 

鬼を怖がるみたいに鮮魚コーナーに近づけなくなったら

どんどん買い物がしにくくなるもの。

 

*ちなみに現在のさくらはエビもシャコも大好物です。




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以前作ったフェルトの絵本。

 

カエルやウサギの目がボタンになっていて

起こしたり寝かしたりしながらボタンの練習ができるもの。

 

作った時はあんまり興味を示してくれなかったのに

なぜか今日突然「じぶんで!」が始まった。

 

ボタンに挑戦か?

 

 

でも最初から上手に出来るわけがない。

 

取りたいのに取れない。

はめたいのにはめられない。

 

口も手も出さずに見ていると

さくらがだんだん「ムキー!」となってくる様子がおもしろい。

 

 

「ああああああー!」

 

「はーめれないっ! はぁーめれないって ぶぁあ!」

 

「おかーしゃん ちゅけえって!」

 

「ちゅけえってよう!」 ←要求の代名詞

 

 

助けを求めて来たけど

ここで手を出すと烈火のごとく怒られる。

 

この場合の正しい対応は

 

「近くに行ってよく見てアドバイスだけする」だけ。

 

 

そして気をつけなければならないのが

 

できなくてくやしいねぇ。

できるようになりたいねぇ。

 

なんてことは決して言ってはいけないのだ。

火に油を注ぐことになるから。

 

 

心穏やかにすることだけを淡々と伝える。

 

 

片手で布を持って引っ張ってごらん。

 

こんにちはーってしてるボタンを引っ張るんだよ。

 

そうそう。

 

上手ねー。

 

 

まったく出来てはいないけど一応ほめる。

ほめながらそぉ~っと手を出して少し助ける。

 

こうすると怒らない。

 

 

扱いは「少々警戒心のある野良猫」で。




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「みて おかーしゃん!」

 

「とんぼしゃんだお!」

 

と嬉しげに見せてくれたトンボさん。

 

ってどっちが頭なんですか?

前後にしっぽがあるようですが。

 

と、家の中ではいたって落ち着いているさくら。

 

会話もできるし、目線も合うし、

作ったものを見せてくれたり、一緒に遊ぶこともできる。

 

 

しかし、だがしかし!

 

 

一歩外に出るとその様子が一変する。

 

前から他の子と少し違うなとは感じていたけど

最近それに拍車がかかってきた気がする。

 

まず自己主張がすばらしい。

自分の信念を何としてでも貫く努力をおしまない。

 

私が世界の中心よ。おほほほほ

 

てな具合だ。

 

 

そして手を繋ぐことを拒否する。

命に関わる駐車場ですら力いっぱい手首を握っていないと

今にも振りほどかれそうな勢いで抵抗する。

 

「じぶんで! じぶんでいくの!」

 

「じぶんで ありゅくの!」

 

車が来て危ないんです!

駐車場ではお手手を繋ぐんです!

 

 

 

マンションの廊下から駐車場入り口が見えるほど

本当に真隣のスーパーなのに

スーパーの入り口にたどりつく頃には私の握力は限界になる。

 

釣ったばかりでビチビチ跳ねまくっている

重さ12kgの魚を片手で運んでるようなもんだ。

 

それも「はーなーしーてー!」と絶叫する魚。

 

 

腕が痺れてくると抱っこに変更。

でも「抱っこしにくい体勢」というのをさくらは心得ている。

 

体をピン!と伸ばして手も足も私からなるべく離すのだ。

そして暴れる。

 

 

これは腕の感覚がなくなるだけでなく

内臓にまでこたえるほど過酷な抱っこだ。

骨まできしんでくる。

 

側にいてくれないとお母さん寂しいよ。とか

1人で行くと怖いよ。とか

抱っこか手を繋ぐかだよ。とか

色々話しかけてはみるんだけど聞いちゃいない。

 

 

そして筋肉に限界がきた私からすり抜ける事に成功したさくらは

もう決してつかまるもんか!と逃げてゆく。

 

早い早い。すぐ見えなくなる。

 

 

これを捕まえようと追いかけると

くるっと振り向いて両手を私にかざして

 

「すとっぷー!」

 

と魔法をかけてすっ飛んでゆく。

 

 

ストップと言われるとつい止まってしまうのはなぜだろう。

もちろん見失わないように目は動いてるけど。

 

