「 2018年07月 」一覧

一緒に帰りたかった(年少)

 

生活発表会の衣装合わせの日。

 

本番までにいろいろありすぎやろ。

こないだ予行演習したんちゃうんか。

なんなん衣装合わせって。

 

と思いながらも指定された時間に幼稚園に出向く。

 

 

まず教室に入ってみんなで衣装にお着替え。

 

各々作ってきた衣装がみんなと比べて変じゃないか

動きにくくないか、すぐ取れるような箇所はないかをチェックする。

 

集合写真も今日撮ってしまうんだそうだ。

全部通してのリハーサルもあるらしい。

 

 

2階にあるお遊戯室でするんだけど

どうせさくらは皆と一緒にはしないんだろうなぁ。

その前に室内にいるんだろうか。

私の手を離してさっさとどこかに消えたんだけど

他のお母さん方と一緒に遊戯室に向かっていいのか私。

 

なんて思いながら行くと

 

並んでるじゃないですか!

座ってるじゃないですか!

 

どうしたさくら!?

 

 

そうこうしているうちにリハーサルが始まった。

 

「はい。幕があがりまーす!」

 

と先生が言うと音楽がかかって・・・

 

 

ポーズも取ってるじゃないですか!

どうしたさくらー!?

 

それだけじゃなくちゃんと踊ってますよ。

振り付けはワンテンポ遅れてるけどやってますよ。

移動もできてますよ。列も乱れてないですよ。

掛け声のセリフもちゃんと言えてますよ。

 

いったいどうしたんですか!

あなたに何が起こってるんですか!?

 

 

結局さくらは最後まで踊って歌えて掛け声まで言えて

音楽が終るその瞬間までまさにミラクルだった。

 

すげー。先生すげー。

さくらに振り付けを覚えさせてみんなと一緒にさせるなんて。

並大抵の忍耐力じゃ勤まらないぞ。

 

去年1年間通った支援センターで

ただの一度もみんなと一緒に踊ったことも歌ったこともなかったのに。

 

 

あんまりさくららしくなかったので

その後の先生のお話の時間に

あっちこっちと走り回って床をすい~っと泳いでいるのを見ると

なんだか逆にホッとしてしまった。

 

そうかそうか。ものすごくがんばってるんだね。

大変だろう。疲れるだろう。そりゃ熱も出るさ。

 

でもすごいね!上手だったよ!

 

と抱っこして褒めまくって制服に着替えさせて

じゃぁお母さんは帰るからねー。

 

と帰ろうとしたら

 

「さーちゃんも帰る!お母さんと一緒にさーちゃんも帰る!」

 

と言い出した。

 

入園当時にはなかったこのセリフ。今頃言うかって感じだけども

うれしいこと言うじゃないですか。

 

じゃぁ一緒に帰ろうか。

 

とさっさと連れて帰りそうになったけど

いやいやここは一般的には連れて帰らないのでは。

でもあんまり無理させるのもな。

いやいやそれって過保護なのでは。

でもこないだ熱出したばっかりだし。

 

と固まっていると

 

「せんせい さーちゃんお母さんと一緒に帰ってもいい?」

 

って先生に聞いてるよ。

 

「えー? ・・・・帰るの?」

 

先生困ってるよ。

 

「さくらちゃんはまだ幼稚園あるよ?」

 

ですよねー。

 

 

結局私が靴を履くまで抱っこで

最後には先生に引っぺがされてぎゃんぎゃん怒っていた。

 

ばいばーい。

バス停で待ってるからねー。

 

 

 

それから3時間後。

幼稚園のバス停に迎えに行くと

さくらは何事もなかったように笑顔でバスから降りてきた。

 

おかえり。

一緒に帰りたかったけど幼稚園がんばってんな。

 

「さーちゃん お母さんと一緒に帰りたかった」

 

あ。やっぱり怒ってるのね。

 

「お母さんにこっち来てほしかったけど帰っちゃったから

先生に抱っこしてもらってすぐ泣くの終ったんだよ」

 

そうかそうか。

 

「だってお母さん帰っちゃったし」

 

そだね。

 

「さーちゃんお母さんにこっち来てほしかったのに」

 

・・・

 

「でもお母さんいなくなったから泣くの終わったんだよ」

 

・・・なんか心苦しいのはなぜ





ハンドソープを押しすぎない方法(年少)

 

ハンドソープの頭に「1」

効果絶大だったこの「1」!

