「おっかーしゃん! ちーずかせてっ!」

 

「ちーずぱらぱら~って!」

 

あ、はいはい。チーズね。

はい。ぱらぱらぱら~

 

「チーズおいしいねー。」

 

おいしいねー。

でもチーズだけじゃなくてグラタンも食べてねー。

 

昨日のお昼にグラタンを作った時に、

上にかけた粉チーズがいたくお気に入りのご様子で

今日もグラタンが欲しいと言うさくら。

 

さっきからチーズばかりを要求してくる。

欲しいのはグラタンじゃなくて粉チーズだろ。

 

「・・・・ず」

 

チーズ

 

「ちーず」

 

そう。チーズおいしいね。

 

「・・・ずーち」

 

チーズ

 

なんで最初は言えるのにしだいにおかしくなるの。

 

 

さくらの言葉は発音がはっきりしてないうえに

たまに逆さ言葉になってしまう。

 

最後の音が耳に残るのか、

例えば「うさぎ」だったら「ぎ」から発音して、

なんか違う・・と思って止まってしまうとか、

むりやり「ぎ・・さう?」と続けてみたり。

 

言葉は特に遅くはなく、普通にしゃべっていたのに

今まで覚えていた単語が突然出てこなくなる不思議。

 

それが2歳になってから増えてきた。

 

何も考えずに音だけで発音していた言葉に

文字や言葉としての認識が入りだして

覚えなおしをしているのかもしれない。

 

それが難なく行われる子もいるだろうけど

さくらはかなり苦労している様子。

 

見ていてこっちまで力が入る。

 

「ぢ、ぢーち ぢーう!」

 

チーズ。

はい。ぱらぱら~

 

「ぢーうおいしいねー。」

 

ああ、ぢーうになっちゃたよ。

 

そうだね。チーズおいしいね。

 

「ちーず!」

 

そうそう。チーズ。

 

 

さくらの中で組み換えが大忙しなのが分かるので

「チーズでしょ!チーズ!」という言い方をして

言葉というパズルのピースを外からバラバラにするようなことは

なるべく避けるように気を付ける。

 

それとなく正しい言葉を話しかけながら

さくらの言おうとしてる言葉の意味がわかれば

もうそれでいいかなと思うようになっていた。

 

 

しばらくもぐもぐ

 

グラタンなら大人と同じ量をぺろっと平らげる。

ホワイトソースは好きらしい。

 

「ず・・・」

 

やっぱりズから始めたいんだな。

チーズのズが印象に残りやすいんだろうか。

 

「チ」より「ズ」ってイメージなんだろうな。

 

いやそんなことより粉チーズ食べ過ぎやろ。

さっきからどんだけかけてるよ。

 

グラタンと一緒に食べるんだよ。

こうやって縦にスプンを入れて・・・

 

「や!」

 

じゃぁこのマカロニさんと一緒に食べよう。

はい、あーん。

 

「おいちーねー」

 

おいしいね。

 

「ずんい ちょーい!」

 

ずんいってなんだよ。

もはやチーズのチの字も入ってないぞ。

 

チーズね。でももうやめ

 

「ずんい!ずんいちょーだい!」

 

チーズね。はい。ぱらぱらぱら←バトルするのがめんどくさい

 

「ちーずおいしいね~」

 

 

がんばれさくらの脳。

これはチーズだ。チーズだぞ!

 

 

***

 

娘は大きくなった今でも粉チーズがものすごく好きで

そのまま手の平にぱっぱっと出してぱくっと食べるほど。

 

おやつじゃないんですけど。




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「おかーしゃん ねんど!ねんど とって!」

 

はいはい粘土でござーますね。

粘土・・・

 

あれ? 粘土どこにしまったっけ。

えーっと

 

 

おや?

 

 

暑さボケなのか私の頭から粘土の居場所が出てこない。

あせればあせるほど奥深くに沈んでいく。

 

落ち着け。落ち着けば思い出せるさ。

 

えーっと箱にいちいち戻すのが面倒だったから

いい袋がないかなーって探してー

何かに入れて娘の手の届かない所にしまったよな。

 

空き箱だったっけ。巾着だったかな。紙袋?

うーんうーん

 

考えながらあちこち探してみてもちっとも出てこない。

ちびっともさえ思い出せない。

 

「ねんどー!あしょこっ ねんどっ かせてっ!」

 

さくらがバンバン叩いているのは夫のクローゼット。

確かに粘土の箱はこの中にある。

でも空っぽのはず。

 

さくらに納得してもらうために箱を出して中を見せる。

 

ほら。箱は空っぽだよ。ないでしょ?

