手にいっぱいできた湿疹を

ウイルス性の夏風邪ですねと診断されて

総合病院の皮膚科に通っていたある日、

 

待合室でさくらより少し背が低くて、

体格が似通った女の子がいた。

 

あーさくらと同じくらいかなーと見ていると

 

「あのさー こないだバーベキューしたやんかぁ。

あのときおったおっちゃんがさー、あめちゃんくれたやん?」

 

となめらかに話しをし出してびっくり。

ちゃんと椅子に座ってるし目線や仕草に意思が感じられる。

 

小さいのにちゃんとした人間だ!

 

一方、さくらは廊下に腹ばいになったり

くくってある髪の毛をパタパタして(頭を振りまくる)遊んだり

椅子に座っても足をバタバタさせたりすぐに下りたりまた座ったり

 

壁に体をこすりつけながらズリズリ歩いたり

ぴょんぴょん飛んだり回ったり

 

まわりを見もせずにしたいことをしている。

 

話しかけてもほぼ聞こえていない。

さくらから話しかけてくることもない。

 

でも時々私の顔を見てぴょこぴょこやってくる。

 

もうちょっと待ってね

 

「んん?」

 

もうちょっと待ってね

 

「んん?」

 

もうちょっと待ってね。

 

「もうとっとまってね!」

 

会話もこんな感じ。

 

体格が同じようでもあの子はもっと年齢が上なんだな。

さくらももう少ししたらあんな感じになるのかな。

 

と、この時はのんきに思っていたけど・・・

 

 

見る人が見れば、あー自閉症だなと分かったはず。

 

なんで誰も言ってくれなかったんだろう。

 

でも、でも、私が今、あの子あやしいなと思ったとして

「あなたのお子さん自閉症っぽいですね」

なんて口が裂けても言えない言えない絶対言えない。

 

きっといろんな人がさくらを気にかけてくれてたはず。

その時その場限りの人が。

 

でもこの頃はほぼ私とさくらだけで生活していて

例えば児童館に行ってみるとか、

支援センターで同年代と遊ばせてみるとか

そういうことをまったくしなかったので、

 

アドバイスしようにもだれもできなかったのだ。

 

さすがに通りすがりで「この子発達に問題あるわよ」

なんて言われても、あんたこそ問題あるわ!

と思って終わりだっただろう。

 

だから、そういう意味でも、

小さい頃からいろんな人と関わるべきだったんだろうな。

 

この時の私にそんなこと言ったって

聞きやしなかっただろうけど。




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手にびっしり湿疹を出して皮膚科に行ったさくら。

湿疹と言っても、皮膚の内側に水泡ができているような感じで

表面にはさほど盛り上がってはない。

 

手の平は赤いけど、他の湿疹は色がついてなくて

よーく見ないと分からないんだけど、

 

それが手の指にも甲にも平にもびっしり!びーっしり!

見れば見るほどどんどん見えてきて鳥肌が立つ感じ。

 

ぞわぞわぞわ

 

 

 

湿疹に気付いて病院に行くと

 

「何か強いウイルス性のものですね。

これはもう対処療法しかないんです。」

 

と言われ、アレルギーの薬と塗り薬で様子を見ること2週間。

最初に症状があらわれてからはもう3週間ほど経っている。

 

あんまり酷くなると肝臓に影響があると言われ

様子を見ていた。

 

 

そして久しぶりの病院の日。

 

「んー あ、いいですね。酷くはなってませんね。

これくらいなら血液検査は必要ないでしょう。」

 

ほっ

でもあの、まだ湿疹がいっぱいあるんですけど。

 

「ははは そんなすぐには引きませんよ。

長い人だと2ヶ月くらいはかかります。」

 

2ヶ月ですか!?

 

「そんなに心配することはないですよ。

ただ高い熱が出たり、湿疹がどんどん増えることもあるので、

そういうのだけ注意してれば普通の生活に支障はないですし。」

 

でも、ウイルスってことはうつるんですよね。

 

「まぁウイルス自体はうつりますけど、湿疹からはうつりませんよ。

咳なんかが無いだけ風邪よりはうつりにくいと思います。

ただ赤ちゃんやお年寄りには気をつけた方がいいかもしれません。」

 

はぁ。

 

「じゃぁ1週間後にまた予約入れておきますので。

それまでに熱が出たり酷くなるようなら来てください。

お薬の追加出しておきますね。」

 

はい。ありがとうございます。

 

 

湿疹の他はいたって元気。

特に何をするでもなく普通に過ごす。

 

ただ、手の平の皮がむけ始めて

さくらがそれを気にしているくらい。

 

 

そして再び病院の日。

 

 

「あーはいはい。治りかけてきてますね。いいですよ。

手のひらの皮がむけてるから保湿剤出しときましょうか。

まだ痒がってますか?」

 

いえ。もう痒くはないみたいですけど

皮がむけてて皮膚が薄くなってるので痛がります。

遊んでるとすぐに血が出てしまって。

 

「あー・・・」 ←どんな遊びをしてるんだという顔。

 

「ここからぶり返すということはまずないと思いますので

いったん終了にしましょうか。」

また湿疹が広がるようなら来て下さい。」

 

はーい。

 

今回で病院終了。ほひ

 

 

でもこの手の平に保湿剤を塗るってくせものよね。

 

他の場所と違っていろんなものを持つ手だけに

あっちこっちに保湿剤がべっとり。

 

そして肝心の手のひらからは落ちてしまう。

包帯なんかできないし、

手袋は嫌がってすぐ取っちゃったし。

 

で、結局あまり塗らずに自然にまかせておいたら

いつのまにかきれいになっていた。

 

結局なんのウイルスだったんだろう?




