さくらが9ヶ月になり、私は育児書を読むのをやめた。

 

「0歳から1歳半までの育児大百科」という本を買っていたけど

ほとんど参考にならないのでブックオフに売った。

 

育児雑誌も買っていたけど、この月からやめて

古いのは全部捨ててしまった。

 

*応急処置の別冊だけは取っておいた ←これ大事!

 

 

 

世の中の平均を知ってそれに合わせるのではなく、

目の前のさくらという人間に向き合って行こう。

 

さくらが欲しているものを与え、

嬉しい、楽しいと思えることをたくさんして、

 

 

「生きるってすばらしいと思えるように」

 

「人と違ってもそれを誇れるように」

 

「なにより自分自身を大好きになれるように」

 

 

私は9ヶ月になったさくらを前にそう決めた。

 

 

 

さぁ、さくら、一緒に手をつないで行こう。

 

大丈夫。

お母さんは人と比べられて同じようにしなさいと言われたり、

イヤなら自分で道を作ってひとりで進みなさいと放り出されることが

どんなにつらく、しんどいことかよく分かってる。

 

さくらはさくらのままでいいし、

誰が何を言っても気にする必要はない。

 

レールを敷くつもりもないし、

好きにしなさいと手を離すつもりもない。

 

人間の社会というのは表と裏があって複雑だし、

日本という国の教育システムはおかしいから

絶対どこかで引っかかると思う。

 

だからこそ一緒に考えながら進んで行こう。

 

 

と、へこへこ歩いているさくらの片手を取って

手を繋いで歩けないもんかとやってみたけど

どうもバランスが取りづらいらしく

すぐにくるんと回ってしまう。

 

ぶら下がってる?

自分で歩くのは一緒なの。手をつなぐだけ。

 

とやってみても、やっぱりくるんと回ってしまう。

 

さくらは前に進めないじゃないかと怒って

手を振りほどいて1人で行ってしまった。

 

 

おーーい (( ̄▽ ̄)ノ

 




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立って歩けるようになったさくらは

本棚の本に気が付いた。

 

じっとしている本を自分で引っ張る。

棚がないところまでそのまま移動すると下に落ちる。

 

もう一回やってみる。

やっぱり同じように下に落ちる。

 

 

なにこれ!おもしろいんだけど!

 

 

とでも思ったのかどうなのか、

その日からさくらは毎日毎日同じことを繰り返すように。

 

 

じーっと見ながら落とす。

じーーーっと見ながら落とす。

 

ゆっくりしてみたり、早くしてみたり、

持っていた手をぱっと離してみたり、

本の上に手を置いて滑らせてみたり、

 

足の上に落ちると痛いぞ。ということまで分かったようで

落とすときには足を引くようになった。

 

 

本が全部落ちると

 

今度はその山の近くにぺたんと座って

背表紙をつかんで持ち上げる。

 

本は背表紙からするりと抜けて落ちる。

手には背表紙だけが残る。

 

 

おもろいやんけ!

 

 

と思ったのかどうかは知らないけど、

全ての本の背表紙を取るまでそれは続けられる。

 

じーーーっと見ながら。

 

 

そして口に入れてごっくんしないように

私もまたそばでじーーっと見ている。

 

 

落ちるとおもしろいねぇ?とか話しかけてみるけど

さくらはマイワールドに没頭中。

 

こっちを見もしない。

 

 

落としたそばから片づけるとまた落とされるので

見守りつつ納得がいくまで好きなようにさせて

他に気がそれたところでお片付け。

 

毎日毎日毎日。何回も何回も。

 

 

最初は「ダメ」をどうにか伝えようとしたけど

こっちがどんなに大きな声を出しても反応しない。

 

やりたいと思ったら誰の声も入らない。

 

取り上げたり、さくらを抱っこして移動すると

ものすごい抗議の声をあげて大騒ぎになる。

 

*今思えばこだわり行動+パニックですね

 

 

だったら危なくないようにして好きにさせよう。

 

命にかかわるものは絶対にダメだけど、

他の多くのものは私の都合でダメと言ってるだけだし、

この先何年も同じことを繰り返すわけじゃないだろう。

 

よし。こころゆくまでやりたまえ。

 

と、ほぼ好きにさせておいた。

 

 