 

ここから出して使ったよね。

 

それからどこにしまったかな。

覚えてる?一緒にしまったよね。

 

ここに置いとこうねーって言った気がする。

 

それを聞いたさくらは

ぱっと寝室に走っていってしまった。

 

粘土の事はあきらめたかな。

でも見つけとかないとなー。

 

まぁそのうち出てくるかな。

 

 

「ねんどー!ねんどー!おかーしゃん!ねんどー!」

 

げ。まだあきらめてなかったか。

 

ごめんさくら。粘土ないのよー。

 

 

寝室で叫んでいるさくらをなだめようと行くと

なぜかいくつか掛けてあるお出かけ用のバッグを指差している。

 

「ねんどー こっこっよー!」

 

えー?

こんな所に粘土なんか・・・

 

 

あ!

 

 

そうだそうだ。ここだ。

 

貰ったはいいけど使いにくかったトートバッグに入れたんだ。

そんで置くところがないからとりあえず掛けといたんだ。

 

トートバッグを開けると、がさっと粘土セットが入っていた。

 

あったー。あったよねんどー。

よかったねー。やっと遊べるねー。

 

「かせてっ!」

 

はいはい。どうぞどうぞ。

 

私のボケもはなはだしいけどさくらの記憶力もすごいもんだ。

言葉に出来ないだけで色んなことが分かってんだろうな。

 

さくらすごいね。覚えてたんだね。

あそこに粘土あるってよく思い出せたね。

 

お母さん全然思い出せなかったのに。

さくらが思い出してくれたね!

 

とせっせとフィードバックをするんだけど

粘土があったさくらはもう粘土に夢中。

 

私の話など聞いちゃいない。

 

 

 

 

お絵かき同様、さくらは粘土も大好き。

 

粘土セットを持ったさくらはリビングの所定の椅子に座り、

汚れてもいいようにシートを広げ、

その上に粘土セットをセッティングしていく。

 

まだ何を作るというわけではないけど、

ころころ伸ばしたり、切ったり、つぶしたり

長時間集中して遊ぶ。

 

私が横で何か作っていても、いなくても

あまり変わらず一人で遊んでる感じ。

 

今思えばもっと一緒に楽しめばよかったなぁ。




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いつもはすんなり昼寝に突入するさくらが

むくっと起き上がってはドタバタ遊んだり

何やらぶつぶつ喋ってたり

転がったまま「おっかぁ~しゃ~ん♪」と私を呼んで

でも私が行かなくてもケラケラ笑っていたので

 

まだ遊び足りないのかな。

もうちょっと一緒に遊べば眠くなるかな。

 

と思って、さくらがベッドヘッドから

マットレスに飛び降りるのを受け止めていた。

 

「じゃーんぷ!」

 

上手に飛べるようになったねぇ

 

「っかい!」

 

気を付けてよ。ゆっくりね。

 

「じゃーんぷ!」

 

じょうずじょうず。

 

「っかい!」

 

 

んがその時

 

ベッドヘッドへ上がろうとしたさくらの表情が固まった。

今までの笑顔が一瞬で消えて、体の動きも止まった。

 

え?どしたの?何!?

 

さくらは私の左後方をしばらくじーっと凝視してから

私の顔と私の後ろを交互に見比べ始めた。

 

普段見せない顔で・・・

 

え、え、何。私の後ろに何かいるの?

いないよね?私の後ろは壁だもの。

 

でもこわくて振り向けない。

 

何がいるんですか!

 

 

つとめて笑おうとするんだけど、

さくらのこわばった表情に私の血の気が引く。

これ前にもあったよね。いつだっけ。

 

「見えないおじいちゃん」←1歳9ヶ月の時でした

 

この時も私の左後ろ。

しかも同じベッドの上というシチュエーション。

 

全身の毛がぞわぞわする。

 

 

何秒そうしてただろうか。

 

さくらの片手がすっと上がって私の左後方を指差しながら

「おじーちゃん」と言うではないか。

 

きゃぁぁぁぁぁ!

 

でたおじいちゃん!見えないおじいちゃん!

やーめーてぇぇぇ

 

それ以上言わないでー

 

お、お、おじーちゃんお仕事だよ。

昨日ばいばーいって言ったじゃん。

 

「・・・・」

 

娘はまだ私の後方を凝視中。

表情もなく体も動かないまま。

 

ひーん 怖いですー

私は振り向けませーん

 

誰か助けてー

 

 

「おじーちゃん ばっばーい」

 

ふっとさくらの表情がゆるんで手を振ったかと思ったら

何ごともなかったかのようにまた遊びだした。

 

おそるおそる後ろを振り返る。

もちろん誰もいない。

 

心臓ばくばく

 

 

なんだろう。誰なの。どこのおじいちゃん。

なぜいつも私の左後ろなの。

 

「おじーちゃん ばっばーったね。

おじーちゃん いないねぇ。」

 

うん。バイバイしといてね。

 

 

そういえばここのとこ「おじーちゃん」がよく出てくる。

 

寝る前に天井を指差して「あ。おじーちゃん!」

部屋を真っ暗にしたら「おじーちゃん こわい」

何の脈絡もなく「おじーちゃん ばっばーい」

 

おばあちゃんも、お父さんも出てこない。

いつもおじいちゃん。

 

その時はその一瞬なので特に気にしてなかったけど

さっきのは、さっきのは本当に怖かった。

 

誰。誰かいるの。ねぇ!?

