アスペルガー症候群とは


 

さくらにアスペルガーの診断が下りた時、私はその場で

 

「アスペルガー症候群って自閉症ですよね?
娘は自閉症じゃありませんよ。(キッパリ)」

 

と言い放ったほど何も知らない状態でした。

 

それどころか、アスペルガーが自閉症だと知ってる時点で
知識があると思っていたくらいです。(無知って強い)

 

その時、先生が図に書いて詳しく説明してくれましたが、
初めて聞く言葉が多くてさっぱり分かりませんでした。
家に帰って調べてみても、勧められた本を買って読んでみても

「要するにアスペルガー症候群って何!?」

から抜け出せませんでした。

 

そんな私の「勝手にこう決めましたアスペルガー」をご紹介します。

学術的に正しいことが知りたい方は別のサイトへどうぞ。

 

 

アスペルガー症候群とは

アスペルガー症候群は発達障害のひとつです。

 

「知的と言葉の発達に遅れがない自閉症」で、

 

一般の人とは脳の処理方法が少し違います。

 

しかし私はこの自閉症という言葉にひっかかりまくってました。

 

自閉症と言えば

手を耳にパチパチ当てながら「あああああああ」と声を出し
壁に向かってぴょんぴょん飛んでいて
目を合わせることも、会話もできず、
介護の人に引っ張られているイメージだったからです。

すごい偏った情報・・・

 

この症状は自閉症の中のカナー症候群というもので
知的障害を伴う自閉度の高い障害です。

 

娘はこの知的部分に遅れがないだけで、自閉度はそこそこありました。

 

 

 

自閉度とは

自閉度とは、目で見る視覚、耳で聞く聴覚、においをかぐ嗅覚、
触った感覚の触覚、舌で味わう味覚の脳への伝わり方が
人とどのくらい違うかという、その度合いのことです。

 

五感の処理方法の違いの強弱とも言えます。

 

その五感の全てが違った場所で処理され、

さらにひとつの刺激に対して、同時にいくつかの感覚が動いたりするので
見え方、聞こえ方、感じ方などに、さまざまな特徴があり、
そのせいで、ちょっと変わった人に見られます。

 

脳の使い方が普通に近ければいわゆる天然さんで通りますが
違いが大きくなると普通の生活を送ることも難しくなってきます。

 

そう思って娘を観察すると
知的に遅れがなくて、会話が成り立つというだけで
おかしな考え方、行動はそここに表れていました。

 

娘の小さい時の特徴は

 

・早くから文字に興味を示し、すぐに読み書きができるように。
通信教材は1つ上を取っても物足りず、
市販のドリルなどを買っても一気に一冊終わらせてしまうほど。

 

・恐竜の名前や、元素の名前など、好きなものはすぐに覚える。
そして他の人も同じようにすぐに覚えて当然と思う。

 

・手を離すと消える。
もちろん呼んでも帰ってこないし、私を見ると逃げて行く。

 

・かと思えば同じ場所に長時間じーっとしている。

 

・食に関心が薄く、好き嫌いも激しい。

 

・なんで?がしつこく、納得しないと動かない。

 

・1日2食になるほどよく寝る。
などなど、まだまだどんどん書き出せます。

こんなの普通の子でもあるでしょう?と思われるかもしれませんが
健常の子と比べるとその度合いがまったく違いました。

 

赤ちゃんの時からずっと一緒にいると気付きにくいのですが、
今振り返ると、やはり娘の行動はかなり特徴的なものでした。

 

たとえば娘には聴覚過敏があります。

聞こえ方が普通の人と違うのです。

 

教室でみんなが一斉に笛の練習を始めると

音として認知するだけでなく、痛みとしても伝わるので
命を脅かされるほどの苦痛に襲われます。

それは我慢したり慣れたりできるものではありません。
しかし娘には言葉に遅れがないので、ぱっと見に障害があると分かりにくく、
わがままを言っているように見え、叱られたり、無理強いされますが、
我慢できる範囲を超えているので教室を飛び出してしまいます。

 

理由が分かれば当たり前の行動ですが、

分からなければただの自分勝手な子です。

 

私は理由を先に知っていたので、学校での先生の
「みんなと同じように」という目標が不思議で仕方がありませんでした。

 

この脳の違いを分かってもらうことのなんと難しいことか!