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数日ちょっと元気のない日があって

手にびっしり湿疹を出したさくら。

 

皮膚科に行ったら「ウイルス性のもの」と言われて

飲み薬と塗り薬をもらって、

湿疹はすぐにでも引くものだと思っていた。

 

なのに

 

湿疹ひどくなってるー?

 

 

 

手の平が真っ赤!

 

固いような盛り上がったぷつぷつもまだいっぱいあるし

なんなのこれ?

 

手足口病だったらもう治ってもいい頃だよね。

なのに治まるどころか逆に広がってきてる気がする。

 

起きてる時は色々忙しいらしくて普段と変わりないんだけど

寝てるときにじーっと見ていると

手のひらを時おりぼりぼりと掻いている。

 

痒いのかな。

痛くて気になるのかな。

 

なんだろう?

 

ウイルス性って言ってたから風邪の一種には違いないんだろうけど

でも元気だしなー。ご飯も食べるしなー。機嫌もいいしなー。

 

うーん

 

 

と思いながらさくらを再び病院へ連れてゆく。

 

「はい。手を見せてねー。見るだけだよー。

はい。じゃぁ次はお口の中見せてねー。見るだけだよー。」

 

さくら、案外おとなしい。

こないだ痛いことはされないと学習したか。

かしこいね。

 

「あー。これは手足口病じゃないですね。

何かほかの強いウイルスです。」

 

強いウイルス!?

手足口病じゃないんですね?

 

「足と口にまったく出てないですしね

それに手足口病なら10日もあれば湿疹は引くんですよ。

でもこれを見る限りまだ広がってますしねー。

まだウイルスの全盛期がきてないかもしれません。」

 

まだ酷くなるってことですか?

 

「手のひらはこの前より酷くなってますし、

赤みを帯びてますし熱も持ってます。

それにヒジの方まで広がってきてますのでねー。

うーん・・・これちょっと・・・」

 

ちょっとなんなの。

 

手の平は少し痒がるんです。

 

「痒いでしょうね。塗り薬以外に冷やしてあげると効果がありますよ。

ウイルス性の場合はね、対処療法しかないんです。

水疱瘡などの特別なものには薬があるんですけど、

これはもう免疫に頼るしかないんです。」

 

え?今飲んでる薬は?

 

「あれはアレルギーを抑える薬なんですよ。

ウイルスには直接効果はないんです。」

 

なんじゃそりゃー。

 

そしたら家でおとなしくさせといた方がいいんですか?

 

「熱がなければそう心配することもないですけど、

まぁ疲れることは避けたほうがいいでしょう。

ただ、あんまり酷くなると肝臓へ影響が出る場合があるんです。」

 

か、肝臓ですか。

 

「まだこの程度なら心配する事はないですけどね。

5日後に予約入れておきますので、

そこで血液検査をするか判断しましょう。

それまでに湿疹がどんどん広がってきたり、

高い熱が出るようならすぐに受診してください。」

 

えーっと・・・ ←何を聞けばいいのか考え中

 

「ウイルス性の湿疹としては普通の経過をたどってます。

まず体の末端から湿疹が始まって、徐々に上がって行くんです。

どこでおさまってくれるかなんですけど、

今は特に心配することはないですよ。」

 

あ、はい。

 

さくらは自分の診察が終わった後は

先生が話をしている間ずーーっとずーーーっと

向こうの窓際に置いてあるネコのぬいぐるみを指差して

 

「にゃーちゃん!」

 

「にゃーちゃんいこ?」

 

「にゃーちゃんあっち!」

 

「にゃーちゃんこっち!」

 

と繰り返していた。

 

さくらはちょっとは黙ってろ。

看護師は気を利かせてそのネコを持ってこい!

 

(もろもろの事情によりさくらに触らせたくないのかもしれないけど)

 

「じゃぁ5日後に」

 

はい。ありがとうございました。

失礼します。

 

「おわった? おわった? もうおわった?」

 

もう終わったよ。

 

「ばっばーい。ばっばーい。」 ←これでもかと先生に手を振るさくら。

 

「はい。バイバイ。」 ←照れくさそうに対応してくれる先生。

 

 

何か分からないけど強いウイルスなんだって。

そんなもんいったいどこでもらったの。




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いつもは帰ろうと言っても

なかなか公園から帰らないさくらが

 

「もうかえろう」と言って自分で歩こうとせず

 

次の日も、その次の日も外に出たがらずに

家の中だけで過ごした。

 

ということがあった。

 

しかしさくらはすぐにまた外に出るようになり

公園でいつものように遊ぶ毎日が戻ってきた。

 

気になる湿疹を除いて。

 

 

 

 

さくらの手の甲にぶつぶつがびっしり生えているのだ。

なんだろうこれ・・・

 

蕁麻疹じゃない。

皮膚のもっと奥の方で水泡ができているような

固く盛り上がっているような湿疹だ。

 

さほど赤くもない。

 

見れば見るほど気持ち悪い。

 

でもさくらは元気。

いつも通り外で走り回っている。

 

 

かゆい?

 

「かゆい!」

 

いたい?

 

「いたい!」

 

平気?