 

いるのはいいけどさくらを怖がらせないで。

どうせなら楽しくお願いしますよ。




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「かきかきぺんしゃん とって!」

 

何をきっかけに思い出すのか

さくらの目に触れない、手の届かない所に隠している

お絵かきセットを日々要求してくる。

 

お絵かきセットは夫のクローゼットの上段にしまってあるのだ。

私でも踏み台がないと取れない場所。

だから出すのもめんどくさい。

 

なぜさくらの手の届かないところに置いてあるのかというと

 

そここにいっぱい落書きするから!

さくらがお絵かきしているときには常に見張ってないといけないから!

 

えー。お絵かきすんのー?

 

「すんの!とって!かきかきぺんしゃん とって!」

 

自分が面倒だからといって

さくらがしたい事をダメだと言う権利もないので

よっこら立ち上がってお絵かきセットを取ってやる。

 

はい。どーぞ。

 

そっちのシートはこのペンさんだけね。

こっちのペンさんはこの紙の上ね。

 

「あーい!」 ←返事だけはいい

 

「おかーしゃん あーと。あーとかいて。」

 

はーい。何色で描きましょうか。

 

「あか!」

 

赤ね。赤いハート。

 

「おめめ かいて」

 

ハートの中におめめー

 

「おくち かいて」

 

ハートのおくちー

 

「あな かいて」

 

えー。鼻描いたらかわいくなくなるよー?

ハートに鼻描くのー?

 

「かくの。あなかいて!」

 

はいはい。おはな。

 

などとひとしきり一緒に遊んでから

トイレに行きたくなったのでさくらを1人残してトイレに立つ。

 

すぐ戻ってくるから待っててねー。

ここだけにかきかきしててねー。

 

「あーい!」

 

 

ちくたく

 

 

おまたせー。

床にまで描いてないでしょう・・・ね!

 

 

 

 

きゃー!

さくらの足がしまうまー!

 

「かきかきったのー♪ さーたん じょーずねぇ。」

 

じょ、じょうずねぇ。

 

「みっひーちゃん かいて!」

 

えー。これ以上描くのー?

 

「みっひーちゃん かいて!」

 

広げられた画用紙なぞそっちのけで

娘の膝や足の甲やらにあれやこれや描かされる私。

 

 

***

 

 

実は私「体にペンで書く」ことに抵抗がありません。

 

私自身が保育園に行っていた時に、

全身ペンで書きまくった子がお迎えのお母さんに怒られて

先生が謝っているのをとても不思議な気持ちで見ていました。

 

そしてその感覚を今でも持っています。

 

私は怒られることがイヤだったので

理由は分からないけどやったらダメなんだなと思って

私自身はしたことはないのですが

 

なぜしてはいけないのか、今でも分からないままです。

 

なので娘がどれだけ体にペンで書こうと私は平気です。

子どもなのでこのまま買い物に出ても

 

「あーあ!やってもーたか!」

 

と笑顔で話しかけられるだけです。

その時は「すごいですよね~」と笑っておけばすみます。

 

さくらが幼稚園に入って同じようにしたときは

やはり私は先生に謝られました。

 

でも息子の幼稚園は「自由に遊ばせるので汚れます!」

と先生がきっぱり言うくらい遊び倒す園なので

謝られることはありません。

 

娘ものびのび系の幼稚園に入れてあげたらよかったかなぁ。

とちょっと思う今日この頃です。

 

でもそうすると、障害に気付くのがもっと遅かったかも!?

 

なんにせよ、娘は今でも絵を描くことがとても好きです。

 

 

*ちなみに皮膚についた油性ペンは

日焼け止めをくるくると塗ってふき取ると簡単に落とすことができます。




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さくらが電子ピアノの鍵盤をかかと落としで壊した。

 

低いほうから3番目のシとドが下りたまま上がってこない。

しかもカチャカチャ変な音がしてる。

 

がーん

 

さくらを叱るどころではなくショックを受けてる私。

 

宝物のように大事にしている訳ではないけど

小さい頃からたたきこまれている「ピアノは大切に扱う」というのが

私の奥底から抜け切ってないんだろう。

 