でも毎日同じことをされると私にも隙ができる。

この時の一瞬の油断で私のムーミンが・・・

 

 

 

 

(ノД`)・゜・。

 




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「こんにちは」

 

人形相手にあいさつの練習をさせられているさくら。

相手はおばあちゃん。

 

ここはおばあちゃん家。

 

我が家ではないので部屋がさくら仕様になっていない。

危ないから片づけてと言っても

 

「目を離すわけじゃないから大丈夫」

 

と聞く耳をもってくれない。

 

案の定さくらは

 

ゴミ箱をひっくりかえす。

植木の土をほじくりかえす。

観葉植物の葉っぱをむしり取る。

たたんで置いてあるタオルを散らかす。

洗濯ばさみをカゴからせっせと出しては投げる。

シンク下の軽い扉なら開けてしまう。

ストーブのつまみを触ろうとする。

段差のきつい玄関に突進する。

ベランダのない掃き出し窓から顔を出す。

 

だーもー!

 

娘が寝ている時しか安らげない。

なんなんだここは。

 

という事で片付け!

 

どうにかこうにか床に置いてあるものを娘の手の届かない所へ。

でもここにはあまり家具がない。

だから片付ようにも片付かない。

 

うーむ

 

考えた末、一部屋だけを安全にして

その部屋の出入り口をダンボールで塞ぐ事に。

あるものでとにかく応急処置。

 

でもそのダンボールをさくらがかじることに気がついて

かみちぎれないようにガムテープで補強。

 

なんかどんどんすごい部屋に。

 

 

ふと見ると、さっきの人形をさくらに渡したままにしている。

 

ダメだって!そういういろんなものがついてるのはダメなの!

すぐ口に入れてごっくんするから!

 

「見てるし、そんなすぐ食べるわけないやろ。」

 

と今度も聞く耳をもたない。

 

 

2人とも機嫌よく遊んでいるのに

人形を取り上げるのもしのびなく、

 

本当に見ててよ!

目を離したらあかんで!

 

と念を押してミルクを作っている時だった。

 

 

「カッ カッ ケッ コッ!」

 

 

さくらの様子がおかしい!

 

食べてるやん!喉詰まらせてるやん!!

 

急いでさくらを下向きに抱えて背中をたたく。

出てこない。

 

何度もたたく。

 

出てこない!

 

 

「ヒッ ヒッ・・・」

 

 

やばい死ぬ!

 

とっさに口に手を入れて舌を押さえて吐かせる。

 

 

「げほっ!」

 

 

出た!

 

 

 

はぁぁぁぁぁ~もぉぉぉ~

心臓止まるからやめて~

 

一回吐くと吐き気が治まらないのか

胃の中のものを全部吐き出してしまった。

 

って、いっぱい食べてるやん!

これ人形が持ってる造花の花びらやろ!!

 

口に入れてるだけじゃなくて

さくらは引きちぎってごっくんするんだよ。

それも一瞬で!

 

ダメなんだってほんとに!

 

 

さくらがなんでも口に入れるのが怖くて

応急処置を調べて覚えておいてよかった。

 

あ~ 怖かった。

 

 

一度怖い目をみるとおばあちゃんもえらく協力的になり

きれいさっぱり何もない空間が瞬時に出来上がった。

 

人間経験しないと分からないものね。

 

 

 

 

1歳未満の乳児が喉に詰まらせた場合

 

意識がある時は「背部叩打法」

 

1、腕や膝に逆立ちに近い状態でうつぶせにして乗せて

  手のひらであごを持つ。

 

2、けんこう骨の間を力強く何度かたたく。

 

 

要するに逆さまになるようにひっくり返して

背中をばしばしたたくんだな!