 

「へーき!」

 

 

ああもうこのオウム返しなんとかして。

真意が分からない。

 

数日様子を見ていたけど、どんどん数が増えてきて

まったく良くなる気配がないので皮膚科に行くことに。

 

ここは総合病院なので待合の端っこに連れていって

なるべく他の人の迷惑にならないようにする。

 

床に座っても寝そべってもいい。

奇声を上げて走り回るのだけはやめてよー。(ドキドキ)

 

「はーい。こんにちはー。

症状が出て1週間くらいなんですねー?」

 

そんなもんだと思います。←ちゃんと覚えてない

 

「じゃぁ見てみましょうか。」

 

お。さくらがおとなしい。

手を見せるのは怖くないんだな。

 

「うーん。これはウイルス性のものですね。

手の甲のは赤いので分かりやすいけですけど、

ほら、手の平や指にもいっぱい出てるでしょう。

肌と同じ色ですけど、分かります?」

 

え?手の平?

手の甲だけしか・・・

 

うわ!ほんとだ!手の平すごい!

うわ!指もすごい!

 

気づけよ私!

 

「足も見せてもらえます?」

 

足?足はなんともないですよ?

と言いながら靴と靴下を脱がせる。

 

「んー。足には出てないですねー。

じゃぁ今度はお口見ましょうか。あーんってできる?」

 

さくら あーんだって。ほら。あーん

 

「・・・・」←さくらむっつり

 

あーんだってば!

 

「さくらちゃーん。これ持ってていいよー。

ほら、キティちゃんのシールだよー」

 

先生が取り出したのはかわいいシール。

小児科でもない普通の皮膚科にそんなもの置いてあるんだ。

へー。

 

さくらはシールを受け取ると、素直にあーんって口を開けた。

 

おお。シールすごい。

 

 

「んー口内炎はできてないようですね。

口の中も大丈夫そうですねー。」

 

手と足と口?

もしかして手足口病ってやつですか?

 

「いえ、ちょっと今は断定できないんですけど、

ぶつぶつが出る前に風邪のような症状はなかったですか?

咳をしたり食欲が落ちたり、元気がなかったり。」

 

ぶつぶが出る前っていつだ?

風邪のような症状?

 

と、とくに気づかなかったです。

 

私は記憶が連続体ではないので、

あらかじめ考えてないことを不意に聞かれると

まったく思い出せなくなる。

 

家に帰ってゆっくり考えれば

ああ、外で遊びたがらない日があったな!

 

と思い出せるのに。

 

 

でも事前にネットで調べたことも聞いてみる。

 

これ、手湿疹ではないんですか?

水仕事する人がなったり汗をよくかく人がなったりってゆー

 

「違いますね。これはウイルス性の湿疹です。」

 

お。そこは言い切るのか。

本職が見れば分かるんだな。(あたりまえ)

 

「お薬出しておきますので3日後にまた来て下さいね。」

 

はい。ありがとうございます。

 

 

そうか。さくらったら風邪引いてたのか。

気づかなくてごめんよ。

 

しかもずいぶんほっといた気がするし。

 

 

でも飲み薬を飲んで塗り薬をべたべたに塗られたさくらは

やっぱりとっても元気まんまん。

 

本当に風邪なんだろうか。

先生もはっきりと病名は言わなかったし

再診があるって事は何かよくわかんないってことなんだろうか。

 

うーん

 

おてて痛い?

ここほら。ぶつぶつあるとこ痛い?

 

「あい。いたい」

 

じゃぁここは?このなんにもなんともないとこ。

ここ痛い?

 

「あい。いたい」

 

痛い?って聞いたところは全部痛いのね。

 

自発的に出てきた「いたい」は本当に痛いんだろうから

何も言わないってことは特にどうってことないんだろうな。

それとも今からどんどん酷くなっていくんだろうか。

 

うーんうーん

 

外部的な刺激じゃなくて

ウイルス性の湿疹ってことははっきり言われたので

 

だったら外で遊んで体力を消耗させるより

家でゆっくりしといた方がいいよね。

 

ということで、湿疹が治るまでは公園はおやすみね。

治ったらまた公園行こうね。

 

 

 

私はこの時、湿疹なんてすぐに引くものだと思っていた。

それこそ蕁麻疹のようにしゅっと。




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6月中旬

 

遊歩道を少し遠くまで歩いてみようと

さくらを誘導しつつお散歩。

 

てくてく

 

時おり雲が広がって太陽をさえぎってくれる。

風が吹くとひんやりした感じがする。

木陰でじーっとしてれば涼しいような気さえする。

 

でも汗が出る。

 

いや、やっぱり暑いよね?

 

暑い。暑いわこれ。

 

あんまり汗をかかない私が汗ぶほぶほ。

さくらもべっちょり。

気温はともかく湿度が高すぎるんだこれは。

 

あー。気分悪くなってきた。

さくらは平気なんだろうか。

 

「おかーしゃん こっちこっち!」

 

そろそろ引き返さないと

お昼までに家に帰れないなーなんて思いながら

てこてこ走っているさくらを追いかけていると

 

突然くるっと向きをかえて私の足に手をかけてきた

 

「おかーしゃん もうかえろう?」

 

え? ええ!?

今、もう帰ろうって言った?

 

さくらが自分から帰ろうだなんて

いったいどうしたんだろう。

 

疲れたのかな。暑すぎてしんどい?