これは本物じゃない。絃じゃなくて機械が音を出してる電子ピアノだ。

鍵盤は木じゃなくてプラスチックだし赤いフェルトも敷いてない。

おもちゃだおもちゃ。

 

・・・・

 

でもものすごくショック。

 

なんでだろう。

 

しょぼーん

 

 

説明書に書いてある電話番号にかけると「現在使われておりません」

大阪営業所や修理依頼所やサービスセンターなどことごとく繋がらない。

 

大阪は何年か前に市内局番が2桁から3桁になったので

そのせいかと思ってすべてに6をつけてかけなおしてみても繋がらない。

 

そのうち1ヵ所なんかいきなり英語で喋られちゃったもんだから

間違いましたつってあわてて切っちゃったよ何今の。

 

ぜーぜー

 

 

仕方なくネットで調べてみると

何年か前にサービスセンターを1ヵ所にまとめましたと書いてあったので

そこに修理依頼の電話をする。

 

最初から調べろってのな。

 

 

型番とどこがどう壊れたのかを伝えると

修理に来てくれる人が直接電話をくれるというので待つ。

 

 

そしてその日の午後5時半。

 

「今からお伺いしてもよろしいですか?丁度近くにいるもので。」

 

という電話。

え。え。今すぐに来てもらえるんですか?

 

その日のうちに来てもらえるなんて思ってなかったので

ちょっとびっくりしつつもお願いしますと伝える。

 

やってきたのは品の良さそうなおじいちゃん。

ちょこちょこっとチェックをして

これならすぐ直せるので鍵盤取って来ますと車に戻る。

 

鍵盤を取ってきますー!?

 

戻ってきたおじいちゃんの手には細長いダンボール。

開けると本当に鍵盤が入っていた。

 

 

新しい鍵盤と工具。

 

さくらは借りてきたネコのようにおとなしくなっちゃって

邪魔しちゃダメよーと言うと「あい」とかわいい返事をして

本当に遠くから見ているだけ。

いつもこんなおとなしかったらいいのにー。

 

 

 

外された古い鍵盤をひくさくら。

 

おじいちゃんは私が「写真とっていいですか?」とか

「中はこうなってるんですかー。ここはなんです?」とか

いちいち邪魔をしても「はいはい」とにこやかに対応してくれる。

 

 

電子ピアノの中ってこんなの。

 

30分ほどですっかり元通りになったピアノ。

よかった。直ってよかった。

 

でも鍵盤をごっそり入れ替えてしまったので

古い鍵盤はどうするんですかと聞くと

上のプラスチックの部分は捨ててしまうんだそうな。

なんだかもったいないな。

 

壊れた所だけ取り替えられたらいいのに。

 

部品代 200円(鍵盤を全部入れ替えるのに壊れた所だけ払うらしい)

出張費 5,000円

技術料 7,000円

合計 12,000円。

 

部品代は200円なのに・・・・

 

財布が痛い。

 

 

「同じように上から強い衝撃を加えると壊れますから、

弾かない時はなるべく蓋をするようにしてください。」

 

はい

 

「それから、ジュースなんかをこぼしたらもうダメです。

お子さんがいらっしゃるので気を付けてください。」

 

はい

 

「長い間使ってもらってこちらもうれしいです。」

 

いえ。こちらこそありがとうございました。

気を付けて大事に使います。

 

 

***

 

 

小さい頃からピアノを習っていて、

大阪に来てから、家にピアノがないという状態に我慢できず、

お店でいろいろ弾き比べて一番本物に近い音を選んだのが

ローランドの電子ピアノ。

 

このローランドのピアノはそれから12年後の今でも

現役で我が家にいてくれている。

購入してから23年くらいか。

 

録音の媒体がフロッピーディスクという古さだけど

(当時は画期的だったんだけどな)

この修理以降はどこも壊れずにいる。

 

あ、うそ。最近ペダルが効かない時がちょこちょこあるかな。




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私は小さい子と接するのが苦手だ。

 

子どもの時からそうで、

自分より小さい子を相手にするのが苦痛だった。

 

「○○ちゃ~ん どうしたの~? ほらこっちおいで~

これして遊ぼうか~ こっちの方がい~い?」

 

といった口調が恥ずかしくてできないのと、

思った通りの反応が返ってこなかった場合、

どうしていいのか分からなくなるからだ。

 

子どもとたった2人だけの空間ならともかく、

そこに第三者の目があるともうダメ。

 

 

そんな私の目の前に、

自然体で子どもと接するお姉さん登場。

 

 

この日もいつもの遊歩道へ散歩に行っていた。

 

「おかーしゃん おいでおいでー

おかーしゃん こっちぃよー」

 

はいはいよー。

 

それまで特に目的もなく左右に走っていたさくらが

ぱっと何かを見つけてまっすぐ走っていった。

 

さくらの目線には休憩中のバセットハウンド!