 

と覚えていたんだけど、これでは出てこなかった。

たたき方が弱かったのか、場所が違ったのか、

そもそも普段そんな体制をしたことがないので

全然違うことをしていたのか。

 

慌てすぎてよく覚えてない。

 

 

3.それでも出ない場合は

  口の中に指を入れ、舌の付け根を強く押して吐かせます。

 

 

これでさくらは助かった。

 

 

 

洗剤、ボタン電池、画鋲、クリップ、化粧品、

薬、お金、乾燥剤、タバコなどは

普通の赤ちゃんからも遠ざけるけど、

 

服についているボタン、ラベルがついたままのペットボトル、

お菓子の箱、包み紙、卓上カレンダー、メモ帳なども

 

ちょっと持たせて遊ばせよう

 

なんてさくらの場合はとんでもないこと。

 

 

 

そして私はこの時から、背中をたたくよりも先に

頭を下にして吐かせる方法を取った。

 

どれだけ気を付けても気を付けても

ちょっとした油断でさくらはすぐに生死の境をさまよってしまう。

 

本当にこの「なんでも口に入れる」は怖かった。

 




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さくらをひとりで遊ばせている時に

危ないことをしていないかちょこちょこ目を向けているんだけども

さくらもこっちを見ている時がある。

 

そういう時に「やっほー」と手を振ると

たまに振りかえしてくれていた。

 

それを続けていたら

さくらから手を振ってくれることも増えてきた。

 

笑顔も相まってかわいいもんである。

 

この反応でコミュニケーションが苦手って

どうやって気付けというのだ。

 

むりむり。

 

 

 

でも拍手は真似をしない。

 

TVを見てる時や

トニー(トナカイのぬいぐるみ)と遊んでいる時など

まだ伸びきらない指のせいで

ぺちぺちとかわいい拍手をしているので

近くに行ってさくらの真似をしてパチパチ拍手をすると

たかたかと寄って来るだけなのだ。

 

今やってたじゃんよー。

一緒にパチパチしようよ。

 

と目の前で拍手をすると、じーーっと見る。

じーーーーーっと見る。

 

え?何?

 

と顔を見ても、さくらはじーーっと手を見る。

拍手をやめると手を持って「あー!」と言う。

そんな時、さくらは私の顔を見ることはない。

 

もっとしろってこと?

 

パチパチパチパチパチパチ

パチパチパチパチパチパチ

パチパチパチパチパチパチ

 

もういいですかね?

 

「あーー!」

 

パチパチパチパチパチパチ

パチパチパチパチパチパチ

パチパチパチパチパチパチ

 

ひとしきり観察すると、

はいもういいよ。とばかりに向こうへ行く。

 

なんなんだいったい

 

 

 

自閉的行動

これ、その時は気付いていなかったけど

かなり自閉的な行動。

 

興味のあるものには集中する。

その対象が人の体だとしても、動くものだけを見て(この場合、私の手)

「もっとやってよ」という要求の時にその人の顔を見ない。

 

そして自分が満足すればそこで終了。

 

一緒にやって楽しいという共有感覚はあっても、

「今はこれが見たい」となってしまうと

遊びの対応に脳を切り替えることはできないんだろう。

 

 

なんかやってる

自分でもやってみよう

お母さんが笑ってる

一緒にするって楽しいな

 

が健常のコミュニケーション。

 

これ、ものすごくすごいこと。(変な日本語)

このすごさは健常の赤ちゃんが普通にいる人には伝わらないだろうな。

 

「一緒にが楽しい!」

 

赤ちゃんからこの反応が返ってきたら

そこをどんどん引っ張って持ち上げてほしい。
これが社会性の大事な大事な基礎だから。

 




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さくらがヒモの次にキュピーン!☆と反応したのがぬいぐるみ。

(この犬はレオンという名の我が家のゴールデン)

 

お店で何の気なしに見せたぬいぐるみに

今までにない興奮を見せた。

 

ぬいぐるみ好きなの?

いっこ買う?

 

何がいいだろう。

 

気を付けなければいけないのが

「さくらはなんでも引きちぎって食べる」という点

 

目はしっかりとくっついているか

レースがぴろぴろしてないか、

いろいろ引っ張って確かめる。

 

それならとしっかりしたぬいぐるみを持たせると

これは違うと手から離してしまう。

 

くたくたのがいいの?

 

大きいのもイヤなのね。

 

じゃぁこれは?

 

と見せたのが、クリスマスで売れ残ったんであろう

一匹だけひっそりいたトナカイのぬいぐるみ。

 

「キャーーフー!」

 

はい決定。

 

 

絶対に口に入れるのでまず洗って天日で干してから渡す。

はいどうぞ。

 

 

 

 

とまぁすんごい気に入りよう。

 

どこが顔か分かっているらしく、

なにやらうにゃうにゃ語りかけている。

 

他のおもちゃは移動する時に手放してしまうのに

このぬいぐるみは常に持っていたいようで

口にくわえて這ったりする。

 

お母さんネコですか。

 

 

しかし、あれだけなんでもどこでも噛みまくるさくらが

このトナカイだけは鼻しか口に入れない。

 

なぜ?