今まで暑いだ寒いだ気にしたことなかったのに。

 

こんなことは始めてなのでものすごく動揺している私。

 

「もう おうち かえろう?」

 

うんうん。帰ろう帰ろう。

帰ってお昼ごはん食べようか。

 

じゃぁ帰りましょうとくるっと向きをかえて歩く私に

背中からお声がかかった。

 

「おかーしゃん がっこ!」

 

・・・・

 

い、いまなんておっしゃいました?

 

「がっこ!」

 

抱っこだと?

この湿度の高いねっとりした中で抱っこだと?

 

「がーっこ!!」

 

あーはいはい。

 

少し抱っこすれば気がすむかと思って抱っこ。

 

肌が触れあう場所が汗で滑って気持ち悪い。

服があるところもびちゃびちゃになる。

 

重い。暑い。気持ち悪い。

家はまだか。

 

そろそろあんよする?

 

「いや」

 

即答ですな。

 

なだめてもおだてても決して歩こうとしないさくら。

それだけ不快なんだろうけど、私だってしんどいのだ。

 

数分歩いてベンチで休憩。ってのを繰り返して

なんとか家までたどり着いた。

 

ぜはーぜはーぜはー

 

エアコン入れよう。ダメだ。このままじゃ死ぬ。

体温下げて水分補給しないとまじで死ぬ。

 

さくらのちっこい水筒はあるけど

私の飲み物は持って歩いてないのだ。重いから。

次から私の水筒も持って行こう。

 

熱中症を心配していたけどさくらに変わった様子はなく、

お昼ご飯を食べていつも通りコテっと寝てしまった。

 

 

 

そして次の日。

 

朝ごはんを食べながらさくらに聞く。

 

今日はどこいく?

暑いからスーパーのキッズコーナーでも行く?

 

「んー・・・おしょとー いや。

かきかきぺんしゃんいい」

 

え。お外イヤなの?

お絵かきしたいの?

 

「おしょといや。かきかきぺんしゃんいい」

 

え。お外イヤだって。どうしたんだろう。

夏バテ? 昨日の疲れがまだとれてない?

しんどいのかな。具合悪い?

 

外がイヤ?

え?どゆこと?

 

今までお外がイヤだなんて聞いたことがないので

とっさに熱を測ってみたけど平熱。

 

お腹痛い?

 

「いたい」

 

え!?お腹・・痛くないの?

 

「いたくない」

 

ああ、オウム返しだこれ。

えーっと・・・

 

朝ごはん食べたしな。

 

イヤだと言うのを無理やり連れて出なくてもいいだろうし

ご要望どおり家にいることにする。

 

 

熱はない(何度も測る)

ご飯は相変わらず小食だけどまぁ食べる。

水分もとれてる。おしっこ出てる。

お腹もこわれてない。

何より機嫌はいい。

 

ん~?

 

結局1日中家の中。

夕方近所のスーパーに買い物に行ったときも

抱っこ抱っこで自分で歩こうとしなかった。

 

 

そしてその次の日も、さくらは

「おしょといや」と言って家の中だけで過ごした。

 

でもやっぱり熱もないし、機嫌もいい。

ドタバタ走り回ることはないけど、

ごろごろ横になっているということもない。

 

普通に起きて機嫌よく過ごしている。

 

・・・ように見える。

 

 

こんな些細な症状からそれは始まった。




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蕁麻疹(2歳0ヶ月)

 

おばあちゃん家での田舎暮らしも終わり、

暑い大阪に戻ってきて数日。

 

朝食を済ませて

 

「おしょといく!」

 

というさくらと公園に行くと

なぜだかどうしてだか、だれもいない。

 

珍しいこともあるもんだ。

 

 

貸しきり状態の遊具で

うきゃうきゃと遊ぶさくらを追いかけながら

少し気になっていたことがあった。

 

朝からさくらのほっぺたに

虫さされのようなぽっちがひとつあるのだ。

 

蚊にかまれたのかな。

それにしては腫れが小さいけど・・

 

と気になりながらもそのままだった。

 

 

それから家に帰って早めのお昼寝をして

(まだ午前中に昼寝をすることも珍しくない)

 

お昼ご飯を食べてから

近所のショッピングモールにお買いもの。

 

ここにはベビーコーナーがあるので

まずはそこで遊ばせる。

 

相変わらず中で遊ばずにあっちへこっちへ脱出して

きゃーきゃーと私から逃げ回る。

 

中で遊ぶの!中に入ってほら!

 

そうやってる最中も顔のぽっちは消えることはなく、

でも大きくなることもなくそこにあった。

 

あ!また外に出る!

中で遊ばないならもうお買いもの行こうか!

 

 

とさくらの腕を捕まえると、

二の腕付近にもひとつぽちっと発見。

 

え?何?

 

 

・・・・嫌な予感。

 

 

いっぱい遊んで買い物をして、

家に帰って本日二度目のお昼寝。

 

ぽっちはほっぺと腕の2ヵ所だけ。

虫刺されにも見えないし、特に痒がってもないし。

 

なんだろう?

 

 

その時私は服を脱がせてまで確認しなかったんだけど、

お昼寝から覚めたさくらが

しきりにお腹を指差しながら

 

「いたいいたいー ここいたいー」

 

と言うので、ウエストのゴムが食い込んで痛いのかな?

