自転車にひかれる(1歳10ヶ月)


 

朝からいい天気だったので

何も考えずにいつもの公園に行くと

 

ものすごい人だった。

 

家族連れがいっぱい。

あっちこっちにビニールシートでお弁当。

遊具に戯れる小さい子の群。

 

あ。日曜か今日!

 

休みになるとこの公園はとても人が多くなるので

土日は避けていたのに失敗したな。

 

今から帰るって言ってもさくらは聞かないだろうし、

今日は目を離さずに後ろをしっかりついて歩くしかないな。

 

と思いながら、遊具のあるところまで歩いていると

 

小学校低学年の男の子が乗ったマウンテンバイクが

ノーブレーキでさくらをすっ転ばして過ぎ去っていった。

 

は!?

 

一瞬の出来事になにもできなかった私。

 

自転車はそこここでいっぱい走っているけど

みんな上手に歩いている人をよけてるし、

まさかとことこ歩いているさくらにぶつかってくるとは!

 

さくら!

 

1mほどすっ飛ばされたさくらは大泣き。

周りの大人達のドヨメキ。

駆け寄る私。

 

自分で起き上がったのでほっとしつつ

抱き起こして全体をチェック。

 

さくらは抱っこ抱っことしがみついてくるので容易ではない。

 

顔見せて。あーんして。どこか痛い?

って今は分からないか。

 

顔に傷はない。口の中も切ってない。

頭は打ってない・・・はず。

 

しかし私の頭の中はさくらが大変というより周りの人の視線。

 

「あんなちっちゃい子の手ぇ離したらあかんでー」

「親はどこにおったんやー」

「ちゃんと見といてやらんとー」

「かわいそうになぁ 親が悪いわー」

 

などの幻聴を聞きながらこの場から逃げたい一心。

(実際には誰も何も言ってません)

 

そうこうしているうちに男の子が

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

と言いながら帰ってきた。

 

ああ、きてくれたの。大丈夫だよ。

謝ってくれるの。ありがとうね。

 

「本当にごめんなさい!」

 

どこかにぶつかった?

 

「わかんない。でもぶつかったかもしれない。

ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」

 

うん。いいよありがとう。

もう大丈夫だからね。

 

こういう場合、どういう風に場を収めていいのかまったくわからない。

この男の子の親を探す必要性は感じられないし

かといってフォローもせず立ち去っていいものかどうか・・・

 

男の子は「ごめんなさい」を繰り替えすばかりで

話をしようにもできない感じ。

 

結局私は泣きじゃくるさくらを抱えつつ

大丈夫だからね。と男の子に言いながらその場を離れた。

 

 

さくらが泣き止むのを待って落ち着いてもう一度チェック。

どうもわき腹にタイヤが当たったらしく

服が汚れていて皮膚がちょっと赤くなっていた。

 

ここ痛い?

 

「あっち!あーっち!」

 

さくらは既に遊具に行きたくて大騒ぎ。

 

痛くないのね?

 

「あーーっち!」

 

答えてくれー

 

 

でもそのまま手を離すとぱっと遊具に向かって走って行って

いつも通り遊び始めたので一安心。

 

しばらくしてもう一度見てみると赤みが引いていたので

ちょっとすれただけだったらしい。

 

ほー

 

 

気になったのでさっきの男の子を見ていると

自転車のブレーキを使うことができないらしく

少し大きめの自転車をうまく走らせてはいるんだけど

止まる時は足で地面をザザザーっとしている。

 

ブレーキ使えって!

 

しかもぶつかる危ない!と思ったら目が離せなくなって

結局それに向かって突進している。

 

これは私の観察不足だな。

 

もっと全体を把握できる力があれば

あの自転車危ないからここは抱っこしとこうとか

ぶつかりそうな時にさっと手を引くとかできたのに。

 

でもそれは難しいから

 

人が多いときには手を離すなだな。




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