 

さくらは何度注意してもハンドソープの泡をてんこ盛りに手の平に乗っけて

そのほとんどをそのままでろ~んと垂らしながら

それはそれは豪快な手洗いをしていた。

 

なのに水を流すのを嫌がり

泡が見えなくなるとすぐやめようとするので

 

「ぬるぬる取れるまでしっかり洗う!」

 

と嫌がるさくらの手を持って洗わなければならなかった。

 

 

そんなちっちゃい手は1回で十分。

と言ってみても

 

「さーちゃんは3回押すって決めてあるの!」

 

とかなんとか聞く気はなし。

 

 

そんな中、先月行った療育センターで貰った小冊子をぺろぺろ~とめくっていたら

「ハンドソープを押し過ぎる時は」と書いてあり

この「1」のシールが紹介されていたのだ。

 

これは使えるかもしれない。

 

 

まずはさくらにお伺い。

 

 

【1日目】

 

療育センターの小冊子を見せながら

 

ねぇねぇ。この「1」ってシール貼ったら1回押すんだって。

 

*1回しか押しちゃダメなんだって。

という言い方は否定が入ってるので避けるらしい。

難しいな。

 

うちのハンドソープにもこのシール貼ろうか。

 

「ダメ! さーちゃん3回押すんだから!」

 

お?ちょっと手ごたえあり?

 

 

 

【2日目】

 

ねぇねぇさくら。やっぱり3回は多すぎると思うんだけど。

もったいないから1回にしようか。

「1」ってシール貼る?

 

「・・・・ダメ。」

 

お。ちょっと考えたぞ?

 

 

 

【3日目】

 

今日も3回押すの?

いっぱい使ったら空っぽになっちゃうね。

 

「・・・・うん。」

 

どうしようか。

 

「空っぽになったらなくなっちゃうね。

いいよ。1って貼ってもいいよ。」

 

っておおおお。

 

3日目にして早くもお許しが!

 

 

 

という訳で我家のハンドソープには「1」のシールが貼られている。

それからはきっちり1回しか押さなくなったので

ずいぶん長持ちするようになった。

 

ほんとにちょっとしたことで改善するんだな。

視覚支援ってすごい。





幼稚園より家の方がいい(年少)

 

さくらが熱を出して6日目。

 

ちょっと体を起こしてる時間が長くなったけど

まだまだ本調子ではなさそう。

 

昨日と同様ほとんどの時間ベッドの上で過ごしながら

色々話をする。

 

と、その中で

 

「さーちゃんねぇ 幼稚園より家の方がいいの。」

 

という言葉が出てきた。

おおお!待ちに待ったそのセリフ!

 

そうかそうか。やっぱり家がいいよね。

幼稚園よりお母さんと一緒がいいよね。

1人で幼稚園に行くの寂しいよねぇ。

 

なんてほくそ笑みながら次の言葉を待つ。

 

 

「幼稚園はねぇ することが色々あって大変なのよ。」

 

・・・へ?

 

「時間がきたら遊んでてもやめなくちゃいけないの。

お片づけの時間ですって言われたらまだしたくてもやめるんだって。

さーちゃんはまだ遊ぶって言ってもダメですって言うの。

みんなちゃんとお片付けしてるよ。

でもさーちゃんはまだ遊びたいんだよ。」

 

・・・ほう

 

寂しいわけじゃないのか。

 

えーっとそれは今に始まったことじゃないんだけど

もしかしてもしかするとそんな当たり前なことに今頃気がついたとか?

もう3学期ですよ。

それにさくらは言われてもやめないよね?