今日はゲームコーナーに足を止めた。

女の子の間で流行っているらしい100円を入れるとカードが出てきて

着せ替えだかリズムゲームだか良く分からないやつだ。

 

何台も同じゲーム機が並んでいるので

少し大きい子がやっている隣にすっとんでって

お姉ちゃんをちらちら見ながら真似をしてガンガン叩く。

 

それに飽きるとクレープ屋のウインドウをじーっと見つめる。

そうかと思えば突然走り出してホールをぐるぐる回る。

 

ぐるぐるぐるぐる

 

そしてまたゲーム機を覗きに行く。

 

さくらくらいの子供をつれた人を観察しても

そのほとんどは手を繋いでいない。

なのにちゃんとお母さんの近くにいる。

 

なーぜー!

 

 

この御時勢、子供を1人で野放しにしているだけでその子に目が行く。

さくらが走ればその動きを目で追い、

この子のお母さんはどこ?と辺りを見回す人々。

 

そして私と目が合う。

 

その後は不思議なものでも見るように

まったく落ち着きなく広範囲を動き続けるさくらをチラチラ見て

それと交互に必ず私の顔も見る。

 

 

きっと「~だからこんなに走り回るんだ」と人それぞれ思ってるだろう。

 

叱らないからだとか、叱りすぎるからだとか

きちんとお話しないからだとか、約束させてないからだとか、

しつけてないから、しつけてないから、しつけてないからだとかとか!

 

 

ああ、幻聴が聞こえる。

(実際は誰にも何も言われてません)

 

今回は同じくらいの男の子と手を繋いで

2人で連れ立って(完全にさくらが引っ張ってた)

どこかへ旅立とうとした瞬間に阻止。

 

あんただけならまだしも、人を誘うんじゃありません!

 

一応「もうおしまいね。お買い物しようね。」と声をかけて

後はひたすら抱っこで運ぶ。

 

そして私の腕の感覚がなくなると再び放たれる。

 

エンドレース。

 

 

私は買い物がしたいだけなんだ。

たまごとパンを買って帰りたいだけなんだよ。

 

さくら、お願いだから買い物をさせて・・・

 




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↑新しいテレビ買いました。

 

さくらは「同じことをずっと繰り返す」ということがよくある。

 

どんぐりを拾い始めるとそればかり。

はさみで紙を切り始めるとそればかり。

お絵かきを始めるとそればかり。

 

などなど。

 

それが止まるのは物理的に無理になった時。

 

どんぐりが手にいっぱいになってもう持てない。

切る紙がなくなった。

描く紙がなくなった。

 

などなど。

 

その中で「DVD」も一度見はじめるとずっと見続けてしまうので

DVDをデッキに入れて勝手に始まってしまう初回はいいとして

その次の「もう一回」はリモコンで操作していた。

 

リモコンがないともう一回見れないのだ。

(ディスクを入れなおせばいいことには気づいていない)

 

そんな時、雨の日に家で過ごせるようにと

ミッフィーのDVDを購入した。

 

4巻セット。

 

これは人形が動くものではなくて

絵そのものが動くタイプ。

 

要するにアニメ。

 

 

でもそこはそれミッフィーなので

ほとんど動きはなくセリフも短い。

大人が見るにはのろくてだるい作りになっている。

 

まず始めに娘が選んだのは

 

「ひとつとたくさん」

 

 

「1人できのこを描いたら きのこはひとつ」

 

「2人できのこを描いたら きのこはふたつ」

 

「みんなできのこを描いたら きのこがたくさん」

 

 

とかなんとかまどろっこしい内容だ。

 

新しいDVDは何であれじーっと集中して見るんだけど

30分ほどで終ってしまうので「もっかい!」と要求してくる。

 

まぁもう1回くらいならいいかなと

本体の再生ボタンをポチ

 

 

っと押したのが間違いだった!

 

 

さくらは見ていた。

しっかり私の人差し指がどこを押すのかを見ていたのだ。

 

もう一度見終わるやいなや

さっさとTVの下に這って行ってスタートボタンを押した。

 

 

ああああ、やっぱり覚えちゃったよ。

 

 

今の今までリモコンでしか操作してなかったのに

なんでなんで本体を触ったの私!

