幼稚園3学期の懇談(年少)

3学期の懇談の日。

幼稚園に親が出向いて担任の先生と話をする。

今年1年ほんとうにお世話になりました。

もし先生から言ってもらわなければ

さくらに障害があるなんていまだに気づいてないかもしれません。

早くに診断してもらえたのは先生のおかげです。

本当にありがとうございました。

なーんてさっさとまとめに入ったけどやっぱり話は続く。

さくらを担任してくれたこの2人の先生は

本当によく観察してくれている。

最初診断を受けた時に、

「次の診察時に幼稚園の様子を主治医に伝えたいので、

何か気づいたことがあったら簡単でいいのでメモしておいてください。」

とお願いしていたものがどどんと出てきた。

その量B4用紙5枚!

*我が家のスキャナではA4までなのと、

書き写すには膨大で面倒だったのでここに載せるのを断念。

でも内容はほぼ家でのさくらと同じ。

え、これ、全部手書きじゃないですか?

先生が書いてくださったんですか!?

「すいません。量が多くなっちゃって。

書いてたらあれもこれもって出てきて。」

「ええ。2人で話ながら書いたら色々思い出しちゃって。」

やっぱりすごい先生たちだな。

「お母さん、あの、読んでびっくりされないでくださいね。

診察に持って行くということなので細かく書いたのですが・・・」

「あの、これもこれも出来てないの!?ってなると・・・」

今更そんなことでびっくりしませんよ。

それにこれを見てさくらを叱ったりしませんから。

と言いながらふむふむと読んでると

「言葉はお嬢様になりきって話す」とあった。

お嬢様?

「~なのよ。とか、~でしょう?とか、私〇〇が好きなの!とか・・」

あー!そういうのがお嬢様言葉なのか。

いや、さくらが「お嬢様って言われる」とは言っていて

なんだろうね?って話してたんですよ。

あーなるほど話し言葉からなんですね。

でもお嬢様になり切ってるわけじゃなくて

さくらは小さい頃からあんなしゃべり方なんですよ。

「え!?そうなんですか!?」

そうなんです。関西弁というか、くだけたしゃべり方はしません。

「おうちででもですか?」

家でもです。

「お母さん!さーちゃんはいりたいんだけど!」

外で遊んでいたさくらが待ちくたびれて教室に入って来た。

ごめんごめん。もうすぐ終るからね。待っててね。

背中にさくらをよじ登らせながら先生と話をしていると

さくらがもじもじしはじめた。

トイレなら行っておいで。

「おかーさん 一緒にきてー おかーさん ついてきてー」

お母さんはついていかないよ。1人で行っておいで。

お母さんは先生とお話してるから一緒にはいかないの。

お母さんはここにいるから、さくらは1人で行っておいで。

「・・・・・んー」

「あ!行きましたね!トイレ1人で行きましたね!」

「すごいですねお母さん!」

え?何がすごいんですか?

いつも1人で行ってないんですか?

「いえそうじゃなくて、さくらちゃんがこうしたい!って決めると

もう何を言ってもそうしないとダメなんですよ。」

「でも今お母さんの言うこと聞きましたね。」

「怒った訳でもないし、さくらちゃんの機嫌も悪くなってないし。」

「何が違うんでしょう!?」

「ねぇ!?」

先生2人で交互にしゃべる。

え。えっと、多分。

相手が私だからでしょう。

私が言い切ったらどんなに泣いてもごねても通じない。

って今までの生活の中で身にしみてるだけだと思います。

もちろん妥協することはあるんですけど、

今は「絶対に一緒に行かない」と私が思ってるのが伝わったんでしょうね。

現に行く気はまったくありませんでしたから。

「はぁ~ そうなんですか。」

それから多分、先生だったら

「あれ~?1人で行けないの~?どうして~?」

といった感じで話し始めるんじゃないでしょうか。

やさしく説得しようとするとか、理由を聞こうとするとか。

でも今は突っぱねましたから。

「行かないよ」と断言すると「あ、行かないんだ」と分かりますし。

まぁでもさくらも意地になって「行かないじゃない!」って言う時も多いんですけどね。

そうなるともうバトルですね。

「はぁ~ そうなんですか~」

あ。すみません。

なんか変な話になってますね。

幼稚園の対応は今のままで十分です。何も言うことはないんです。

ただ、来年度の担任の先生が大変だろうなとは心配してます。

扱い方に困ったらいつでも言って下さい。

ではでは。

と勝手に打ち切ったけどやっぱり2時間くらい話していた。

長い。幼稚園に来ると本当に長い。

これだけ迷惑かけておいて「幼稚園やめてください」と言われないのがすごく不思議。

言ってくれてもいいんですよ?って言うとものすごい勢いで全否定するし。

なぜ?

***

翌日、幼稚園からさくらが手紙を持って帰ってきた。

そこには

「お嬢様言葉の件ですが、さくらちゃんの特徴として書かせていただいただけで、

決して口調が変だとか、障害児特有の話し方だと思っていたわけではありません。

もし気を悪くされたらならすみません。」

と書かれていた。

そしてその後にはさくらの褒めるべきところをたくさん羅列していた。

先生気にし過ぎ。

というか私そんなに気に病んでる親に見えるんだろか。

もうちょっと気楽に行こうよ。