と思ってズボンを脱がせてみても、やっぱり

 

「ここいたいー いたいいたいー!」

 

と叫んでいる。

 

え?痛い?何?と下着を脱がせて見ると

 

 

お腹一面ぽっちだらけ。

 

 

わぁ!蕁麻疹出てるやん!

 

痛いんじゃなくて痒かったのね。

ごめんよ気づかなくて。かいかいねー。

 

とやさしく掻いてみる。

 

きもちいい?

 

「うん」

 

痒いところに手が届いたさくらは

もういいよとばかりに去っていこうとしたけど

 

残念ながら病院ですよー。

 

ギリギリ夕方の診療時間に間に合ったので

いつも空いてる近所の小児科へ行く。

待ち時間がほとんどないのがいい。

 

泣かなくていいからね。

お腹のこのぽちぽち先生に見せるだけ。

 

痛いことも、怖いこともなにもしないから。

お母さんがずっと抱っこしとくから大丈夫だよ。

 

さくらのお腹のぽちぽちを先生に見せてあげて。

見るだけ。ね?

 

「イヤ!」

 

いやなんかい・・・

 

 

病院嫌いのさくらは、私にがっつりしがみつき。

手を離しても落ちません。

 

えーっと、お腹を先生の方に向けないと見えないよ?

 

「イヤ!」

 

かいかいのお薬もらおうよ。

先生が見ないとお薬もらえないんだよ。

 

「イヤ!」

 

「見るだけでもあかんか?触れへんで。見るだけや。」←先生

 

「イヤ!」

 

「よっしゃ分かった!先生遠くにおるわ。

ほらこーんなに遠くになったで。手も届かへん。」

 

先生はカラカラと椅子を後ろに下げて手を前に出した。

ちょっと笑える

 

「・・・・」

 

お。さくらが考えてる。

 

ほらさくら。先生遠いからお腹見せてもいいやろ?

抱っこのままでいいから先生の方向いて。

 

「・・・・」

 

さくらはギン!と先生をにらみつけたまま

それでも私が抱きなおすのを拒まなかった。

 

はいお腹だしまーす。

 

こんな遠くて分かるんだろか。

 

「おー。蕁麻疹やなぁ。何かのアレルギーやろなぁ。」

 

あ。やっぱりアレルギーですか。

何のアレルギーかって調べられますか?

特に変わったものは食べさせてないんですけど。

 

「アレルギー検査はもっと大きい病院の方がええわ。

ちょっとの血でいっぱい調べられるからな。

ここだと調べてもらうのに送らなあかんから時間かかるし。」

 

へぇ~

 

でも普段と変わらないものしか食べてないってことは

体調が悪いといつも食べてるものでも

アレルギーを起こして蕁麻疹が出るってやつですか?

 

「そうやろな。お母さんよー知ってるな。」

 

あっさり肯定。

 

ああああ、私の血が入ってる。

食物アレルギーが遺伝しなければいいなと思ってたけど

やっぱりあったか・・・

 

かなりショック。

 

「まぁ今はそんなにひどくないけど、

これ全身に広がったら息苦しくなったりするからな。

薬はちゃんと飲まなあかんで。」

 

知ってますよ!

 

先生が言うようにさくらの蕁麻疹はひどいようには見えない。

部分的にぼわわっとあるだけで

私のように全身、それも頭皮にまで

赤く熱を持った地図が広がるというわけでもなく

気道も腫れて息苦しくなるようなものではなさそう。

 

飲み薬だけで点滴治療もないようだし。

 

もしかしてアレルギーと言っても軽いかも!?

 

でもどうかどうかアトピーだけは出ませんように。

なにとぞなにとぞ。

 

 

*私はアトピーと各種アレルギーのオンパレード




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朝からいい天気だったので

何も考えずにいつもの公園に行くと

 

ものすごい人だった。

 

家族連れがいっぱい。

あっちこっちにビニールシートでお弁当。

遊具に戯れる小さい子の群。

 

あ。日曜か今日!

 

休みになるとこの公園はとても人が多くなるので

土日は避けていたのに失敗したな。

 

今から帰るって言ってもさくらは聞かないだろうし、

今日は目を離さずに後ろをしっかりついて歩くしかないな。

 

と思いながら、遊具のあるところまで歩いていると

 

小学校低学年の男の子が乗ったマウンテンバイクが

ノーブレーキでさくらをすっ転ばして過ぎ去っていった。

 

は!?

 

一瞬の出来事になにもできなかった私。

 

自転車はそこここでいっぱい走っているけど

みんな上手に歩いている人をよけてるし、

まさかとことこ歩いているさくらにぶつかってくるとは!

 

さくら!

 

1mほどすっ飛ばされたさくらは大泣き。

周りの大人達のドヨメキ。

駆け寄る私。

 

自分で起き上がったのでほっとしつつ

抱き起こして全体をチェック。

 

さくらは抱っこ抱っことしがみついてくるので容易ではない。

 

顔見せて。あーんして。どこか痛い?

って今は分からないか。

 

顔に傷はない。口の中も切ってない。

頭は打ってない・・・はず。

 

しかし私の頭の中はさくらが大変というより周りの人の視線。

 

「あんなちっちゃい子の手ぇ離したらあかんでー」

「親はどこにおったんやー」

「ちゃんと見といてやらんとー」

「かわいそうになぁ 親が悪いわー」

 

などの幻聴を聞きながらこの場から逃げたい一心。

(実際には誰も何も言ってません)

 

そうこうしているうちに男の子が

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

と言いながら帰ってきた。

 

ああ、きてくれたの。大丈夫だよ。

謝ってくれるの。ありがとうね。

 

「本当にごめんなさい!」

 

どこかにぶつかった?

