「 2018年01月 」一覧

1日に絵本を何冊読みますか(3歳6ヵ月)

 

寝る前の絵本タイムを

「ちょっと待ってて」とお預けにしといた上に

「ごめんトイレに行ってからね」とバタバタしていたら

 

さくらが寝室の入り口付近に座布団を敷いて

横にハルちゃんを座らせてかしこまっていた。

 

わぁ。

 

なんかかわいいので写真に撮って

何で座ってんの?って聞いたら

 

「お母さん待ってんのよ。絵本読んであげて?」

 

と言われた。

 

この場合の読んであげてはぬいぐるみにではなく

自分に読んでちょうだいという意味だ。

 

はいはい。待たせてごめんね。

じゃぁ絵本読もうか。

 

 

で、1時間半!

 

 

それでも

 

「お願いもう終わりにしよう。喉が痛くなってきた」

「これ読んだら終わりにしていい?」

「じゃぁこれは長いからこっち読んで終わろうか。」

「ここだけで終わっていい?」

 

と何度も何度も断らなければ絵本タイムは終らない。

 

よく「お子さんが”読んで”と持ってきた本はなるべく読みましょう」

なんて聞くけど私には無理だ。

 

さくらが持ってくる本の数は人間が読める量をはるかに超えている。

毎日何度断っているか知れない。

 

 

早く自分で読めるようになってくれー!





歯医者の待合で大騒ぎ(3歳6ヵ月)

 

「きゃははははは! そーれぇ~!」

ドドーン! バターン!

 

というとんでもないさくらのハッスル音を聞きながら

歯医者で口を開けている私。

 

さくらにもらったミルキーを噛んでいて

歯の詰め物が取れてしまったのだ。

 

にっくきミルキーめ!

 

 

「あははははは!こっちこっち!いくよーーー!」

 

ああさくらを連れてくるんじゃなかった。

誰もいなければおもちゃで遊ぶけど

誰かがいるとそれだけで嬉しくなってしまうんだもの。

 

待合室でどれだけはしゃぎ回ってるんだ。

 

 

あの、ご迷惑おかけしてすみません。

 

「人見知りしなくていいですねー。」

「えーっと、今日は・・・ あ、ここですね。

虫歯にはなってないようですけど、なんでまた取れました?」

 

はぁ、あの、ミルキーを食べてて

 

「ミルキー! ははははダメですよ~

キャラメルとかミルキーは天敵ですよほんとに。

ガムより強敵だから気をつけないと。」

 

と衛生師さんに言われながら

なんとなんと幸運にも

 

「取れただけなんでつけときますね」

 

だってー!

ラッキー!

きゃー うれしー!

 

取れた詰め物は持って行くもんだな。

よかったぽいっと捨てなくて。

 

 

おまたせーとさくらが待つ待合室へ行くと

ただそこに居合わせたというだけのおじいさんとおばあさんを巻き込んで

本当にもうキャーキャーとはじけまくっていた。

 

すいませんすいません。

ありがとうございます。

 

「元気がよろしいなぁ。」

「ほんと しっかりしてて。」

 

というセリフはもう

 

「こういう所ではおとなしくするように躾なさい!」

「口だけ達者なんだから!」

 

としか聞こえない。

 

 

こっち来る!椅子に座る!大きな声を出さない!

おとなしく待ってなさいって言ったでしょ!

ここは歯が痛い人が来る所なの!公園じゃないの!

 

「だってさーちゃんあそびたかったんだも~ん♪」

 

ああもう。

 

 

おじいさんとおばあさんが会計を済ませてバイバイして

私の会計が済んでもまださくらは

「これ読んでー」と絵本を持ってくる。

 

終わったから帰ります!

 

「これ読むの!」

 

これ読んだら帰るよ!

 

「わかった!」

 

 

ようやく歯医者を後にして

エレベーターに乗ってホッとしたら

 

「おじいさんと遊んだのー

でもねー おじいさんねー 歯がなかったの

前のここの歯がなかったのよ」

 

と言うので、まさかそれを言ったんじゃないでしょうねと聞くと

 

「うん。ちゃんと教えてあげたよ。

歯がちょっと抜けてるよ?ここの歯がないよって。

そしたら だいじょうぶだよって言ってた。」

 

だって!

ひょーえー!