 

噛みやすそうなツノもあるのに、そこは持つだけ。

ぴこっと出てるしっぽも噛まない。

 

なぜか鼻(というか口?)だけ。

 

そして長い時間トナカイのぬいぐるみと語り合うのだ。

 

 

ちなみに名前は「トニー」と夫がつけた。

 

トニーはその後もずっと我が家にいて

どこも破れたりすることなく今でも健在。

 

 

 

 

感覚過敏(肌触り)

 

さくらは短い毛が密集している手触りが好きで

ぬいぐるみならなんでもいいというわけではなく、

触ってみてしっくりくるものがいいらしい。

 

特に眠い時などは好きな感触をくちびるにあて

さわさわさわと動かしながらとろ~んとしていた。

 

これ、分かる。

すごく分かる。

 

私は眉毛の密集感が好きで

自分の眉毛をさわさわさわと触る癖があり、

さくらと同じく眠くなると無意識に触って

親に「またもじゃこして。眉毛なくなるよ!」と言われていた。

 

もじゃこて・・・

 

で、実はいい大人になった今でも眉毛を触る癖は残っている。

でも人前ですることはないので、誰にも迷惑はかけていない。

 

安心できるものを持ってるのはいいことだ。

 

たださくらの場合、ぬいぐるみを持ち歩くという

ちょっと面倒なことになってしまった。

 

 

眉毛さわさわを教えたんだけど(教えるなよ)

それはどうも違うらしい。

 

眉毛はくちびるにあてられないもんね。

 




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今までは抱っこ紐で抱っこして

とことこ歩いて買い物に行っていたのだが

 

突然さくらが外の世界に目覚めてしまった。

 

あれも触りたい!これも触りたい!

ええい抱っこからおろせ!

私は自分で歩きたいんだ!!

 

とばかりに大きな声をあげて(泣いてはいない)

手を懸命に伸ばしていろんなものを触ろうとする。

 

これがかなりきつい。

 

力の限り動く8.5kgの物体を常に体にくくりつけているのは

内臓にも、あばら骨にも、腰にも、膝にも大ダメージ。

 

さらに不平不満のおたけび。

「あああああ!」だの「いいいいいい!」だの

とてつもなく大声で叫ぶので、注目の的だ。

 

それがずっと。

 

んきー!んきー!言ってる8.5kgを抱えて買い物。

ぐぎぎぎぎぎ!と手足を伸ばして反り返る8.5kgを抱えて歩く。

 

 

やってみて!

世の中のお母さん尊敬するわ!

(いや普通はもっとおとなしく抱っこされてるんだろうけど)

 

 

でも、もう無理。ぜーぜー

 

 

この頃我が家はマンションの3階で、

しかもエレベーターなしという環境。

 

ベビーカーを使うには、さくらと荷物とベビーカーを持って

階段を下りるという難関がある。

しかも買い物をして帰ってきたらそれに買い物袋がプラスされる。

 

ということは

 

とにかく軽いもの!

そして片手で開閉できるもの!

 

 

この条件を満たすものをあれこれと探して

やっとたどり着いたのがこれ

 

「コンビのオートキッズネオ」

 

画像なくてすいません。

ベビーカーが全部写ってる写真がなくて。

 

 

見た目はごちゃごちゃしていて重そうに見えるのに

ひさしや下のかごをつけても4kgほどという軽さ。

 

加えて片手でひょいぱくんと二つ折りになり、

リュックのように背負えるという優れもの。

 

 

今まで対面抱っこで周りがよく見えなかったさくらも

(反対向きに抱っこすると死にそうに重かったんだもの)

この乗り物にはびっくりしたらしく、

手も足もバタバタさせて

「ひゃ~♪」と甲高い声まであげて喜んでいる。

 

そうかそうか楽しいか。

お母さんもこれでちょっと楽になるよ。

よかったよかった。

 

 

だがしかし。

 

 

 