 

「言われることがイヤなの。でもみんなはやめるんだよ。

遊んでる方が絶対楽しいのにみんなやめちゃうの。

さーちゃんはもっと遊びたいのに。」

 

そうか。終わりですよって言われるのがイヤやねんな。

お家の時間は幼稚園みたいに細かく区切られてないもんな。

 

「幼稚園って変なところだよね」

 

そう。幼稚園ってのは集団生活をする場なんです。

だから家とはちがって変なんです。

 

集団生活には色んなルールがあってそれを事細かに守らなければなりません。

先生の言うことに従うというのもルールです。

時間がきっちり決まっていて、お歌の時間、体操の時間、英語の時間。

全部決められた中で決められたことをするのが幼稚園です。

 

お母さんはその集団生活が大嫌いです。

でも集団生活にはルールを守るだけの価値があります。

それをさくらは自分で見つけなければなりません。

嫌いだからといって逃げるべきではないのです。

 

でも人間我慢の限界というものがあります。

体や心を壊してまで行くべきだとは思いません。

さくらがどうしても幼稚園がつらいと言うなら

幼稚園をやめて家にいることもできます。

 

ただ幼稚園では家にいたのではできない経験ができます。

楽しいと思うこともあるはずです。

 

だからしんどいことは先生と相談しながら

さくらのやりたいことや、楽しいことを見つけるために

お母さんは幼稚園に行ってほしいと思ってます。

 

と、熱く語ってやったけど

さくらの返事は

 

「お家ならブロック全部さーちゃんが使えるのになー」

 

だった。

 

まぁ先は長いんだからゆっくり考えようか。





熱がぶりかえす

 

幼稚園。豆まきの日。

 

生活発表会の予行演習に行った昨日は1日中平熱だったさくら。

食欲もいまいちであんまり元気もなかったけど

 

鬼のお面作ったんだし

豆まきしたことないし

集合写真も撮るらしいし

 

せっかくだから行ってこーい!

 

とお弁当を持たせて幼稚園に送り出した。

 

 

そしてお迎えの時間に幼稚園のバス停まで行くと

 

「・・・・」 ←下を向いて無言でバスから降りてきた

 

あ。しんどいんだ。

顔も青いし。

 

どよ~んとしたまま帰りの自転車に揺られ

抱っこぉ~と甘えながら階段を上がり

でろれろれ~んと玄関に倒れこみ

 

ああこりゃこのまま昼寝だなぁ。

 

と思ったら着替えたとたん元気になって

 

「おにはそとした!豆もらった!豆食べる!

さーちゃんね 幼稚園で4つ食べたよ!もっと食べたい!」

 

と言うので幼稚園からお土産にもらった豆をおやつにして

2人でぼーりぼーりと食べる。

 

おいしいねぇ。

 

 

すっかり満足したさくらはやっぱりそのままベッドへ直行。

熱を測ると38.5度あった。

 

ほらやっぱり。

 

 

翌日も熱は下がらず元気がない。

食欲もない。水分もあまり欲しがらない。

 

これぞぐったり。

 

たまに「何か食べる~」「何か飲む~」と起きるけど

用意したものをほんのちょっと口に入れただけで

「・・・・ごちそうさまなんだけど」とほとんど食べない。

 

いいよいいよ。

いるだけ食べたらいいよ。

 

そしてのそ~っとベッドへ入り込んでぐーと寝てしまう。

 

なんか心配。

 

熱はさほど高くないのに体はだるくて食欲がなくて。

疲れただけかな。

 

むー

 

と、思ってさくらに

 

「ねぇねぇ 本当のことを教えて欲しいだけど~」

 

と話しかけたら

 

「さーちゃん しんどくないの!」

さーちゃん ねむいたいだけなの!」

 

と先読みされてしまった。

あら。お母さんが言うこと分かったのね。

 

「だって同じことばっかり聞くんだもん!」

 

あ。そんなに聞いてた?

ごめんね。寝ていいよ。

 

と、本当に終日寝て過ごしていた。

 

 

幼稚園ってそんなに疲れるんだろうか。





生活発表会の予行演習

 

生活発表会予行演習の日

 

さくらが熱を出したのを理由に

予行演習はお休みをする気満々だったのに

 

「初めての場所なのでどんなところなのかだけでも!