 

バカバカ

 

これで全てのDVDがオートリピート機能を搭載した事になる。

ずっと見るぞ。もうずーーっと見るぞこれ。

 

何かやだなぁ。

 

 

 

1回だけってどうやったら通じるかな。

無理だな。無理だ。

 

あああああもう!




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御食初セットの中に入っていた

ちゃんと2本に分かれた箸を持たせてみると

 

いまいちうまく使えないので(そりゃそうだ)

 

「こえ むぢゅかしーの。」

 

とすぐに放り投げて手づかみになるか

ぐーで握ったり食べ物を突き刺したりするくせに

 

なぜだか「箸!」に執着してしまった。

 

 

何の気なしに持たせた(というか見せた)だけなのに

その食事から全て

 

「はしがいい!スプンやフォークはいや!」

 

という事態になってしまった。

 

どうしたこったい!

 

 

スプンを上手に使えるようになってから箸を持とうよ!

まだ早いんだってば!

じゃんけんのチョキをするのにも時間がかかるでしょう!

 

 

「いや!はしがいいの!」

 

「はしがいいの!さーちゃんはしでたべるの!!」

 

 

という訳で箸を持ってる気分が味わえる

ピンセットのような箸を購入。

 

なんか間違ってる気がする・・・

 

この箸の最大の特徴はバネが入っている所だろう。

箸先はすでに開いている。

 

後はトングのように挟むだけ。

力を抜くと箸は勝手に広がる。

 

こんなんで箸が正しく持てるようになるかー!

 

 

そしてスプンやフォークは持たない。

この箸だけで食事をする。

 

残り少なくなったご飯の粒をちまこまと挟んで食べる。

 

 

 

この作業ったらとってもとっても時間がかかるのだ。

 

だいたいさくらのご飯ってすぷんですくって食べるものが多いのに

それを箸で食べようって、そりゃ無理があるって。

 

これ、箸で食べやすいおかずに変更しろってこと?

でもさくらまだうまく噛めないしな・・・

 

*舌を使って口の中で食べ物を移動させながら噛む。

という動作がどうも苦手らしい。

 

 

最後まで付き合っていると1時間以上かかるので

お皿を持って口に当てて箸でがーっとかきこむ!

というのを教えてやったんだけど(行儀が悪い)

 

うまく口に入らないのか

やっぱり箸でつかみたいのか

 

ちまちました作業は続くのであった。

 

ちまちまちまちま

 

 

あーんしてあげようか。

 

「いや」

 

・・・・




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2月。それは節分の季節。

 

さくらが恐れおののく鬼がそこらじゅうにいる季節。

 

 

スーパーへ買い物に行くと

そこはあたり一面、鬼だらけであった。

 

さくらは本気で尋常でなく鬼を怖がるのでさぁ大変。

 

 

「おっ おっ おにしゃん!」 ←もう顔が恐怖でひきつっている

 

「おにしゃんいう!」

 

「だぁぁっこ! おかーしゃん だぁぁっこ!!」

 

「だぁぁぁっこぉぉぉ!ぎゃぁぁぁぁぁ!!」 ←絶叫

 

 

そう叫ばなくても抱っこするけどさ。

買い物してる間はカートに乗っててくれたほうが・・・

 

 

「いぃぃぃやぁぁぁ!キィィィ!」

 

 

超音波やめれ。

 

カートに乗せようとさくらを私の体から引き剥がすと

足をぴーんと突っぱねて絶対乗らないぞ!の構え。

 

仕方ないので抱っこで買い物。

 

重い。重すぎる。

腕がしびれる。

 

 

「おかーしゃん! ぎゅーってして!」

 

「ぎゅーって!」

 

 

はい。ぎゅー

 

 

惣菜コーナーには太巻きが置いてあって当然オニの飾りつけだし

天井からはぶら~んぶら~んとオニが垂れ下がっているし

お菓子コーナーの豆付近にもオニがいるし

何の関係のない所にも突然オニの顔があったりする。

 

あっちもこっちもオニなのだ。

どっち向いてもオニオニオニ。

 

 

「ささっといって! こあいからささっといって!」

 

「ぎゅーってして! だぁぁぁっこぉぉ!!」

 

 

抱っこしとるがな。

 

 

ささっと行ってもあっちにも鬼いるからなぁ。

 

おめめつむっとき。

目を閉じたら見えないから。

 

それにお母さんがいるから大丈夫だよ。

鬼さん笑ってるでしょ?