やっぱりかじるよね。

フロントガードを常にがじがじ。

 

使ってみた感じはまぁまぁか。

他のを知らないから比べようはないけど

ちゃんと片手で開いたり閉じたりできるし

肩にかけて持ち運ぶのにもそう重くもなく。

 

ただ日除けに覗き窓は欲しかったな。

押してると娘の様子がまったく見えない。

ケチらずにワンランク上を買えばよかった。

 

あと気がついたのは近所の道が悪すぎる事。

ちょっと斜めになってるとそっちに転がるし

ちょっとでこぼこがあるとガタガタするし

側溝に縦線の蓋がしてあればそれに車輪を取られるし

段差があるとひっかかるし。

 

家からスーパーまでのほんの短い距離でも

障害物は結構あった。

 

車椅子の人は大変だろうな。

 

 

 

 


 

これにさくらは3歳になってもまだ乗っていた。

というか無理やりねじ込んで乗せていた。

 

歩かせるとぴゅ~っといなくなるから・・・

 

まぁその話はまたおいおい。

 

それだけ酷使したのにどこも壊れず、

息子も使い倒して今は屋根裏で眠っている。

(まだ使うんかい)

これはいい買い物だった。




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8ヶ月になり、足腰もしっかりして

どんどん高いところへ手が届くように。

 

ベッドの上にあがってさらに立ち上がらないと届かないところに

電話機を置いたのだが、それも数日の命だった。

 

さくらの手の届くところにあるものはもちろん、

手が届かなければ一生懸命工夫して手に入れる。

(いらんっちゅーねんその頑張り)

 

そしてその全てが餌食になる。

 

ボタンがあれば押しまくる!ひっぱる!引きちぎる!

なめる!かじる!食べる!

 

それが尋常じゃない。

赤ちゃん用のしっかりした絵本が1冊再起不能になったほど。

 

そのものを破壊しつくすまで噛み砕くさまは

動物の赤ちゃんを飼っているかのよう。

 

 

だったら子犬をしつけるようにすればいいのでは?と思いつき、

飼っているゴールデンにスリッパを噛むのをやめさせた手法をこころみた。

 

スリッパを噛もうとするとすぐに奪い、

鼻の前でパン!とスリッパを床にたたきつけて

「ダメ!」とはっきりと強く1回だけ言うというもの。

我が家のゴールデンはこれ一発でスリッパを噛まなくなった。

 

でもものを床に叩きつけて真似されても困るし

電話機を床に叩きつけたら壊れるので(そらそーだ)

持っている受話器を取って元に戻してから

さくらの目の前で手をパン!と叩いて「ダメ!」と言ってみた。

 

だがしかし!

 

まったく効かない。

効かないところか、聞こえてないのかと思うほど無反応。

びっくりもしない。こっちも見ない。

 

あら戻されたわ。みたいに再び受話器を取っただけ。

そしてためらいもなく口へ。しゃぶしゃぶ

 

 

むむむむ

 

 

そこで私は再び受話器をを奪い、

横にあった机を手でバン!っと叩いたり、壁をベシ!と叩いたりして

大きな音をたてて「ダメ!!」と大声で叫んでみた。

 

 

んが

 

 

完全に無視。完璧にスルー。

私のことは眼中になく、ただ取られた受話器に手を伸ばすのみ。

びっくりするくらい反応がない。

 

 

ええええええ

 

 

どういうこと?どういうことなの?

これだけ大きな音出して怒鳴ってるのに

何の反応もないってどういうこと!!

 

聞こえているのに無視をしている感じではなく

完全にアウトオブ眼中。(死語?)

 

自分の存在を消されたような感覚に、私の頭は?でいっぱい。

 

 

でも、さくらにこのしつけ方法が効かないことだけは分かった。

赤ちゃんって犬とは違うんだ。←まだ健常だと思ってるからね

 

 

あのささくら、お母さんさ、受話器を食べて欲しくないんだ。

口に入れるものじゃないんだよ。

そのコードもさしておかないと電話が通じなくなるの。

あんたさっき抜いちゃったけど、さしといて欲しいな。

あと、電子機器だから濡れると壊れるのよ。

さくらのよだれが中に入ると電話できなくなっちゃうし。

ね?置いとこう?それちょうだい。

 