 

ああもうなんか目に見えるようだわ。

もっと丁寧にあやまって御礼を言うんだった。

 

 

次はおばあちゃんとお留守番しといてください!





幼稚園の制服採寸(3歳6ヵ月)

 

幼稚園の制服採寸の日。

 

寒いですよ自転車。(12月)

手が冷たくなるし耳も凍えて頭が痛くなるし

そのくせ体はぽかぽかして鼻水垂れるし。

 

誰ですかこんな遠い幼稚園にしたのは!

 

到着するなりずびずばーっと鼻をかんで

コートを脱ぎ捨てて、ついでにさくらのコートも脱がせて

じゃぁ行こうかと歩き始めたら

 

「おかーさん さむいー」

 

と言われた。

 

ああ、自転車をこいで体が暖まったのは私だけか。

さくらはずっと冷たい風にさらされてただけだからそりゃ寒いわな。

 

ごめんごめん。

 

とまたさくらにコートを着せ直して受付へ。

 

 

ってなんですかこの行列は!

新しく入る子って90人そこそこのはずなのに

なんでこんなに一気に押し寄せてるんですか!

 

イヤだ。

こんな行列に並んで待つのはイヤだ。

知らない人に囲まれてじっとしてるなんて無理だ。

 

 

さくらの手を引いてさっさと行列を素通りし、

人のいない廊下の段差に腰を下ろす。

さくらも横に座らせて

 

「今日は制服を着てみるんだよ。

その前にさーちゃん来ましたーって言いにいかなきゃいけないの。

それがそこの受付ね。今人がいっぱいだからちょっと待って行こうか。」

 

なんて話をしながら人が減るのを待つ。

 

しばらくすると誰もいなくなったので

ゆっくり受付を済ませる。

 

 

そして次の制服を採寸してくれる部屋を覗くと

さっきの行列の人たちがぎゅうぎゅうとひしめき合っていたので

これも人がいなくなるまで外で待つ。

 

「ほらそこの教室の中見てごらん。みんな制服着てるでしょ?

何センチかな~って調べてるんだよ。それで制服注文するの。

今日は注文するだけだけね。

みんな上手に合わせてるね~。泣いてる子いないね~。

痛いこともイヤなこともなさそうでよかったね~。

あのおじさんがお店の人だね。制服作ってる人かな~。」

 

なんて言いながら私も観察。

 

人の流れが2階の物品販売へと流れてから

ゆっくりと制服を選びに入る。

 

 

えーっと、今は100cmの服を着てるからまず100cmを着てみようか。

はい、これ着てみてー。

 

わ。100cmでも肩が落ちてるよ。

でも袖の長さはぴったりだな。

 

・・・・もっと細身のないのかな。

これじゃぁかっこ悪いじゃないか。

 

「はいはい!見ましょうか!」

 

お店のおじさん登場。

 

「あー。3年間着るんやから100じゃあかんわ。

この子なら110やな。120でもええくらいや。袖は折って着ればええから。」

 

いえ、110でお願いします。

 

「はい。靴は?17cm履いてみて。」

 

うわ。これかなりぶかぶか・・・

 

「すぐ大きくなるんやし指1本入るくらいでええねんて。」

 

「次は帽子。 Mでどや。」

「よし。これなら3年間かぶれるな。」

 

でもそれもぶかぶか・・・

 

「ぴったり選んだらあかんねんて。」

「これで大丈夫や。」

 

と、おじさんのすごい勢いに押されて

というか、勝手に注文用紙に記入してくれて、更に

 

「ブラウスと、夏の体操服は2枚あったほうがええな。」

「後は全部1枚でええわ。」

 

と数も勝手に決めてくれた。

 

はい。終了。早い。

さくらに嫌がる隙さえ与えない早わざ。

 

・・・・

 

こんなんでいいんでしょうか。

他の人もこうやって決めてもらったんでしょうか。

 

 

それでもどうしてもしっくりきてない私は

 

「大きすぎたらかえてもらえるんですよね?」

「後で買い足すことも出来るんですよね?」

 

と聞いて見ると

 

「あんまり大きいようなら言うてください。」

「買い足すのはなんぼでもできますから。」

 

と言われたので、勝手に書かれた注文書をそのまま残してきた。

 

 

次に2階の物品販売。

これは数人しか残ってなかったのですぐに購入。

 