さくらちゃんが歌って踊るのはほんの5分くらいなので!」

 

と先生がやたらと連れて来いとがんばるんだけど

熱あるんですよ?いつも37.5度でお迎えとか言うのそっちでしょう。

お友達にうつるのでお休みさせてくださいってのが本当なんじゃないの?

少々の熱ならつれて来いってその意気込みはなに?

 

さくらは始めてのところでも物怖じしないので大丈夫ですよ。

逆に予行演習でやったら本番で「もうやらない」とか言いそうじゃないですか?

 

なんて言ってみたけど

いいからつれて来きて!ってな勢いなので

じゃぁ熱がなかったら。とさくらの熱を測ると

 

平熱に下がってやんの。

 

えー。行くのー?

めんどくさいなー。 ←本音が出た

 

さくら、先生が予行演習においでって言うんだけど行く?

本番どんなところでするか見るんだって。

 

「えー?見るだけ?」

 

ちょっとだけどんな感じかやるみたいよ?

しんどかったらお休みし・・

 

「じゃぁ行く」

 

行くんかーい。

 

 

会場は幼稚園ではなく府営のホール。

中央図書館と一緒に建てられた立派なものだ。

 

我家からの距離は近い。幼稚園より近い。隣駅。

 

えーっと、どこかなぁ。

 

周辺の建物が立派すぎてどこが入り口なのか分からない。

しかも目が悪いのに裸眼。

 

メガネ持ってこいよ私。

 

人の波が多い方に歩いてゆくと

子供連れがわんさか集まっている建物が見えたので

きっとあそこだろうと近づいて行くと

幼稚園のバスの運転手さんが向こうから出迎えてくれた。

 

「おはようさーちゃん。」

 

・・・・ ←なぜかあさっての方向を見ているさくら

 

さくら? おはようって。

 

「おはようございます。」 ←促せば挨拶をする

 

「おはよう。お熱はもう下がった?」

 

なぜバスの運転手さんがそこまで知ってるのか不思議なんだけど

この人は私の顔までばっちり覚えてらっしゃる。

園の方針なんだろうか。それともさくらが目立ちすぎてるからだろうか。

 

多分後者。

 

「さーちゃんね 風邪引いてね お熱出たんだけどね

もうお熱は下がったんだけど そんなに元気じゃないの。」

 

と、説明してるんだけど

なぜかさくらは変な方向を見つめたまま。

 

相手の顔を見て話そうよ・・・

 

今までもこんな話し方をしていたのかもしれないけど

「自閉症」と告げられてからこういう態度が気になって仕方がない。

さくらの仕草ひとつずつに「やっぱり違う」「やっぱりそうかも」

といちいちチェックして自己嫌悪。はぁ。

 

 

なんて私の気分はおいといて、さくらは先生に連れられてホールに消えていった。

 

親は本番までお楽しみという理由で中に入ることはできず、

かといってすぐにお迎えの時間になるので

家に帰るわけにもいかない。

 

さーて。待ち時間は何をしようかな。

ときょろきょろしていると

 

ホールの入り口からポーンっと男の子が飛び出してきて

次いで先生がしゅばばばばっと走り出てきて

転がして足を止めろとばかりのタックル!

男の子より素早く起き上がるやいなや捕獲!

イヤイヤ炸裂で叩かれ蹴られるのをものともせず抱きかかえて拉致!

 

「いやぁぁぁぁぁ!うぎゃぁぁぁぁ!」

 

という叫び声と共に再びホールに消えていった。

 

まるでコントかアニメを見ているような一幕。

 

そうか。ああやって止めるのか。

でも私はあんなダッシュで走りながら子供を抱きかかえつつ

怪我させないように転がして、しかも子供より先に立つなんてできない。

 

幼稚園の先生ってやっぱりすごい。

 

 

予行演習は30分ほどで終了。

 

先生に連れられて出てきたさくらは

 

「舞台だったよ!すっごい舞台だったよ!

いーっぱいいーっぱい椅子があった!