と静かに諭して手を出してみても

話が通じるわけもなく・・・

 

 

はい。触って欲しくないものは手の届かないところに置けですね。

そういうことですね。

 

 

そしてさくらに話が通じるようになるまで

ありとあらゆるものが上へ上へと位置を変えることに。

 

しかしさくらもまた、上へ上へと進化を遂げるのであった・・・

 




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7ヶ月で歩いた

 

さくらが歩いた。

 

と言っても1歩だけ。

 

ちょっと前から何も持たずに立っている事が増えてはいたけど

そこから1歩出せたのは初めて。

 

まず私の足を持ってつかまり立ちをする。

それからコタツの上にあるリモコンなどに気付く。

 

ここでいつもは1度ぺたんと座ってからはいはいで移動するか

私の足をぐいぐい引っ張るかして、手を離さないように移動をする。

そして手を離してしばらく自力で立ってから、

コタツの天板目掛けて体を倒す。

 

という手順でリモコンをかじりに行くのに。

 

のに!のにのに!

 

何の気なしに普通にいつもやってるよーんってな感じで

私の足から何も持たない状態で1歩踏み出してコタツに到達したのだ。

 

おおおお!

 

初めの1歩ってもっとこう

「いくわよ。いくのよわたしっ がんばるわよっ みててよっ」

みたいな気迫があるもんじゃないの?

こんな何の溜めもなく普通に出るもんなの?

 

やっぱり見てない所で練習してるんじゃなかろうか。

 

 

 

 

 

 

それと、探究心が強いというか、

これをなんとかしてやる!と思ったらあきらめないというか、

 

さくらがストーブで火傷をしないように

座椅子を置いて隣の部屋に行けないようにしているんだけど

普通に置いてるだけではなんなく超えるようになってしまった。

 

そこで座椅子の上に座布団やクッションをてんこもりに置いてみたんだけど

それも数日であっさりクリア。

 

仕方なく座椅子を横に向けて通せんぼ。

これ大人も通りにくいんだよな。

 

背伸びをしてやっと顔が出るくらいの高さなので

これはもう完璧なガードなはず。

これでしばらくは安心だな。

 

と思ったのだがしかし。

 

台所で洗物をしているとすぐ後ろで娘の雄叫びが聞こえたので

まさかいるわけないのにと思って振り返ると

なぜだかどうしてだかそこにいるのである。

 

・・・・?

 

娘を抱えてガードであるはずの座椅子を見に行くと

別に倒れた様子もなくそこにある。

 

・・・・?

 

なんだろなーと思って再び娘を部屋に下ろして観察していると

座椅子の真ん中は乗り越えられないと気付いていて

端っこに移動して背もたれ部分をくいっと手で引っ張って

自分が通れるだけのスペースを作りやがった。

 

ぬおお

 

こりゃ背もたれを一度ぐいっと中に押し倒してから

伸びようとする反発で塞がないとダメか。

あーでもそれしたらクローゼットが開かなくなる。

 

んもー

 

 

いらん知恵だぞこりゃ。

 

 

 

 

 

生後7ヶ月の赤ちゃん
  • お座りの姿勢がしっかりする
  • お座りしたままおもちゃを持って遊べる
  • ずりばいで移動する
  • つかまり立ちしはじめる
  • 人見知りが強くなる
  • 声を出して要求や主張をするようになる

 

 

 

なんだかもう、一般的な成長とどこが違って

どこが一緒なのか分からなくなってきた。

 

夜泣きもなく夜はぐっすり寝て、

お腹をいっぱいにしておけば勝手に遊んで

眠くなるとその辺で行き倒れるようになり

拾ってベッドへ運んで昼寝をさせ

起きても泣くでもなくご機嫌で

 

あやせば笑い、機嫌が悪ければ文句をいい、

時おり私をじーっと見てくる。

 

名前を呼ぶと振り返り、おいでと言えば笑顔でやってくる。

話しかけると反応もいい。

絵本も大好きで読んでやるとじーっと見ている。

 

 

でも後追いはまったくしない。

人見知りもするけど、泣く時と泣かない時の差がよく分からなかった。

*「いつも通り」が崩された時とは気付けなかった

 

 

この頃のさくらは本当に手がかからなかった。

 

私が「いつも通り」を好むので

手がかかるような環境に連れて行かず

必然的に毎日同じで安心できていたのかもしれない。

 

規則正しい、変化のない、私とさくらだけの世界。

 

 

でも、この「安心安全」な時間をたっぷりとることで

自分が納得するまで気になるものに集中できて

いろんなことを習得していけたんだと思う。

 

笑顔でいられる時間をなるべく増やすことがなにより大事。

私もさくらも。

 




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歯が上下4本生えたあたりから大変になってきた。

 

何でも口に入れるということが!