 

「わかんない。でもぶつかったかもしれない。

ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!」

 

うん。いいよありがとう。

もう大丈夫だからね。

 

こういう場合、どういう風に場を収めていいのかまったくわからない。

この男の子の親を探す必要性は感じられないし

かといってフォローもせず立ち去っていいものかどうか・・・

 

男の子は「ごめんなさい」を繰り替えすばかりで

話をしようにもできない感じ。

 

結局私は泣きじゃくるさくらを抱えつつ

大丈夫だからね。と男の子に言いながらその場を離れた。

 

 

さくらが泣き止むのを待って落ち着いてもう一度チェック。

どうもわき腹にタイヤが当たったらしく

服が汚れていて皮膚がちょっと赤くなっていた。

 

ここ痛い?

 

「あっち!あーっち!」

 

さくらは既に遊具に行きたくて大騒ぎ。

 

痛くないのね?

 

「あーーっち!」

 

答えてくれー

 

 

でもそのまま手を離すとぱっと遊具に向かって走って行って

いつも通り遊び始めたので一安心。

 

しばらくしてもう一度見てみると赤みが引いていたので

ちょっとすれただけだったらしい。

 

ほー

 

 

気になったのでさっきの男の子を見ていると

自転車のブレーキを使うことができないらしく

少し大きめの自転車をうまく走らせてはいるんだけど

止まる時は足で地面をザザザーっとしている。

 

ブレーキ使えって!

 

しかもぶつかる危ない!と思ったら目が離せなくなって

結局それに向かって突進している。

 

これは私の観察不足だな。

 

もっと全体を把握できる力があれば

あの自転車危ないからここは抱っこしとこうとか

ぶつかりそうな時にさっと手を引くとかできたのに。

 

でもそれは難しいから

 

人が多いときには手を離すなだな。




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夫がひどい風邪をひいたのに

「寝てれば治る」となかなか病院に行こうとせず、

熱も長引いて体も痛いとうなっていた数日間。

 

さくらにうつらなければいいなー

 

と思ってたけどあっさりうつるよね。

寝てるお父さんの布団にもぐりこんで遊んでたら

そりゃうつって当然よね。

 

珍しく朝早く起きたさくらに

まだ早いからもうちょっと寝ようね~。

と布団をかけてから数時間。

 

やっと気が付いた。

さくらが熱い!

 

きゃー(決して育児放棄では・・・)

 

熱をはかると38.9度もある。

 

夫の風邪がうつったんだ!夫が悪いんだ!

さっさと病院に行って治さないからこうなるんだ!

うがーー!

 

と、有無を言わさず2人共病院に連れて行く。

 

私にうつらないうちにさっさと治してちょうだい!

 

 

今回は総合病院はやめて近所の「小児科・内科」を掲げている

いつ行ってもガラガラなお医者さん。

昔からの町医者で、先生が直接待合まで呼びに来る。

 

そして今日も誰一人待合室にはいなかった。

(大丈夫なんかなここ)

 

 

夫もさくらも長い綿棒をずぼっと鼻につっこまれて

インフルエンザの検査。

 

入院以来病院嫌いになっているさくらは

もう何をやっても大絶叫なので羽交い絞めでされるがまま。

 

よしよし。もう終わったよ。

あとはお薬もらって帰るだけだからね。

 

「あ~さくらちゃんはインフルエンザやわ~

でも熱が出てすぐには検出されないから

これ少し前から熱があったんちゃうかな。」

 

え。

 

いったいいつから熱があったんだろう。

昨日はいつも通り元気に公園を走ってたし、

夕飯だって普通に食べたし、特に変わった様子もなかったし。

 

はて

 

*さくらは熱に強く(鈍く?)様子だけでは熱に気付けないので

首や背中を"その気で"触って確かめなければならない。

そのくらい私の感覚も鈍感。

 

「今インフル流行ってるからな。出かけるともらうわな。

で、旦那さんの方は陰性やけどインフルやったかもしれへんな。

熱が続いてんねやろ?点滴しとこか?」

 

はい。お願いします。

 

夫は点滴と飲み薬。

さくらは飲み薬だけ。

 

さくらは泣きつかれたのか帰りにはぐったり。

家に着くと寝たり泣いたりご機嫌ななめ。

夫も布団にもぐりこんでうなっている。

 

いやだ。ここにいるのやだ。

絶対私にもうつる。

 

でもほっとくわけにはいかないので

「だっこだっこ」と泣くさくらをひたすらだっこして寝かせる。

 

私の喉が痛いのは気のせいだと思いたい。

 

 

 

そして翌日。

 

私も熱でてるよ。あーあーもー

 

喉の痛みと腰から下の強烈なだるさ。

熱はさほど高くなく38.5度くらい。

 

親子3人でなにやってんだか。

 

それどころじゃなくさくらが大変。

 

インフルエンザってやっぱり普通の風邪とは違う。

40度前後の熱がずっと続いて

時おり泣いて起きてカタカタ震えだしたと思えば

ものすごく熱くなって息遣いが荒くなる。

 

抱っこされているのもいんどいらしくすぐに横になろうとする。

そんな中でも「いちご食べる?」と聞けば「うん」と言う。

 

吐き気がなければ水分が取れるのでちょっと安心。

 