 

 

アスペルガー症候群は対人関係に遅れがあるとよく言われますが、
それが一番目に見えて分かりやすいだけであって、症状の一つに過ぎません。

五感の全てが違った場所で処理されているので、
自閉度が高ければ高いほど、内面はまったく違う世界に生きています。

 

本人は何かおかしい、みんなとどこか違う。と気付いても
どこをどうすればいいのか分かりません。

自分で考えるとどんどん一般常識からは外れていきます。

 

普通は水をあたためるとお湯になるけど、
自閉脳では水をあたためると虹になる。

 

くらいの違いがあったりするので
見れば分かる。考えれば分かるというものではないのです。

 

また、同じアスペルガーでもその処理方法は千差万別なので
みんなが同じ特徴を持っているわけではありません。

 

この自閉度というのがアスペルガーを理解するうえで一番厄介なんです。

 

 

また、興味があるものにはずば抜けた記憶力を発揮するので、
一定の分野においてIQが高いのもアスペルガーの特徴です。

 

 

 

IQとは

IQとはその年齢の平均値を100として出すもので、
年齢が低いほど高い数値が出やすく、
年齢が高くなるにつれて落ち着く傾向があります。

 

たとえば3歳の子に6歳の子の能力があればIQ200になりますが、
12歳の子に6歳の子の能力しかなければIQ50になるという具合に
能力は一緒でも年齢によってIQ値は大きく違ってきます。

 

IQが90を下回ると学校の授業についていくのが難しく、
IQが70を下回ると知的障害とされますが、
娘の主治医に言わせると、IQが高すぎるのも一種の知的障害だそうです。

 

IQが高いと聞くと「勉強ができてかしこい」イメージがありましたが
自閉度が高いと考え方も変な方向にぶっ飛んでいくので
確かに知的障害と言えます。

 

しかも学校の成績にはまったく反映されないし・・・

 

 

 

図で見る自閉症スペクトラム障害

自閉症は自閉度の強弱をすべて含めて「自閉症スペクトラム障害」と言います。

 

その中でアスペルガー症候群はIQが高いのが特徴で、
幼少期の言葉の遅れがあるかないかで高機能と区別されます。

 

最近はこのアスペルガーだの高機能だのと分類せずに、
全て自閉症スペクトラムと表現しようという動きがあるのですが、
我が子に障害があると分かった時はピンポイントで対応を調べられるように
診断時にはこの分類を使うべきだと思っています。

 

 

しかし数値で線引きできるものではなく、
重なり合っている部分や健常との境も曖昧なので、

スペクトラム(連続体)と表現されます。

 

ああ、ややこしい。

 

 

 

 

我が家の分布図はこんな感じです。

 

娘はIQは高いけど、自閉度も高いからいろいろ大変なのよこれが。

 

私は人となんか違うなと思いながら、身体症状をいろいろ出しながらも
なんとか学校を出て就職し、結婚して子供を育ててるので
アスペの中では普通に近いんじゃなかろうかと。ええ。

 

息子は自閉度は低いけどIQも低めのゆっくりさんで
まだはっきりした診断名が出ていません。

 

夫は我が家で唯一健常ゾーン。がんばれ夫!

 

 

 

結局アスペルガー症候群って何?

アスペルガー症候群とは

 

知的や言葉に遅れはないけど、
五感の刺激に対する脳の処理方法が普通の人と違うから
いろんないろんな本当にいろんなとこに特徴がある障害だよ。

 

ということです。

 

 

そう私は理解している。

 

 

 


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