お道具箱に粘土、はさみ、のりなどが入っていて

後は腕章とか、保護者のネームカード(首からさげる名札)。

その他もろもろいっぱいセット。

 

「それ さーちゃんの!?」

「ぜんぶ さーちゃんのでしょ!?」

 

そうだけど今はまだ使っちゃダメだよ。

幼稚園に入ってからね。

 

さくらに渡したら1日でお絵かき帳は白紙がなくなり

クレヨンも随分減るだろう。だめだめだめ。

 

さくらに触らせないようにささっと紙袋にしまって

今日の用事全て終了。

 

 

帰りは来た時よりもっともっと寒かった。

12月中にもう1回行かなきゃいけないし(体験入園)

1月~3月にもなんだかんだと行く用事もあるし

 

自転車じゃ嫌だよう!

幼稚園遠いよう!

 

(決まってから文句を言うやつ)





ねんど作品(3歳6ヵ月)

 

「きりんさん」

 

どこがどうキリンなのかは不明。

突っ込みどころ満載。

 

このキリンさんの背中には

 

 

羽が生えてる。

 

 

 

 

 

 

「のうのうさん」

 

私の地元では仏さんのことをのうのうさんと呼ぶのだが

それがさくらの中ではなぜかお墓という意味になっている。

だからこれはお墓。

 

お墓って何。

 

しかも点々がいっぱいあるのを指差しながら

「これぜーんぶ め!」
「いっぱいのめで みてるんだよー」

なんかすっごく怖いんですけど。

 

 

 

 

 

「ぞうさんが石を取ってるところ」

 

リンゴじゃないの!?

ゾウといえばリンゴでしょう! (偏見)

 

ゾウさんは鼻が長いという特徴があるので

こんなのでもゾウに見えるところがすごいと思う。

 

頭の上に乗っているのは「たまご」で

もうすぐゾウの赤ちゃんが生まれてくるらしい。

 

やっぱりリンゴじゃないんだ!(もういいって)

 

 

 

 

 

「へび」

 

ぽちっとある点は見た通り「目」なんだそうだけど

なんと「口」はぺとっとねんど板にひっついている下にあるんだそうな。

 

なんで。

 

 

 

 

 

「でんでんむしのお父さんとお母さんとあかちゃん」

 

 

ここまではいろんなものを作っていたんだけど

カタツムリを作って何かビビっときたのか

この後、次々とカタツムリを量産。

 

何個も何個も何個も何個も延々とカタツムリ。

 

 

 

さくらは何かにはまると同じことばっかりする。

 

今回のカタツムリもそうだけど

絵も同じものを何枚も何枚も描いたり

積み木で同じ家を何個も何個も並べたりする。

 

これが良いことなのか悪いことなのかいまいち分からないけど、

これが始まるとしばらくはたいへんおとなしく1人で遊んでくれるので

 

ほっといている。





お絵かき(3歳6ヵ月)

 

「みずいろの ふうせん」

「ぴんくの ふうせん」

 

と今日はかわいらしい絵を描いてるなー。

色まで塗ってきれいじゃないですかー。

 

と思っていたら

 

 

 

 

どーん

 

おへそが+の誰かさん登場。

やっと手が体から出てます。まだ腕はないですが。

鼻がぶたっぽいのはなんででしょう。

目は白目だし。

 

 

 

更にどーん

 

体が消えました。妖怪のようです。

これは「とんねるさん」

 

 

 

 

最後にごーん

 

もう何がなんだか。

 

黒色で妙なものはだいたい「おばけ」なんだけど

これも例外にもれず「おばけ」だそうだ。





3歳児半検診(3歳6ヵ月)

 

3歳児半検診。

 

聴診器だの歯科検診だのさくらが嫌がるものばかりだし

泣き叫ぶのが目に見えてるし

 

行くのやだなー

準備はしたけどやっぱり行くのやめようかなー

これ絶対行かなきゃいけないもんでもないよなー?

 

と義母さんにぐちぐち言ってたら

「普通は行くもんやろ!送ってったるからちゃんと行きや!」

と言われたので重い腰を持ち上げてやってきた。

 

 

受付で事前にもらったアンケート用紙と母子手帳と

家でやった視力検査と聴力検査の結果と

朝とったおしっこを提出する。

 

(昨日の説得のおかげで今朝は難なくコップにおしっこができた。

検尿セットをいきなり朝見せなくてよかったよ。)

 

 

それからシールに名前を書いてさくらの胸にぺったん。

 

待合室に入ると真ん中におもちゃがばーっと広げてあったので

さくらはさっさと靴を脱いで突進。

 

すかさず保健師さんが出てきて

 

「みんなぁ~ こんにちはぁ~

今日は~ 何をするか 知ってるかなぁ~?