夫は「40度超えたら解熱剤使ったほうがいいんちゃう?」と言うけど

私はどうしても解熱剤を使いたくないのだ。

 

自分が解熱剤で楽になるどころかしんどくなっただけという経験があるのと

熱は出るべくして出てるんだから下げるべきではないと思ってるからだ。

熱は高くても意識はあるし水分補給もできてる。まだ大丈夫。

 

体温くらい自分で調節できる力をもっているはずだ。

娘の免疫力を信じたい。

 

ちょうどよく(?)私が発熱したので体のだるさからうとうとしか出来ず

一晩中娘のさくらの様子を見ることができた。

 

さくらも横になっているだけであまり眠れないらしく

「ひーん」と情けない声を出すけど

しんどいなぁしんどいなぁ。がんばれがんばれ。

と励ますと「あーい」とかわいい返事をしてくれる。

 

そうやって長い夜を過ごして朝を迎えた頃

 

「おかーしゃん おっかーしゃん!おーきーて おかーしゃんおきて!

じゅっちゅ じゅっちゅとって! じゅっちゅ!」

 

と布団をたたかれた。

 

わぁ。いきなり元気になってるよ。

 

ご要望どおりポカリを飲ませて熱をはかると

38.5度まで下がっていた。

 

おし。もうひといき。




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新しくもらった薬が効いたのか、はたまた治る時期だったのか

外来から帰った日の夜から突然絶好調になったさくら。

 

まず機嫌がいい。

抱っこ抱っこ言わないで自分で動いてくれる。

 

笑顔も出てきた。

 

それから食欲が出てきて

「ぱん!ぱん!ちちご!」と欲しいものを言ってくれる。

ついこの間までとは勢いも違う。

 

あーよかった。やっと元気になってくれた。

食欲さえ出てくれれば安心。

 

はーやれやれ。

 

 

と。気を緩めたのが悪かったのか

 

この半月分の疲れが一気に私に襲い掛かってきた。

 

 

朝ごはんのあとに下痢気味だなーと思ってたんだけど

それから1時間もしないうちにどんどん酷いことに。

 

洗濯も掃除も片付けもやりかけなのに

まったく手が付けられないくらい体が動かなくなった。

 

いったい私の体で何が起こってるんだ。

 

そのうち吐き気もしてきてトイレから出られなくなった。

体内の水分が全部出るんじゃないかと思うくらい上へ下への大騒ぎ。

 

なんとかおさまると這うように部屋に戻り

横になろうとするんだけど体中が痛くてじっと寝ることもできない。

 

のたうちまわるとはこのことか。

 

そしてまたトイレに戻る。

 

こんなに苦しくて辛いの久しぶりだわ。

このまま死ぬんじゃないかと思ったわ。

 

 

さくらはそんな私にお構いなしに散らかし放題。

ひとりで遊んでいい子だね。

 

 

ようやく下痢と嘔吐が落ち着いた夕方、

夫が帰って来て「救急行くかぁ?」と言ってくれたので

連れて行ってもらうことに。

 

この日は土曜日だったので明日まで待っても病院は開かないし、

このしんどさをすぐにでも取って欲しくて。

 

普段なら救急なんか行かないのに

今回はちょっとしんどすぎた。

 

 

さくらは病院に入ると泣いてしまうので

送ってもらった後はいったん帰ってもらう。

 

 

私は待合でも座っていることができず、椅子に横になって待つ。

名前を呼ばれてもすぐに動けず

何度も何度も呼んでもらって申し訳ないことに・・・

 

 

「あー今ねぇ。喉にくる風邪かお腹にくる風邪なんですよ。

ダブルでもらってる感じですね。点滴しましょうね。熱は?」

 

と体温計を渡される。

 

それまで熱は出てないと思い込んでいたけど

脇の下から引っ張り出したそれには「39.2」の数字が。

 

おお。この体中の痛さは熱のせいだったのか。

 

 

点滴をするためにベッドに横になると

寒くて体が冗談のようにガタガタ震えてきたので

布団をかけてもらう。

 

ありがとうございます。

 

でもじっとできないほど体中が痛いので

点滴をしてる間も上を向いて寝ることができず

横向き上向きとうごうごしてたら点滴が止まってしまった。

 

あ、あのすみません。

点滴落ちてないんですけど。

 

「ん?腕動かしました?」

 

と聞かれながら針を戻してもらう。

 

「あ。大丈夫ですよ。入ってます。

でも腕は動かさないでくださいね!」

 

はーい・・・

 

 

結局この日は体の痛みがまったくとれずに

ベッドの中で動き回りながら眠れもしなかった。

 

夫が何を食べさせたのかさくらも下痢してるみたいだけど

そんなこと今はなんかどうでもいい気がしてくる。

 

機嫌がいいから大丈夫でしょ。

 

 

 

そして日曜を挟んで月曜日。

 

なんとか起き上がれるようになったので

久しぶりにさくらの顔をじっくり見・・・

 

なんですかこの汚れた子は。

 

鼻を拭いてもらってないのか

鼻水がカピカピに乾いた上にさらに乾いた鼻水が立体的に重なっている。

なんかすごい。穴開いてる?息出来てる?

 

オブジェ?