いーち にいー さーん・・・ ←何やら延々数える

にじゅにー にじゅさん・・・ ←なぜか小声になる

えっとね ひゃくくらいあったよ! ←適当

んもう いっぱいっぱいいーっぱー椅子だらけ!」

 

と、客席の椅子の数にたいそう驚いていた。

 

本番はあれに全部人が座るんだよ。

さくらが行かないって言ってくれたら私も行かなくてす・・げふんごふん

 

楽しみだね~





感情を引きずらない(年少)

 

昨日のことを反省してさくらと話し合い。

 

私がなぜイライラしていたのか

さくらにどうして欲しかったのかを伝えると

さくらも何がイヤだったかとか

次はこうして欲しいというような言葉が出てくる。

 

そしてお互い納得して終了。

 

さくらは感情で生きていない気がする。

自分を邪魔してくるものは攻撃して排除するけど、

相手にその行為がなくなればケロっとしている。

根に持つことがないというか、関連付けてないというか、

物事は単独で存在していて、そこに感情が乗っかっていない感じ。

 

だから片付けのことでどんなに言い合っても

「お水ちょうだい」と言うのはまた別なのでそこは普通に戻る。

でも私は感情に流されてしまうので

お水くらい自分でつぎ!とイライラを継続させてしまいがちなのだ。

 

だから「お水ちょうだいって言った時に怒らないでほしい」と言われた。

そだね。片づけとは関係ないもんね。

 

と仲直り?してもさくらの熱はまだ39.5度もある。

 

耳とほっぺだけ赤くて他は青白い顔をして

目ははれぼったく二重でとろ~んとしてて

おとなしくておとなしくておとなしくて

 

ああ、かわいい。

 

いつもこのくらいおとなしかったらいいのになぁ。

ほや~んとしてて、ぽ~っとしてて

 

ねぇ。かわいいねぇ。

 

とさくらをふわふわ撫でながら言うと

 

「さーちゃん お熱がなくてもかわいいでしょ?」

 

と言われた。

 

このセリフ、普通は「え?お熱がないとかわいくないの?」

という意味が含まれているように思われるかもしれないけど

 

さくらの場合は違う。

 

「そうなのさーちゃんはかわいいの。」

お熱がなくてももちろんかわいいの。」

 

という自己評価の高さからくる言葉なのだ。

相変わらず自己肯定感(というか単独で存在してる感じ)は高い。

 

 

さくらは熱には強いので40度くらいまでならあまり心配はない。

それより自分から行く気にならない病院に無理やり連れて行く方が

体力気力も使うしお互い疲れてしまう。

どうせ薬も飲まないしね。

 

見たところ熱だけだし基本的に自力で治せ!の私。

 

さぁ寝て治すんだ。

がんばれさくらの免疫システム!

熱の原因はいまいち分からないけど!

 

とエールを送りつつさくらと一緒にごろごろ寝て過ごした。

 

 

実は今日は幼稚園の生活発表の衣装説明会があって

こないだ切ったフェルト布で

どんな衣装をどうやって作るか聞きに行く日だった。

 

でも私はこういうことがあまり好きではない。

対等な関係の知らない人ばかりのところは

どう振る舞えばいいのか分からないし

気疲れして帰ってからぐったりするから。

 

衣装の作り方はプリントに書かれているので

特に説明を受けなくても作れる。

 

ということで、これ幸いと

 

「さくらが風邪ひいたので休みます」

 

と大手を振って欠席。

 

 

私、子育て向いてないのでは。

こんなコミュ症の引きこもり体質でこの先やっていけるのかしらん。





ストレス熱(年少)

 

「いちごつんでるの!」

 

なんで裸なの? ←いちごにコメントしてやれよ

 

「・・・」

 

お洋服着せてあげてよ

 

「こんな色の服を着ているの!」

 

そうきたか

 

 

***

 

 

さくらを迎えに幼稚園のバス停へ。

 

「・・・・」 ←下を向いて無言でバスから降りてくる

 

あれ? どうしたんだろう。

なんかえらい沈んでますが。

 

「あの、さくらちゃん、お友達とケンカして手を噛まれまして。

すみません。ここなんですけど。」

 

え。どこですか?

 

「ここです」

 

うっすら赤いような、赤くないような。

 

ってことは相手がすごいことになってるのでは!

さくらが引っ掻いたり噛んだりしたのはいつも流血沙汰だし!