 

以前にも増して本当に何でも口に入れ、

口に入らなければしゃぶり、噛り付き、歯を立てる。

 

赤ちゃん用にしっかり作られた絵本もボロボロになり

なぜか切れ端は行方不明。

 

・・・ごっくんした?

 

リモコンや携帯には幾筋もの歯型が付き、

コタツの天板や本棚などはすべてベトベト。

 

アイスのプラスチックの容器をおもちゃに渡すと

しばらくはパコパコ下の方を噛んでいたけど、

そのうち端っこを見つけて

 

ぐぎぎぎぎぎぎ!

 

と引きちぎろうとする。

 

ちょ!ストップ!

噛んじゃダメだって!それ食べたら危ないって!

 

赤ちゃんの力で噛み千切れるかいな。とお思いでしょうが

さくらはやるんですよ。すごいんです。

人間の噛む力ってすごいんだなと思い知らされる。

 

 

で、取り上げると当然大泣き。

 

ごめんって。でもこれは危ないからないない。

 

 

赤ちゃんってこんなに何でも食べるんだな。←違う

 

 

 

 

 

お正月に買ったお守りをカバンに入れていると

目ざとく見つけて遊び始めた。

 

ヒモはしっかりくくってあるし、

お守りはしっかりしたビニールに入ってるし、

さすがにこれはしばらく大丈・・・

 

鈴!鈴引きちぎっちゃダメ!

その大きさ怖すぎる!

これはもうおしまい!ちょうだい!ないない!

 

「うぎゃぁぁぁぁぁぁ!」

 

外れないとは思うけど外れた時に怖いんだって!

そのくらいの力で引っ張ってるんだってあんた!

 

 

おもちゃで遊んでおもちゃで!

ほらこれならどれだけ噛んでもいいよ!

 

はいこれ

 

 

 

 

と先日買ったスクイッシュというおもちゃを渡すんだけど

しばらくもぐもぐすると手を離して違うものを探し始める。

 

これにしときなさいって!

はい。持って。

 

と無理やり持たせても、もぐもぐぽい。

 

安全安心のおもちゃはおもしろくないんだろうか。

ちぎれたり、はがれたりする方がやりがいがあるのかな。

 

 

 

そんな時、さくらの右足に水ぶくれが出来た。

 

機嫌がいい時なんかに体を揺らすんだけども

必ず右足を出したり戻したりしながらステップを踏む。

 

*これはまだ常同運動ではない・・はず

 

 

で、その右足のかかとに水ぶくれ発見。

そんなになるまで踏み込まなくてもいいと思うんだけども

皮が薄いからできやすいのかもしれない。

 

*い、いや、赤ちゃんが水ぶくれができるまで

同じ動きをくりかえすってやっぱりおかしいよな・・

 

これ以上酷くなると痛そうなので絆創膏を貼ってみる。

 

 

ぺた

 

 

どうするかなーと見ていると

不思議そうにちょいちょい触って

ゆっくりぴーっと剥がして

 

ぱくっと口へ。

 

 

わぁ!

 

 

 

 

何でも口へ入れる恐怖

この怖さは尋常ではない。

ほんのちょっとしたものでも、一瞬で窒息する危険があるからだ。

 

「危ないものは手の届かないところへ」と言うけど

何が危ないのかは想像するしかない。

 

それが甘いと即事故につながる怖さったら。

 

 

でも、これはさくらが特別だっただけで

普通の赤ちゃんはここまですごくない。

 

外食をしていて同じくらいの赤ちゃんに

携帯ストラップを渡して遊ばせているを発見。

 

あかんてあれ!すぐ引きちぎって口に入れるって!

なんであんな危ないもの渡すんだろう!