みんなが どれだけ 大きくなったか 調べるんだよぉ~

痛い事はありませ~ん お注射ないんだよ~ よかったねぇ~

さぁ~ もうすぐ お名前呼ばれるからね~

それまで 先生と 遊んでいようか~」

 

なんて相手をしてくれた。

 

さくらは14番目だったので、待ちくたびれることもなく呼ばれ、

 

「ほら お友達何してるかな? 同じようにするんだよ。

痛いことしてないね。泣いてる子いないね。みんなニコニコしてるね。」

 

と私がせっせと笑顔で明るく誘導したおかげか

パンツ1枚になって身長と体重までは難なくクリア。

 

逃げるなよ~泣くなよ~叫ぶなよ~

 

 

次は内科検診。

 

嬉しいことにさくらからよーく見える位置の男の子が

とってもお利口さんに検診を受けていたので

 

「ほら。痛くないみたいだよ。泣いてないし。

あ。笑ってるよ。先生女の人だね。やさしいね。」

 

なんて同じくせっせと洗脳し続け、

もっと嬉しいことにその女医さんに診て貰えることになった。

(先生は何人もいて、空いた所に呼ばれるシステム)

 

でも椅子には1人で座らなければならないので

さくらはかなり緊張していたけど

 

「痛いことしないんだよね!?」

 

と大声で先生に聞いたのに対して

 

「痛いことしないよ~ よく知ってるね~

一人で座れてえらいね~ 強いね~」

 

と先生が優しく答えてくれたのでほっとしていた。

 

ただ、お腹の触診だけはちょっとイヤがって

うはうはと笑いながら手を払いのけていた。

 

口も自分から開けて「かしこいね~」なんて褒められて

さぁもう終ったぞー!みたいなさくらを連れて

 

 

 

次は歯科検診。

 

ああ、男の先生だ。

こりゃ嫌がるだろうなぁ。

椅子に座るのも拒否したらどうしようかなぁ。

 

と思ったら自分から椅子に座って口をあけるではないですか。

あんたいったいどーしたの。

 

しかも「ああ、きれいだね」とぼそっと先生が言ったのに対して

 

「うん! きれいだよ!

だってさーちゃんちゃーんと歯磨きしてるもん!」

 

と偉そうに返事をしていた。

 

虫歯はなし。

歯もきれいに磨けてるからこの調子でがんばってと言われた。

よかったよかった。

 

 

 

んじゃ帰ろうかーと私も思ったその時

 

「次は保健師さんからのお話があるのでー」

 

と言われて1日の生活はー?とか困った事はないですかー?とか

そんな話をちょこっとして、今度こそ終りだな。と思ったら

 

「お名前呼ばれるまで待っててくださいねー」

 

と言われ、まだ何かあんのかよ!と思ったら

今度はさくらと保健師さんがお話しするという。

 

もういいんだけどな。

 

と思ったのは私だけではなかったようだ。

名前を呼ばれたさくらは

 

「さーちゃん もういいんだけど」

 

と少しぶーたれていた。

 

それでも部屋に入って保健師さんの前に座る。

私はその3歩くらい後ろに座る。

 

 

「もうちょっと お話しようね~ ごめんね~

お名前教えてくれるかな~?」

 

「さくら!」 ←”です”もなく、ちょっと怒っている。

 

「わぁ。上手に言えるんだねぇ~

じゃぁ 今日は誰と来たのか教えてくれる~?」

 

くるっと振り向いて私を指差しながら

 

「この人。この人さーちゃんのお母さん。お母さんときたんだよ」

 

この人って・・・

 

「そうなの。お母さんと来たの。

お母さんとどうやって来たのかな?」

 

「歩いて。てくてく歩いてきたんだよ。」

 

「へぇ~ がんばって歩いて来てくれたんだ~」

 

「違う車で。おばあちゃんの車できたの。

だから駐車場まではおばあちゃんの車で来たんだけど

そこからここまではてくてく歩いてきたの。」

 