 

「いえいえ、さくらちゃんは噛んでませんし手も出していませんよ。

ちゃんと我慢できてえらかったね。いっぱい褒めてあげてください。」

 

え?さくらが?

ケンカして噛まれたのに相手に何もしなかったって?

 

うそん

 

でも手を噛まれたくらいでこんな変な顔するかなぁ。

なんかありそうだぞ。

 

と思ってさくらに触るとあっつあつのほっかほか。

 

おおお。お熱かい。

具合悪くてやり合う元気もなかったのか。

 

はいはいしんどかったな。帰って寝ましょうね。

 

 

でも症状は熱だけ。

 

鼻水や咳があるわけでもなく、喉を痛がるでもない。

ただただぐったり寝てる。

 

お疲れ熱かな。

 

 

 

そして翌日は微熱程度まで下がり、見た目は元気。

 

それどころかいつもにはない遊び方をして

家の中がどんどん散らかってくる。

私を常に巻き込もうとするし、

なんかずっとしゃべってるし、昼寝はまったくしないし

妙なハイテンションのまま。

 

それだけ幼稚園でのストレスが大きいんだろうけど

それは分かってるんだけど、

夕方くらいになると私もイライラしてきた。

 

 

おもちゃ片づけて!片づけてって言ってるの!

 

とか叫んでもさくらに届かないのは分かってるけど

イライラしすぎて自分の怒鳴り声にヒートアップ。

 

片付けないなら捨てるからね!

 

とさくらのものをゴミ箱に入れたからさぁ大変。

 

「すてないで!」

 

だったら片付けなさい!

 

「すてないで!!」

 

だから片付けなさいって言ってるの!!

 

「すてないで!!」

 

片付けなさい!!

 

 

不毛なやりとり。

 

さくらは〇○だから○○をするというような

繋がりや流れがあるものが理解しにくい。

 

捨てないでと言ってるのに捨てられたままなので

捨てないでと言い続けるしかない。

 

私は捨てられたくないなら片づけろと言ってるんだけど

さくらにはその関連が分からない。

 

落ち着いて考えれば分かるし、

ゴミ箱から出して「片付けなさい」と手渡せば済むのに

この時の私はそんな余裕はまったくなかった。

 

捨てないで!としか言わないさくらにさらに腹をたてて

次々にさくらのもの(私から見ればゴミ)を拾って

ゴミ箱に入れてゆく。

 

「すてないでええええ!!」

 

だったら片付けなさいって言ってるでしょ!!

何回おんなじこと言わせるの!!

 

「すてないでええええ!!」

 

うるさい! ←ひどい

 

 

床に散らばった全てのものを全部ゴミ箱につっこんで

鼻息も荒くさくらをリビングに置き去りにした。

 

 

そしてその夜。

 

寝付いたさくらの様子がどうも変なので体を触ってみると

めちゃ熱いですがな!

 

あっさり39度超え。

 

30分~1時間ごとに「何か飲む~ お茶~」と起きるけど

トイレに自力で起きて行くのでまぁ大丈夫だろう。

 

 

バチが当たったんだ。

 

誰に。私にか。

 

 

そう言えばなんでケンカしたのかとか

どうして噛まれたのかとか聞いてなかったな。

 

なんかいろいろ反省。





ムーミンなら見れる(年少)

 

「楽しいムーミン一家」

 

というアニメを全話手に入れてからというもの

飽きもせず毎日毎日ムーミンを見ている。

 

さくらは一般的な子供向けのアニメにありがちな

 

善悪がはっきりしていて

主人公が毎回ピンチになって

たまに負けたりなんかしてハラハラドキドキ

でも絶対に主人公が勝って終わる。

 

という水戸黄門的な展開がどうしてもダメで

ピンチになりそうな雰囲気だけで泣いてしまって

最後まで見れたことがなかった。

 

例えばアンパンマンとかね。

顔が濡れただけでもう大泣きさ。

 

でもムーミンはその点ぬる~いし

決まった展開がないので安心できるらしい。

 

逆なような気がするんだけど。

 

 

で、ムーミンの絵もよく描くんだけど

いい感じのにょろにょろが出てきた。

 