とお姉さん!

 

 

「れおーん! おいでおいでー!」(←我が家の犬)

 

いやそれはレオンじゃないって。

 

私が追いつく前に犬を連れたお姉さんにたどり着いたさくらは

なんだかんだと話しかけている様子。

 

でもきっと通じてない。

 

「ふーん。そうなのー。へー。そうなんやねー。

わんちゃん好きなの?」

 

「あい。あっちばっばーったの。ろっちーばっばーったの。」

(ロッキーにバイバイって言ったの←近所の犬)

 

「えー?なにー?」(くすくす)

 

「おいくつなんですかー?」

 

やっとたどり着いた私にお姉さんがいきなり話しかけてきた。

びっくり。あいさつする間くらいくださいってばよ。

心の準備がね。ちょっとね。

 

ぜはぜは

 

あ、えっと、ふたつになったとこです。

 

「へー。そうかそうか。

よしよしってしてくれるー?もう慣れたー?」

 

「おしおし。おめめー おみみー」

 

「そうおみみだよ。おみみ大きいでしょー。」

 

私そっちのけで2人で楽しそう。

しかも会話になってるよすごいな。

 

なんだろうこの人。子供が好きなのかな。保育師さんとか?

私よりちょっと年下に見えるんだけど妙に落ち着いてるし。

 

むむむ。

 

それから15分くらい娘と楽しそうにお話して

 

(私はその受け答えをいちいち頭の中で反復して

ふむふむそういう時にはそう返すのか。などとうなずいていた。)

 

またねーと帰っていった。

 

犬の名前は「もみじ」ちゃん。

分かったのはそれだけ。

 

また会えるといいねー。

 

「いっしょー いくー!

さーちゃんもー いっしょーいくーのー!」

 

あ。懐いちゃってるよさくらったら。

 

もみじちゃんお仕事行くんだって。

ばいばーいって言ってたね。

 

お仕事=一緒に行けない。という図式により

いろいろ使う言い回し。

 

 

しかし今のお姉さんの対応はすばらしかった。

 

このさくらとあんなに会話をするとは。

 

やっぱり私の接し方がおかしいから

さくらもおかしいんだろうか。

 

どうやってた?

 

子供の目線で常に相手の目を見ながら。

笑顔で「へぇ~そうなの~」を連発。

 

しかもまったく不自然さが感じられない。

わざとらしくない。

 

「へ~そうなの~」

 

多分さくらが何を言ってるか分かってなくても

聞いてるよという雰囲気を出すために言ってるんだろう。

 

私はすぐ「え?なんて?これ?ちがうの?何?」

と自分が分かるように聞き返してしまう。

 

これよくないのでは。

 

会話を楽しむってそういうことじゃないもんな。

仕事の打ち合わせや報告じゃないんだから

その場の雰囲気を楽しめればそれでいいんじゃなかろうか。

 

さっきのお姉さんとさくらの会話には

なんの内容もなかった。

 

実際さくらが何を言っているのか私にもあまり分からなかったし、

それに対するお姉さんの答えにも何の意味もなかった。

 

それでもさくらはずっとお姉さんとしゃべってた。

 

私に足りないのはこれだ。

会話のやりとりを楽しむというスキルだ!

 

 

「へ~そうなの~」だな。よし。

 

外では無理だったので、家に帰ってやってみたけど

やっぱりやっぱりこっぱずかしくてダメだった。

 

我が子相手に家で2人きりなのに

「へ~そうなの~」が恥ずかしくてできない。

 

言ってる自分に「何がへ~そうなの~やねん!」

と突っ込む自分がいて、それに赤面してしまう。

最後の「の~」あたりでクッションに顔をうずめてしまう。

 

私の言葉はすぐに理屈っぽくなるので

「へ~そうなの~」だけでもなんとかものに

 

・・・・できない気がする。

 

 

「へ~そうなの~」 ←自主練




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手にいっぱいできた湿疹を

ウイルス性の夏風邪ですねと診断されて

総合病院の皮膚科に通っていたある日、

 

待合室でさくらより少し背が低くて、

体格が似通った女の子がいた。

 

あーさくらと同じくらいかなーと見ていると

 

「あのさー こないだバーベキューしたやんかぁ。

あのときおったおっちゃんがさー、あめちゃんくれたやん?」

 

となめらかに話しをし出してびっくり。

ちゃんと椅子に座ってるし目線や仕草に意思が感じられる。

 

小さいのにちゃんとした人間だ!

