ぶーぶー怖いよ!(1歳10ヶ月)


 

さくらは車が怖かった。

 

「ぶーぶー怖いよ!」と言うと

 

ぴたっと止まって

こわいこわい言いながら私に向かって走ってきていた。

 

でも何度も言ってるうちに慣れてきたのか

車というものを怖くないものと認識してしまったのか

ぶーぶー怖いよ!の効力がなくなってきていた。

 

我が家のマンションは1階の玄関を出るとすぐに

ひっきりなしに車が行きかっているような道路で

飛び出そうものなら一瞬で引かれるような場所だ。

 

いつもは「ぶーぶー怖いよ!」と言いながら

さくらと手をつないでいたんだけど、

 

今日は私の手を振りほどいて

あっという間に外に出てしまった!

 

目の前は道路!車のスピードも出てる道路!

 

ぎゃー!!

 

力の加減をする余裕すらなく

がしっとさくらの腕をつかんで引っ張り戻す。

 

いやーアドレナリン出たね。

どっぱし。

心臓に悪いってほんと・・・

 

「車怖いって言うてるでしょ!

飛び出したらあかんの!お外はおててつなぐの!」

 

と頭ごなしにがんがん怒ったら

ひーひー泣きながら抱っこをせんがんできた。

 

ダメだ。わかってない。

腕が痛いのと怒鳴られたのとで泣いてるだけだ。

 

こればっかりはやってごらんと言うわけにもいかず、

なんとか聞き分けて欲しいんだけど。

 

はいはいよしよし 腕痛かったね。ごめんね。

 

でもほら見て。ぶーぶーいっぱい来てるでしょ?

あれにぶつかったら痛いんだよ。

だからこっちに飛び出しちゃダメなの。

 

「がーーっこ!がっこ!あっち!」←マンションを指さしている

 

まだ通じないか・・・

 

 

まぁ公園についたら機嫌も直るでしょう。

 

と公園までは抱っこして歩きながら

 

今度から手を繋ぐんじゃなくて、手首を持つようにしようか。

でもそれって仲良く歩いてるようには見えないよな。

連行してるみたいだもんな。

 

それともお散歩紐がついれるリュックを買おうか。

でもあれぐんって引っ張られたら後ろに転ばないのかな。

それにリュックが取れたら結局危ないし、

取れないようにぎゅーぎゅーしたら嫌がりそうだし。

 

犬のハーネスみたいなのないかな。

中型犬のだったら使えるかも?←考える方向がおかしい

 

それとも服に直接縫い付けて・・・←どんどんおかしい

 

うーん

 

とか考えながらひくひく言うてるさくらをぽんぽん。

 

 

さー公園ついたよ。

遊んでくださいな。

 

「イヤ」

 

へ?

 

「イヤ。あっち。おうち。」

 

は?

 

「だっこ。あっち。」

 

おうちに帰るの?なんで?

せっかく公園来たのに遊ばないの?

 

「イヤ」

 

わーご機嫌直ってなーい

 

 

そういやさっき公園じゃなくて家の方を指さしてたな。

あれは外に出る気がなくなったから帰れってことだったのか。

 

でもせっかく来たのにな。

 

ほら、ここならぶーぶーこないし。ね?

抱っこでお散歩しようか。

 

ということで抱っこしたまま公園の中を散歩。

くるっと回ってもダメなら帰ろうか。

 

なんて心配は遊具のある場所で終わり。

お友達がいっぱい遊んでるのを見ると

さっさと私から降りて走ってった。

 

ほっ

 

 

気を引き締めよう。

さくらは一瞬気を抜いただけでも死ぬ子だ。

 

よし。

 

 

 

と、いつぞや完全に放置していたことは棚にあげる。

 

私はこういう両極端なことが多いので

さくらのように他人に左右されない子じゃないと

なんなの、どっちなのと不安になったかもしれない。

 

でもさくらは私の揺れ動く気持ちとはうらはらに

親がいてもいなくても、

今日もいつも通り元気に遊んでいる。

 

これでいいのだ。

 

 

・・・いいのか?




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