おばーちゃんが 送って来てくれたの~? よかったねぇ~」

じゃぁ 運転してたのは誰かなぁ~?」

 

「おばあちゃん。おばあちゃんってお父さんのお母さんの方。

さーちゃんのおばあちゃんは2人いるんだけど

岡山のおばあちゃんじゃなくてお父さんのお母さんのおばあちゃんの方。

おばあちゃんはお花のついたカバンを持っていて・・・」

 

などなど、なんだかんだとお話中。

一時期出てきた吃音もまったくなかった。

 

そしてさくらの話をさえぎるように

お絵描きをしろと画用紙とクーピーを渡す。

 

さくらはぱっとクーピーを取って「はーとちゃん」だのなんだの

くるくると数秒で1枚いっぱいに絵を描いて

さっさと次の1枚をめくろうとして

 

「ごめんね~ これは次のお友達のなんだ~」

 

なんてたしなめられていた。

 

描けって言ったから描いたのに

1枚だけなんて聞いてない!!

 

と完全に機嫌を悪くしたさくらは、1枚しかない画用紙に

これでもかこれでもかと○を延々と上書きし続けていた。

 

顔怖いですよ?

 

そして

 

「物事がよく分かってますね。お話も上手だし。」

 

と褒められ?て終了。

 

は~疲れたね。

 

 

 

*この時のさくらは見る人が見れば自閉症だと分かったと思う。

喋り方とか、言葉の選び方とか、

文章で伝えるのは難しいけど、かなり特徴的だったはずだ。

 

この時は保健師さんに恵まれなかったな。





3歳半検診の準備(3歳6ヵ月)

 

明日の3歳児半検診に必要な

視力検査と聴力検査とアンケート用紙記入。

 

 

まずは視力検査。

 

事前に

「Cをドーナツに見立てて周りに知ってるキャラクターを置いて

誰がドーナツ食べちゃった?と聞くといいよ」

という情報をもらっていたので

キャラをほとんど知らないさくらに

 

チューリップ、ちょうちょ、ハチ、太陽を四方に描いて

その真ん中でCの用紙をくるくる回しながら

 

ほら見て、これドーナツなの。

今はチューリップさんがドーナツを食べました。

でもくるっと回すと、今度はハチさんが食べました。

 

じゃぁこうすると誰が食べたかな~?

 

「チューリップはドーナツ食べないよ」

 

・・・え。まさかのそこで引っかかる?

えっと、じゃぁ今回だけ食べるということにし・・・

 

「ハチさんは花のミツを集めるんだよ。

それではちみつを作るからドーナツは食べないの。

ちょうちょもそうだよ。ちょうちょは花のミツを吸うの。

だからこのハチさんとちょうちょはこっちのチューリップを

 

はいはいストップストップ。

もういいやこれおしまい。はいおしまい。

 

 

じゃぁもうこのCだけ見て。

○になってなくてここが開いてるよね?

 

はい、これどこが開いてる?

 

「ここ」

 

くるっと回すとどこが開いてる?

 

「ここ」

 

正解!

 

じゃぁはい。そこに座って。動かないでよ。

向こうでお母さんが小さいの出すからよーく見てね。

 

はい。どっちが開いてる?

 

「えーっと、こっち!」 ←両手を左右に出している

 

それじゃどっちか分からんがな!

 

「んじゃこっち!」

 

本当に見えてるんかいな。

 

と思ったのは最初だけで、やらないと終われないと思ったのか

さっさと次々に淡々と答えてくれた。

 

右目を隠しても左目を隠しても

「こっちー うえー」だの全部正解。

 

目は見えてるらしい。

 

ドーナツ情報いらんかったな。

 

 

 

 

んじゃ次。聴力検査。

 

絵が書いてあるプリントを見せながらする。

 

今からお母さんが口を隠して小さい声で言うから

よーく聞いて言ったものを指差してね。

 

いぬ

 

「これ」

 

ねこ

 

「これ」

 

ぞう

 

「これ」

 

かさ

 

「これ」

 

くつ

 

「これ」

 

くるま

 

「これ」

 

はい。全問正解。

こんなんでいいんだろうか。

 

 

 

えーっと、じゃぁ次。

けんけんしてください。

 

「けん けん ぱ!」

 

「ぱ」はいいの。けんけんだけ。

 