お母さんの方が強いからだよ。

だからお母さんは全然怖くないよ。

 

と言ってみると

素直に目をつむってたけどすぐに薄目をあける。

 

おめめつむっときって。

 

「おめめちゅーむったら みえない」

 

当たり前やん。

まぁ見えない方が怖いって気持ちも分かるけど。

 

その後は叫びもせずきょろきょろしながら

 

 

「おにしゃん わらってるねぇ」

 

「おにしゃん こわくないねぇ」

 

 

などと言ってはいるけど

いつもなら抱っこなんか絶対イヤで走り回りたいさくらが

足も手も力いっぱい私にしがみついている。

 

そうとう怖がってるぞこりゃ。

 

鬼がいると片手抱っこなど許されるはずもなく

両手でぎゅううっと抱きしめ続けなければならない。

 

これ、買い物どころじゃないんですけど。

節分にスーパーに来た私がバカだったのか。

 

 

 

そして帰宅して、お昼寝から覚めたさくらが変だった。

 

「おかーしゃん・・・」

 

と一言だけ言った後は私の側にきて黙って立っているのだ。

 

何か飲む? お腹すいた? ご飯食べる?

どしたん? どっか痛い?

 

等々、色んな問いかけに全て首を振って答える。

なんだろうと思ってそのまま様子を見ていると

ぽろろぽろぽろと静かに流れ落ちる涙。

 

何ごとなんですかいったい。

 

 

それからしばらく抱っこしてたけど

ほわほわしたまま一向に動かなくて面倒になったので

イヤイヤと泣かれるのを覚悟でオムツをかえて着替えをさせる。

 

予想通りぎゃーぎゃー泣いて嫌がってたけど

 

 

「はいおしまい。じゃぁオムツ捨てて来てね」

 

 

と使用済みオムツを渡すと嘘のようにいつものさくらに戻った。

 

泣くというのはストレス発散にいいのかもしれない。

時と場合によるだろうけど。

 

 

じゃなくて、鬼が怖いって知ってたのに強行突破したからだな。

ごめんごめん。

今日で鬼さんいなくなるからね。

今日は鬼さんを家から追い出す日なんだよ。

鬼はー外!って豆投げて、鬼を追い出す日なの。

 

と安心させようと言った言葉が・・・

 

裏目に出た。

 

 

「おにしゃん くうの?」(来るの)

 

「おにしゃんきたら おにはーそとーってしゅんの?」

 

「さーたん おにはーしょと しゅるよ。」

 

「おかーしゃんも いっしょにしゅんのよ。」

 

「さーたん ちゅおいかーね。」(強いからね)

 

「おとーしゃん おにしゃん やっちゅけてくえう?」

 

「おにしゃん いっぱいいうの?」

 

「おにしゃん くうの!?」

 

ってずっと、ずーっと、ずーーーっと言ってる。

 

大丈夫だよ。

うちには鬼は来ないよ。だって豆買ってないし。

(季節感ゼロな我が家)

 

でもあんまり何度も何度も言うので

 

そうだよ~ お外は鬼さんいっぱいだよ~

 

なんて言っちゃったもんだから

片手抱っこをしながら夕飯を作る羽目に。

 

ごめんさくら。謝るからおりて・・・重い・・・




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大阪の我が家はありとあらゆるところがさくら仕様になっていて

ちょっとくらい目を離しても大丈夫なんだけど

 

おばあちゃん家はそうはいかない。

 

でも広いのでドタバタ走り回っているときや

おとなしく布団の上で絵本を見ているときなどは

油断してしまうときがある。

 

そしてふっと気付くのだ。

 

 

さくらがおとなしい!!

 

やばい!!

 

 

さくら!?どこ!?

絶対なにかやって・・・

 

きゃぁぁぁぁ

 

 

写真パチ

 

 

 

さくらは仏壇の引き出しから線香を取り出して

ポキポキ細かく折ってばら撒いて

その中でスイスイと平泳ぎをしていた。

 

もんのすごく笑顔で。

もんのすごく楽しそうに。

 

 

「みてみて おかーしゃん!」

 

「しゅっごいでしょー!」

 

 

あー・・・

 

すごいねー。

線香ボキボキだねー。

 

食べてないし、乾燥してるものだし、高価なものでもないし、

油や洗剤といった大参事でもないけど、褒められることでもない。

 

さてこれどうしようかな。

 

と思っている私の表情を読み取ったのか

そそくさとその場を立ち去るさくら。

 

しかも数本線香を握り締めて。

 

こりゃ!