 

一方、さくらは廊下に腹ばいになったり

くくってある髪の毛をパタパタして(頭を振りまくる)遊んだり

椅子に座っても足をバタバタさせたりすぐに下りたりまた座ったり

 

壁に体をこすりつけながらズリズリ歩いたり

ぴょんぴょん飛んだり回ったり

 

まわりを見もせずにしたいことをしている。

 

話しかけてもほぼ聞こえていない。

さくらから話しかけてくることもない。

 

でも時々私の顔を見てぴょこぴょこやってくる。

 

もうちょっと待ってね

 

「んん?」

 

もうちょっと待ってね

 

「んん?」

 

もうちょっと待ってね。

 

「もうとっとまってね!」

 

会話もこんな感じ。

 

体格が同じようでもあの子はもっと年齢が上なんだな。

さくらももう少ししたらあんな感じになるのかな。

 

と、この時はのんきに思っていたけど・・・

 

 

見る人が見れば、あー自閉症だなと分かったはず。

 

なんで誰も言ってくれなかったんだろう。

 

でも、でも、私が今、あの子あやしいなと思ったとして

「あなたのお子さん自閉症っぽいですね」

なんて口が裂けても言えない言えない絶対言えない。

 

きっといろんな人がさくらを気にかけてくれてたはず。

その時その場限りの人が。

 

でもこの頃はほぼ私とさくらだけで生活していて

例えば児童館に行ってみるとか、

支援センターで同年代と遊ばせてみるとか

そういうことをまったくしなかったので、

 

アドバイスしようにもだれもできなかったのだ。

 

さすがに通りすがりで「この子発達に問題あるわよ」

なんて言われても、あんたこそ問題あるわ!

と思って終わりだっただろう。

 

だから、そういう意味でも、

小さい頃からいろんな人と関わるべきだったんだろうな。

 

この時の私にそんなこと言ったって

聞きやしなかっただろうけど。




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手にびっしり湿疹を出して皮膚科に行ったさくら。

湿疹と言っても、皮膚の内側に水泡ができているような感じで

表面にはさほど盛り上がってはない。

 

手の平は赤いけど、他の湿疹は色がついてなくて

よーく見ないと分からないんだけど、

 

それが手の指にも甲にも平にもびっしり!びーっしり!

見れば見るほどどんどん見えてきて鳥肌が立つ感じ。

 

ぞわぞわぞわ

 

 

 

湿疹に気付いて病院に行くと

 

「何か強いウイルス性のものですね。

これはもう対処療法しかないんです。」

 

と言われ、アレルギーの薬と塗り薬で様子を見ること2週間。

最初に症状があらわれてからはもう3週間ほど経っている。

 

あんまり酷くなると肝臓に影響があると言われ

様子を見ていた。

 

 

そして久しぶりの病院の日。

 

「んー あ、いいですね。酷くはなってませんね。

これくらいなら血液検査は必要ないでしょう。」

 

ほっ

でもあの、まだ湿疹がいっぱいあるんですけど。

 

「ははは そんなすぐには引きませんよ。

長い人だと2ヶ月くらいはかかります。」

 

2ヶ月ですか!?

 

「そんなに心配することはないですよ。

ただ高い熱が出たり、湿疹がどんどん増えることもあるので、

そういうのだけ注意してれば普通の生活に支障はないですし。」

 

でも、ウイルスってことはうつるんですよね。

 

「まぁウイルス自体はうつりますけど、湿疹からはうつりませんよ。

咳なんかが無いだけ風邪よりはうつりにくいと思います。

ただ赤ちゃんやお年寄りには気をつけた方がいいかもしれません。」

 

はぁ。

 

「じゃぁ1週間後にまた予約入れておきますので。

それまでに熱が出たり酷くなるようなら来てください。

お薬の追加出しておきますね。」

 

はい。ありがとうございます。

 

 

湿疹の他はいたって元気。

特に何をするでもなく普通に過ごす。

 

ただ、手の平の皮がむけ始めて

さくらがそれを気にしているくらい。

 

 

そして再び病院の日。

 

 

「あーはいはい。治りかけてきてますね。いいですよ。

手のひらの皮がむけてるから保湿剤出しときましょうか。

まだ痒がってますか?」

 

いえ。もう痒くはないみたいですけど

皮がむけてて皮膚が薄くなってるので痛がります。

遊んでるとすぐに血が出てしまって。

 

「あー・・・」 ←どんな遊びをしてるんだという顔。

 

「ここからぶり返すということはまずないと思いますので

いったん終了にしましょうか。」

また湿疹が広がるようなら来て下さい。」

 

はーい。

 

今回で病院終了。ほひ

 

 

でもこの手の平に保湿剤を塗るってくせものよね。

 

他の場所と違っていろんなものを持つ手だけに

あっちこっちに保湿剤がべっとり。

 

そして肝心の手のひらからは落ちてしまう。

包帯なんかできないし、

手袋は嫌がってすぐ取っちゃったし。

 

で、結局あまり塗らずに自然にまかせておいたら

いつのまにかきれいになっていた。

 

結局なんのウイルスだったんだろう?