いいなこれ。

このにょろにょろ好きだわ。

 

ムーミンの手がなぜかこうもりみたいになってるし

空が昼と夜に別れてたりして

 

へ~ こういう絵も描くのか~

おもしろいな~

 

と絶賛してたら

 

 

 

「ムーミンとフローレンがシャボン玉にのってるとこ」

 

という絵を描いた。

 

左にある妙なものはなんだろう・・・

シャボン玉よりそっちの方が気になる。

 

さくらは描いて満足すると絵について聞こうと思っても

いまいち返事をしてくれないのでよく分からなかった。





自閉症スペクトラムの理解のために

 

「自閉症スペクトラムの理解のために」という冊子です。

 

下記URLよりダウンロードしてください。

 

http://maybe.moo.jp/spectrum.pdf

 

これは自閉症スペクトラムをざっくり説明したもので、

 

「一見普通に見えるけど、特性を持っている子がいるんだよ」

ということを知るきっかけになるものです。

 

学校の先生にどんなに説明しても分かってもらえない。

私の説明が分かりにくいから?

 

脳が同じように動いてないこと、

感じ方そのものが根本から違うこと、

訓練や慣れで普通の子になるわけじゃないことを

どうやって伝えたら分かってもらえるんだろう。

 

娘だけのことじゃない、

自閉症スペクトラムの子は他にもいる。

 

もっと根本的なことを理解してもらわないと。

という思いで作ったものです。

 

しかし、これを学校に渡したからといって理解が進んだとは思えず、

もともと理解してくれる先生は自分で勉強もするし考え方も柔軟だし、

自己満足で終わってしまったな。

 

というのが正直な感想ですが、

もし誰かの役に立てれば幸いなのでブログに載せておきます。

 

A41ページに2ページ分を印刷していただければ

折ってでっかいホッチキスで閉じることで冊子になります。





ひもが好き(年少)

 

さくらはひもが好き。

 

はいはいしだした頃から

電気コードや服についているひもなど、

ありとあらゆるひも目掛けて突進していた。

 

さくらに「何食べたい?」と聞くと必ず「ちゅるちゅる」と言うくらい

ひも状の麺類ならなんでも食べる。

(ちなみに未だに麺類は全てちゅるちゅると言う)

 

 

とにかく細長いものが大好きで

見つけたら手に取らないと気が済まない。

 

そんなさくらが目を輝かせるのが私の裁縫箱だ。

そこにはひもがいっぱい。

 

さくらにとっては糸もひも。

 

でも縫い糸より少し太いしつけ糸がお気に入り。

 

「青にしようかな~ 黄色にしようかな~」

 

と言いながらしつけ糸をしゅるしゅると抜き取り

家中のあっちこっちに思いつく限りセロテープでひっつけてゆく。

 

なんなのそれ?

 

「小人さんをつかまえるんだよ!

夜にね ここにこう小人さんがきたら えいって。

だから夜になっても片付けちゃダメだよ。」

 

小人さんつかまえてどうすんの。

 

「さーちゃんのおもちゃ返してって言うの!」

 

・・・ぉぅ

 

 

我が家には夜な夜な小人さんがやってきて

片付けてないおもちゃを持って行ってしまうのだ。

 

おもちゃと言っても私から見たらただのゴミ。

ペットボトルから剥がしたラベルだったり

お菓子の箱だったり包み紙だったり内装袋だったり

1回折られただけの折り紙だったりたりたり

 

 

床や冷蔵庫や洗濯機やドアや窓なんかに

べたべたとひもを貼り付けていたけど

家具にも容赦なくセロテープで貼り付ける。

 

我家の家具はほとんどがパイン材なので

セロテープくらいではなんともないんだけど

若かりし頃に買った安物のチェストはダメなのだ。

 

木っぽく見せてる印刷がはがれてしまう。

 

ここはダメだからね。

ここにセロテープ貼っちゃダメだからね。

色が剥げるから!

 

と何度も念を押すんだけど

やっぱりぺちょっと貼られていたりする。

 

ああもう・・・

 

 

で、これ本当に夜になってもそのままにするの?

なんか変な儀式してる部屋みたいになってるんだけど。