「けん けん ぱ!」

 

・・・・けんけんで2~3歩進めますかー?だから

2歩進めてるんだからまぁいいか。

 

 

後は私だけで記入できるから

明日の朝のおしっこをとるだけだな。

忘れないように紙コップと容器をトイレに置いておこう。

 

「それなに?」

 

明日の朝はこの紙コップにおしっこしてね。

 

「おしっこをコップにするの?」

 

そうだよ。このコップにおしっこして

この容器に取って明日の検診に持って行くの。

 

「なんで?おしっこコップにしていいの?」

 

このコップだけね。

 

「違うでしょ!おしっこはトイレにするんでしょ!」

 

普通はそうだね。

でもこれはおしっこの検査をす・・・

 

「だめだよコップになんかしちゃぁ!」

 

いやだからさ、

 

「お母さん分かってる!?おしっこはトイレだよ!」

 

検査をす・・・

 

「コップは飲み物入れるんでしょー」

 

 

・・・・

 

 

これを納得させるのに小一時間がかかったよ。

 

いらんところで引っかかるなーもー

 

 

 

*アスペの特性出まくりですね。

でもこの時はまったく気付いていませんでした。





「クマちゃんに聞かせてあげて?」(3歳6ヵ月)

 

さくらがクマの人形を持って

 

「クマちゃんに聞かせてあげて?」

 

と言ってきた。

 

また唐突な。

そして意味が分からない。

こういう場合は聞き返すしかない。

 

さくらは自分がちゃんと言ったと思っている時は

こちらが質問すると怒り出すんだけど

でも分からないんだから仕方がない。

 

 

何を聞かせるの?

 

「違うの!クマちゃん持つの!」

 

ほーら怒った。

 

「お母さんが持つの!クマちゃん持つの!!」

 

 

はい。クマちゃん持つのね。

怒らずに普通に教えてくれると嬉しいんだけど。

 

「怒ってなーいー!!!」

 

火に油を注ぎましたな。

余計なことは言わないことですね。

 

 

持ったよ。それで?

 

「クマちゃんに聞かせてあげて!!」

 

だからそれの意味を教えてよ。

聞かせてあげる・・・聞かせてあげる・・・なんだろう?

何を聞かせればいいんだろう!?

 

今日はいいお天気ですねー。

 

「違う!お母さんじゃなくてクマちゃんが言うの!」

 

あー!クマにしゃべらせろってことか。

分かった分かった。

 

 

「さーちゃんこんにちは!」←裏声

 

「こんにちは!」

 

「一緒に遊ぼうよ!」←裏声

 

「うんいいよ!」

 

 

思い通りにいくと、それまでどれだけ怒っていても

ぱっと切り替えるのすごいよな。

 

 

って、これがなぜ聞かせてあげてという表現になるんだろう。

 

「クマちゃんの声を私に聞かせてあげて」

 

ということ?

だったら自分が受ける側なんだから聞かせてちょうだいなら・・・

 

「クマちゃんに聞かせてちょうだい」

 

意味同じやん!結局分からんやん!

 

 

そう言えば昔通ってた英会話学校の先生が

日本語の「もらってあげてください」が

結局自分がどうすればいいのか分からなくて

難しいと言ってたっけ。

 

日本語まどろっこしいな。

 

 

さくらには「クマちゃんしゃべらせて」って言って。

と教えてみたけど、自分の考えを人に言われて曲げるタイプではないので

この後もしばらく「聞かせてあげて?」と言っていた。

 

それ他の人には通じないからね。





いきなり病院克服!?(3歳5ヶ月)

 

酷くはないんだけどここんとこずーっと咳をしているさくらに

「お薬もらいに行こうか」と声をかけていた。

 

そして病院が大嫌いなさくらはそれを断り続けていた。

 

のに

 

何があったのか、いきなり

 

「こほんこほんのお薬もらいにいこう

さーちゃんねぇ せきがでるのよ。

だからお薬のむの。おいしーやつ」

 

と言い出した。

 

おやまぁびっくり。

 

 

しかしさくらが行く気になった曜日が悪かった。

いつも行く小児科は木曜がお休み。

 

木曜やってる小児科もあるけど

ここは人気があるのでいつもいっぱい。

それに待合室にプレイコーナーがあるのだ。

 