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数日ちょっと元気のない日があって

手にびっしり湿疹を出したさくら。

 

皮膚科に行ったら「ウイルス性のもの」と言われて

飲み薬と塗り薬をもらって、

湿疹はすぐにでも引くものだと思っていた。

 

なのに

 

湿疹ひどくなってるー?

 

 

 

手の平が真っ赤!

 

固いような盛り上がったぷつぷつもまだいっぱいあるし

なんなのこれ?

 

手足口病だったらもう治ってもいい頃だよね。

なのに治まるどころか逆に広がってきてる気がする。

 

起きてる時は色々忙しいらしくて普段と変わりないんだけど

寝てるときにじーっと見ていると

手のひらを時おりぼりぼりと掻いている。

 

痒いのかな。

痛くて気になるのかな。

 

なんだろう?

 

ウイルス性って言ってたから風邪の一種には違いないんだろうけど

でも元気だしなー。ご飯も食べるしなー。機嫌もいいしなー。

 

うーん

 

 

と思いながらさくらを再び病院へ連れてゆく。

 

「はい。手を見せてねー。見るだけだよー。

はい。じゃぁ次はお口の中見せてねー。見るだけだよー。」

 

さくら、案外おとなしい。

こないだ痛いことはされないと学習したか。

かしこいね。

 

「あー。これは手足口病じゃないですね。

何かほかの強いウイルスです。」

 

強いウイルス!?

手足口病じゃないんですね?

 

「足と口にまったく出てないですしね

それに手足口病なら10日もあれば湿疹は引くんですよ。

でもこれを見る限りまだ広がってますしねー。

まだウイルスの全盛期がきてないかもしれません。」

 

まだ酷くなるってことですか?

 

「手のひらはこの前より酷くなってますし、

赤みを帯びてますし熱も持ってます。

それにヒジの方まで広がってきてますのでねー。

うーん・・・これちょっと・・・」

 

ちょっとなんなの。

 

手の平は少し痒がるんです。

 

「痒いでしょうね。塗り薬以外に冷やしてあげると効果がありますよ。

ウイルス性の場合はね、対処療法しかないんです。

水疱瘡などの特別なものには薬があるんですけど、

これはもう免疫に頼るしかないんです。」

 

え?今飲んでる薬は?

 

「あれはアレルギーを抑える薬なんですよ。

ウイルスには直接効果はないんです。」

 

なんじゃそりゃー。

 

そしたら家でおとなしくさせといた方がいいんですか?

 

「熱がなければそう心配することもないですけど、

まぁ疲れることは避けたほうがいいでしょう。

ただ、あんまり酷くなると肝臓へ影響が出る場合があるんです。」

 

か、肝臓ですか。

 

「まだこの程度なら心配する事はないですけどね。

5日後に予約入れておきますので、

そこで血液検査をするか判断しましょう。

それまでに湿疹がどんどん広がってきたり、

高い熱が出るようならすぐに受診してください。」

 

えーっと・・・ ←何を聞けばいいのか考え中

 

「ウイルス性の湿疹としては普通の経過をたどってます。

まず体の末端から湿疹が始まって、徐々に上がって行くんです。

どこでおさまってくれるかなんですけど、

今は特に心配することはないですよ。」

 

あ、はい。

 

さくらは自分の診察が終わった後は

先生が話をしている間ずーーっとずーーーっと

向こうの窓際に置いてあるネコのぬいぐるみを指差して

 

「にゃーちゃん!」

 

「にゃーちゃんいこ?」

 

「にゃーちゃんあっち!」

 

「にゃーちゃんこっち!」

 

と繰り返していた。

 

さくらはちょっとは黙ってろ。

看護師は気を利かせてそのネコを持ってこい!

 

(もろもろの事情によりさくらに触らせたくないのかもしれないけど)

 

「じゃぁ5日後に」

 

はい。ありがとうございました。

失礼します。

 

「おわった? おわった? もうおわった?」

 

もう終わったよ。

 

「ばっばーい。ばっばーい。」 ←これでもかと先生に手を振るさくら。

 

「はい。バイバイ。」 ←照れくさそうに対応してくれる先生。

 

 

何か分からないけど強いウイルスなんだって。

そんなもんいったいどこでもらったの。




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いつもは帰ろうと言っても

なかなか公園から帰らないさくらが

 

「もうかえろう」と言って自分で歩こうとせず

 

次の日も、その次の日も外に出たがらずに

家の中だけで過ごした。

 

ということがあった。

 

しかしさくらはすぐにまた外に出るようになり

公園でいつものように遊ぶ毎日が戻ってきた。

 

気になる湿疹を除いて。

 

 

 

 

さくらの手の甲にぶつぶつがびっしり生えているのだ。

なんだろうこれ・・・

 

蕁麻疹じゃない。

皮膚のもっと奥の方で水泡ができているような

固く盛り上がっているような湿疹だ。

 

さほど赤くもない。

 

見れば見るほど気持ち悪い。

 

でもさくらは元気。

いつも通り外で走り回っている。

 

 

かゆい?