 

とヒヤヒヤしながら見てても

その赤ちゃんは持って遊んでるだけ。

たまに口に入れるけどなめる程度で口から出す。

 

あれ?

 

 

割りばしの袋を渡して遊ばせているのも発見。

 

あれこそあかんて!あんなのすぐ口に入れてごっくんするで!

口に入れたら窒息するって!

 

と見てても、赤ちゃんは持って遊んでるだけ。

たまに口に持っていくけどすぐに離す。

 

あれ?

 

 

 

さくら、はい。割りばしの袋。

 

ぱく。ぶちっ。もごもご

 

 

ぎゃぁ!

 

 

さくらのほっぺたを瞬時につかんでぎゅっと口をあけて

中のものを引っ張りだす技術だけがどんどん向上していく私。

 

その昔、小さい子のよだれをみて「うわきちゃな~」と思っていたけど

人間必要性に迫られればなんでもできる。

 

でもよその子はやっぱり苦手。

 

 

 

 

 


 

ちなみにスクイッシュというのはこれ↓

ゴムで連結されていて、ぎゅっと押すと形が変わるけど手を離すと元に戻る。

中の玉が移動するので、振るとカラカラ音もする。

ボーネルンドだけあってさくらがどれだけ引きちぎろうとしても

最後までどこも壊れずに原型をとどめていた優秀なおもちゃ。

 

ボーネルンド マンハッタントーイ スクイッシュ(skwish) 並行輸入品




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6ヶ月検診を無視

 

母子手帳には6ヶ月検診の記入欄がある。

 

でもこれは任意の検診で

自分から病院などに予約をして出向かなければならない。

 

めんどくさいよね。

 

 

ということで、セルフチェック!

 

 

6ヶ月の赤ちゃん

●寝返りがしっかりできる→OK

●座らせるとその姿勢を保てる→OK

●両手でおもちゃを持つ→OK

●歯が生えはじめる→OK

●喃語の種類が増えて積極的に声を出す→OK

人見知りがはじまる→OK

 

大丈夫ですね。

 

 

6ヶ月健診でチェックする内容

●寝返りやお座りができるか→OK

●おもちゃを見せると興味を示して手を伸ばすか→OK

●おもちゃを持たせると両手で持てるか→OK

●ハンカチなどを顔に乗せると払いのけるか→OK

●離乳食を食べているか→OK

●話しかけるとこちらを向くか→OK

●あやすとよく笑うか→OK

 

完璧ですね。何も心配なし。

 

 

 

発達に偏りがあることはうすうす気付いてはいたけど

できる方向だから大丈夫だろう。

 

早く立ってることでとやかく言われるのはイヤだし

無理やり立たせてるわけじゃないからどうすることもできないし。

心配事もないのにわざわざ不快な思いをしに行くことはない。

 

娘は元気だ。

 

と思って6ヶ月検診には行かなかった。

行ってたとしても何かを見つけてもらえたとは思わないけど。

 

 

 

 

人見知り?

さくらの発達の偏りは、

私が思い込んでいた「早く立つ」などの運動面ではなく、

「人見知りが始まる」に集約されていたと思う。

 

今思えばさくらのそれは人見知りではなく、

「いつもと違うことが起こっている」という不安だったのだ。

 

刺激の多い外では何が起こってもおかしくないと思っているのか

誰に話しかけられても、誰に抱っこされても、

なんなら私からそのまま離れても平気なのに

 

いつもの家で、いつも通り過ごしている時に

お客さんが来てにぎやかになったりすると泣いていた。

 

うるさいの嫌いなのかな?大丈夫かな?

と心配しながら連れて行く外食は平気。

 

義実家でおじさんに抱っこされても平気。

でもいつもの家で機嫌よく遊んでる時に来たおじさんには号泣。

 

「なんで今日はあかんのや~。いっつも笑てくれるやんか~。」

 

と叔父さんは笑っていたけど、これはもう人見知りではなく

予定が狂ったことへの不機嫌だ。

 

なんでおじさんがここにいるのー!

ここは私の家でおじさんがいたらダメなのにー!

 

ってとこだろう。

 

 

それでも私はこの時、

たまに会う人を見て泣くのは人見知りをしてるんだな。

と何の疑いもなく信じていた。

 

公園で知らない人に抱っこされても泣かないことを

おかしいとも思わずに。

 




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