軽い咳だけで来たのに他の病気もらったらやだな。

 

と内心思いながら、さくらには

 

「咳がお友達にうつったらかわいそうだから、お外に出てようね。」

 

と言い聞かせて、玄関前で時間をつぶす。

 

 

 

「お外だから大きな声を出してもいい?」

 

うん。ここならいいよ。

 

と何の気なしに許可すると

本当に大きな声で歌って歌って叫び始めた。

 

ちょ、もうちょっと小さい声にしよか。

 

 

で、30分後

 

「もうあきた おかーさん かえろう」

 

ときたもんだ。

 

もう受付しちゃったから帰りません。

お薬もらうからもうちょっと待ってなさい。

 

それから更に30分後、ようやく呼ばれて診察。

 

 

ああ、またさくらは泣き叫んで口をあけないで

先生や看護師さんを困らせるんだろーなー

 

と覚悟してたのに、

 

「さーちゃんできるよ」と言って

背中とお腹のもしもしも、あーんも普通にするではないですか!

(私が抱っこして座るというスタイルではあったけど)

 

あんたいったいどーしたの!?

何があったの!? ええ!!?

 

自分で行くって言ったから?

始めて来る病院だから?

先生が若いから?

 

 

いつも行く小児科と違う所と言えば

 

「さ~ちゃ~ん もしもしさせてね~

こわくないよ~ これここに当てるだけ。ほらつるつるでしょ?

いいこだね~ かしこいね~ そうそう じょうずだよ~」

 

とやたらと先生が声をかけてくれることくらいなんだけど

それってかなり重要だったんだ。

 

でもすごいね!

これでもう病院大丈夫だね!

 

 

でも待ち時間が長いのが嫌。

それに患者が多い分、他の風邪をもらいそうなのも嫌。

 

さくらはプリキュアの診察券を作ってもらって

更にシールまでもらってほくほくだったけど

次はやっぱりいつもの小児科に行こう。

 

 

そしてもらったシロップ薬は自分で言った通り飲んだ。

 

これ、もしかして自発的に薬もらいに病院に行こうって思ったから?

次もし無理やり病院に連れて行ったらやっぱり暴れるのでは?

ということは・・・

 

病院を克服したわけじゃない気がしてきた。←あたり





お約束はひとつ「大きな声を出さない」(3歳5ヶ月)

 

市役所に行き、番号札を取って順番を待つ。

そういう「おとなしくするべき」時におとなしくできないのがさくら。

 

しつけがなってないと言えばそれまで。

 

こういう場所では、じっと椅子に座って静かにしとくのが理想だけど

経験上さくらにいくつものお約束を守らせるのは困難なので

今回は「大きな声を出さない」ということだけに集中していただいた。

 

結果。

 

踊ってます。腰を振って踊ってます。

確かに大きな声は出してませんが、どうなんでしょう・・・

 

 

 

ちーたかた♪ ですよもう。

 

走り回ってないだけマシだと考えてそのままほっといたけど

多分周りの方達の中には

 

「最近の親は注意もしない!」

 

と思ってる人もいるだろーなー。

なんて思いながらひたすら順番が来るのを待っていた。

 

でも「大きな声を出さない」というお約束が守れたので

私としてはおっけー。

 

市役所に入る前は

 

「ここ さーちゃんが あそぶとこ!?

あそべるの? はしるとこでしょ? おもちゃある?

なにがあるの? さーちゃんのとこでしょ!?」

 

と、児童館かなんかと勘違いしていたので

ヒヤヒヤものだったのだ。

 

 

はーやれやれと帰宅してマンションの廊下を歩いていると

掃除をしているおじさんに

 

「こんなかわいい子を親が殺すねんからなぁ。

考えられへんわ。あんたもそう思うやろ?」

 

と話しかけられた。

 

最近ニュースをまったく見ないので(見ろよ)知らないんだけど

また虐待かなにかで子供が犠牲になったんだろーなーと思って

 

「確かにうるさい時もありますけどね」

 

と返事をしておいた。

 

私の場合母性ってもんがほとんどないので

もしさくらが夜泣きをするような、かんしゃくを爆発させるような

そんな手のかかるタイプだったらやばかったかもしれない。

 

 

 

***

 

 

次に出てきましたけど。私よく息子殺してないと思うわ。

生まれる順番が逆じゃなくて本当によかった。