 

お湯で湿らせたタオルでゆるめながら拭く。

気持ち悪かったのかさくらもおとなしい。

 

ふきふき

 

それから夫が買って来てくれたんであろう

数々の惣菜のごみを片づけて、

菓子パンとポカリという適当な朝食を出して

さくらはとなりのトトロにおもりをさせる。

 

さくらは病み上がりだから栄養をとらなければならないのに

なんかごめんよ。

 

私も何か食べないといけないなと思って

雑炊をちょびっと食べて後悔の嵐。

 

苦しい。食べるんじゃなかった。

ほとんど胃が動いてない。吐けば楽なんだろうけどそれは嫌。

 

あうー・・・

 

そうか。さくらもこういう状態だったんだ。

なのに食べろ食べろって言って悪かったな。

今更だけどごめんよ。

無理に食べさせたから酷くなったんだね。

ミルクも胃腸炎にはよくないと知らなくて飲ませてたし。

 

そんなこんなで、脂汗を流しながら1日終了。

なにやってんだか。

 

 

それでも私もさくらも徐々に回復して

20日間に渡る長い闘病生活が終わった。

 

 

ちょっと、今回は、本当に疲れた。

健康って大事!

 




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退院して1週間。

 

もらった風邪薬は全部飲みきったのに

さくらの熱は一向に下がることはなく、

鼻水も咳もひどくなってきた。

 

背中に手を当てるとゼロゼロ言ってるのがよく分かるし

タンがからんだようなしんどそうな咳をしている。

 

食欲もほとんど戻らず、

うどん数本、おかゆひとくちという食事が続き、

義母さんが心配していろいろなものを買ってきてくれたけど

どれもチラっと見るだけでいらないと言う。

 

イチゴを見て「ちょうだい」と言った時は

あんまりうれしくて2粒も食べさせてしまって

次からまたいらないと言われた時に

ああ一度に食べさせ過ぎたと落ち込んだり。

 

ゼリーは?プリンは?ダメだけどお菓子は?

といろいろ用意してみてもいらないと言う。

 

このままじゃ治るものも治らないよ!?

と思って先生にしばらく禁止と言われていたミルクを飲ませる。

 

と!

 

テキメンに下痢をした。

 

わーお腹もちゃんと治ってなーい!

 

さくらごめーん!

 

 

 

薬を飲みきっても熱が下がらなければ

また来てくださいと言われていたので

再び入院していた病院に行く。

 

泣き叫ぶから余計に体力を消耗しそうと思って

ギリギリまで様子を見ていたけど仕方ない。

 

行くぞさくら。がんばれ!

 

 

 

だがしかし

 

朝1番に予約の電話を入れたのに小児科内科の予約が取れたのは11時。

それでも1時間待ちくらいは覚悟してくださいと言われる。

 

予約の意味ないよねそれ。

 

近所の小児科に連れて行けばいいんだけど

入院からここまで診てもらってる先生の方が安心感もあるし

1時間抱っこする覚悟で行く。

 

とおぉっ!

 

何がこれが1時間待ちどころじゃなかった。

あふれかえってる小児科の待合。

なんだここは。

 

不安でぐずぐず言い続けるさくらをひたすら抱っこして

あっちにうろうろこっちにうろうろ

総合病院って待ち時間がすごいな。

 

そして1時間半待ったところでようやく呼ばれる。

 

「んー・・・気管支炎になってるかもですね。

それと肺炎の可能性もあるのでレントゲン撮ります。

あと熱が続いてるので念の為に血液検査もしましょう。」

 

えー 今から検査すんのー?

検査結果出るまで待つんでしょそれ。

その間ずっとまた抱っこになるし

もう薬もらって帰りたいんですけど、

 

と思ったけど口には出さず。

 

 

そのままさくらは私から引きはがされ、

バスタオルでスマキにされて押さえつけられながら血を取られ

涙とハナミズでズタボロになって帰って来た。

 

よしよし。

でも今からレントゲンもあるんだよー・・・

 

 

レントゲンは緑色のネットでぐるんぐるんにされて

身動きひとつ取れない状況で機械が回転。

恐ろしい部屋に1人にされてパチリ。

 

これかなりの恐怖だろうな。

 

レントゲン室のドアを閉めているにもかかわらず、

廊下にさくらの悲鳴がこだましている。

 

トラウマになったりしないんだろうか。

 

 

やっと終わってぐちょぐちょになったさくらを受け取り

待合の廊下でせっせとなだめる。

 

叫び過ぎて体が震えている。

 

もう終わったよ。もう大丈夫だよ。

お母さんが抱っこしとこうね。

お終いお終い。薬もらったらおうちに帰ろうね。

 

さくらは叫び疲れたのか、

そのまま私に抱かれて気を失うように寝てしまった。

 

抱っこは重いけど

ここまで泣き叫ばれると寝てくれてた方が楽だわ。

 

 

しばらく落ち着いて待合の椅子に座る。

私も退院後ずっと微熱が続いていて体がしんどい。

 

ボーっとしながらさらに1時間待ってようやく呼ばれる。

 

 

「あ。大丈夫ですね。肺炎にはなってません。

でも気管支炎にはなってますねー。

それと血液検査の結果、お薬をかえることにしました。

味が前より落ちるんですけどがんばって飲んでください。」

 

血液検査で使う薬が分かるんだ。すごいな。

よし。その新しい薬とやらに期待。

 

ようやく処方箋をもらって薬局へ。

そしてそのおいしくないらしい粉薬と

紫色のシロップと咳止めのシールをもらう。

 

 

さくらはぐったりしたまんま。

新しいお薬効くといいね。がんばったね。

 




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