 

「うっきゃー!」

 

ぶいーん(掃除機)するからここ置いて。

 

 

「ぶいーん?ぶいーんしゅんの?」

 

そう。ぶいーんすんの。

 

 

「きゃははははははは!」

 

楽しくて仕方ないさくらはとりあえずおいといて

掃除機を出してボキボキの線香を掃除しようと

スイッチを入れる。

 

ぶいーん

 

 

「じぶんでー!」

 

 

さっさと戻ってきて今度は掃除機を渡せとわめく。

 

さっき握ってた線香はどこ?

持ってきて。

 

「や!」

 

イヤちゃうわ!んもー!

 

手にまだ持ってるやん。

はいここ置いて。

 

それからぶいーんしてくれる?

線香いっぱいあるでしょ?

 

 

 

 

「・・・・」

 

お母さんぶいーんしようか?

 

「さーちゃん!さーちゃん!」

 

じゃぁ線香ここに置いて。

 

「・・・・ん」

 

 

さくらに掃除機を渡して、

私は布団の上にもばらまかれている線香を畳に落とす。

 

ぱんぱん

 

よくもまぁこんなに折ったな。

 

 

「あい!」

 

はい。ありがとう。上手やったね。

次はお母さんのばんね。

 

満足すると掃除機を返してくれるので

残りは私が掃除する。

 

 

線香は手のさくらの届かないところに置きましょう。




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雪!(2歳8ヵ月)

 

朝起きたら雪が積もっていた。

 

といっても歩くと足跡で地面が見えてしまう程度だけど

さくらが遊ぶには十分。このくらいで丁度いい。

 

「ゆき? ゆき ちゅもってうねぇ。」

 

「ぎゅっぎゅって いうねぇ。」

 

「ちゅるんって しゅべうねぇ。」

 

などと言いながら最初は遠慮がちに雪の上を歩いていたけど

転んでしりもちをついてからスイッチが入ったのか

地面にそのまま座って滑ろうとしたり

ごろごろ転がったりして大暴れ。

 

冷たくないんですかい。

 

 

 

雪の上にほうきで跡をつけて遊んでいると

郵便屋さんがやってきて

 

「お!えらいな。雪かきしてんのか。」

 

「がんばってな。ばいばい!」

 

と声をかけてくれた。

 

しばらくするとまた雪がはらはら降ってきたので

ぎゃーぎゃーと娘を説得して家の中へ。

 

なんで寒いのに平気なんだ。

 

はぁ、やれやれちょっと休憩・・・

 

と気を緩めるとまたすぐに外に出る。

勝手に出る時は必ず裸足だ。

 

ダメだってさくら!

雪に素足はダメ!

凍傷になっちゃうって!

 

さくらが玄関を開けると「僕も!」とついてゆくレオン。

でも雪がわさわざ降っていたのを見て

レオンはさっさと引き返してきた。

 

 

 

ほら!レオンはちゃんと帰ってきたよ!

さくらも家に入って!

 

ちょっとレオン。さくら連れてきてよ。

 

と言ってみても「え?」みたいな顔してこっち向くだけ。

使えねぇゴールデンだぜ。

 

 

 

でもさくらは雪が降るなか楽しそう。

 

裸足でとことこ走り回り

さすがに雪は冷たかったのか自分で靴を履いた。

 

お。自分で判断できるんだ。

 

でもその靴が邪魔になればどこででも脱ぎ捨てる。

上着も着ないで家の周りをぐるぐる走り続けている。

 

頭おかしいんだろうか。

それともあれだけ動いていたら暖かいんだろうか。

 

冷たい石の上を走っている素足がしもやけになる気配はまったくない。

足の裏の皮膚が日に日に分厚くなってるだけだ。

 

ほっぺもほんのりピンクだし

唇の色も悪くない。

 

こんなに寒い中で遊んでいるのに

ちっとも寒そうな顔じゃないのだ。

 

鼻水もたらしてない。

なんかすごいな。

 

 

***

 

 

一方、私の足の指にはどんどんしもやけが広がっている。

ほとんど家から出ないのになぜ。

靴下もスリッパも使ってるのになーぜー!

 

がんばれ私の毛細血管。




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