 

「かゆい!」

 

いたい?

 

「いたい!」

 

平気?

 

「へーき!」

 

 

ああもうこのオウム返しなんとかして。

真意が分からない。

 

数日様子を見ていたけど、どんどん数が増えてきて

まったく良くなる気配がないので皮膚科に行くことに。

 

ここは総合病院なので待合の端っこに連れていって

なるべく他の人の迷惑にならないようにする。

 

床に座っても寝そべってもいい。

奇声を上げて走り回るのだけはやめてよー。(ドキドキ)

 

「はーい。こんにちはー。

症状が出て1週間くらいなんですねー?」

 

そんなもんだと思います。←ちゃんと覚えてない

 

「じゃぁ見てみましょうか。」

 

お。さくらがおとなしい。

手を見せるのは怖くないんだな。

 

「うーん。これはウイルス性のものですね。

手の甲のは赤いので分かりやすいけですけど、

ほら、手の平や指にもいっぱい出てるでしょう。

肌と同じ色ですけど、分かります?」

 

え?手の平?

手の甲だけしか・・・

 

うわ!ほんとだ!手の平すごい!

うわ!指もすごい!

 

気づけよ私!

 

「足も見せてもらえます?」

 

足?足はなんともないですよ?

と言いながら靴と靴下を脱がせる。

 

「んー。足には出てないですねー。

じゃぁ今度はお口見ましょうか。あーんってできる?」

 

さくら あーんだって。ほら。あーん

 

「・・・・」←さくらむっつり

 

あーんだってば!

 

「さくらちゃーん。これ持ってていいよー。

ほら、キティちゃんのシールだよー」

 

先生が取り出したのはかわいいシール。

小児科でもない普通の皮膚科にそんなもの置いてあるんだ。

へー。

 

さくらはシールを受け取ると、素直にあーんって口を開けた。

 

おお。シールすごい。

 

 

「んー口内炎はできてないようですね。

口の中も大丈夫そうですねー。」

 

手と足と口?

もしかして手足口病ってやつですか?

 

「いえ、ちょっと今は断定できないんですけど、

ぶつぶつが出る前に風邪のような症状はなかったですか?

咳をしたり食欲が落ちたり、元気がなかったり。」

 

ぶつぶが出る前っていつだ?

風邪のような症状?

 

と、とくに気づかなかったです。

 

私は記憶が連続体ではないので、

あらかじめ考えてないことを不意に聞かれると

まったく思い出せなくなる。

 

家に帰ってゆっくり考えれば

ああ、外で遊びたがらない日があったな!

 

と思い出せるのに。

 

 

でも事前にネットで調べたことも聞いてみる。

 

これ、手湿疹ではないんですか?

水仕事する人がなったり汗をよくかく人がなったりってゆー

 

「違いますね。これはウイルス性の湿疹です。」

 

お。そこは言い切るのか。

本職が見れば分かるんだな。(あたりまえ)

 

「お薬出しておきますので3日後にまた来て下さいね。」

 

はい。ありがとうございます。

 

 

そうか。さくらったら風邪引いてたのか。

気づかなくてごめんよ。

 

しかもずいぶんほっといた気がするし。

 

 

でも飲み薬を飲んで塗り薬をべたべたに塗られたさくらは

やっぱりとっても元気まんまん。

 

本当に風邪なんだろうか。

先生もはっきりと病名は言わなかったし

再診があるって事は何かよくわかんないってことなんだろうか。

 

うーん

 

おてて痛い?

ここほら。ぶつぶつあるとこ痛い?

 

「あい。いたい」

 

じゃぁここは?このなんにもなんともないとこ。

ここ痛い?

 

「あい。いたい」

 

痛い?って聞いたところは全部痛いのね。

 

自発的に出てきた「いたい」は本当に痛いんだろうから

何も言わないってことは特にどうってことないんだろうな。

それとも今からどんどん酷くなっていくんだろうか。

 

うーんうーん

 

外部的な刺激じゃなくて

ウイルス性の湿疹ってことははっきり言われたので

 

だったら外で遊んで体力を消耗させるより

家でゆっくりしといた方がいいよね。

 

ということで、湿疹が治るまでは公園はおやすみね。

治ったらまた公園行こうね。

 

 

 

私はこの時、湿疹なんてすぐに引くものだと思っていた。

それこそ蕁麻疹のようにしゅっと。




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私と娘さくら(2003年生まれ)は
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