「 さくら 3歳 」一覧

交渉ができた(3歳9ヶ月)

 

さくらは最近買い物に行くと

 

「これかって!これほしいの!」

 

と必ず何かを買ってもらおうとするようになった。

 

それもお菓子やアイスではなくおもちゃのようなものなので

1個だけね。というような値段でもなく、

誕生日まで待ってというような値段でもなく、

なんとも微妙なラインのしろものだ。

 

どうしたもんだろう。

 

私とさくら2人だけの時は私は決して買わないんだけど

日増しにどんどんしつこくなってきた。

 

それも泣き喚くでもなく、駄々をこねるでもなく、

断固とした口調でキビキビと

 

「さーちゃんは、これが、ほしいの!」

 

と真っ直ぐな目をしてきっぱりと言ってくる。

 

それを「買ません」「買わないの」「買わないってば!」

「いらないでしょ」「同じようなもの持ってるよね」

とか言ってると、私の方が駄々をこねてる気分になってくる。

 

なぜ。

 

 

今日は野菜ジュースを買いに行ったんだけど

あんまりしつこいので

 

「じゃぁ野菜ジュースやめる?どっちも買うだけお金がないよ。

それ買ったら野菜ジュース買えないけどいいの?

野菜ジュースをやめてそれ買う?」

 

と聞いたら

 

「うんいいよ。野菜ジュースやめてこれ買う」

 

と言った。

 

え?これは新しい答えだ。

今までだとそれとこれは別だという主張をしていたのに

日課のように飲んでる野菜ジュースをやめると言ったぞ?

 

「おうち帰っても野菜ジュースないよ。いいの?

やっぱり買ってきてとか言わないでよ。

お金なくなるんだからもう野菜ジュース買えないんだよ?」

 

「うん。野菜ジュースはやめるからこれ早くカゴに入れて!

カゴにいーれーてー!これ買うんだから!」

(カゴに入れないと買えないと思っている)

 

交換条件を出して相手が飲んだんだ。

ここは買わねばなるまい。

 

はいじゃぁカゴに入れとくね。

 

「わぁ!お母さんやさしいね!買ってくれてありがとう!

さーちゃんとってもうれしいよ!ありがとうお母さん!」

 

と芝居がかった喜びの舞を舞ってくれた。

 

恥ずかしいからやめてください。

 

 

 

そして野菜ジュースは本当に買わずに帰宅。

 

「え?なんで野菜ジュースないの?」とか言うぞこれ。

とか思ったんだけど、文句も言わずにお茶を飲んでいる。

 

これってちゃんと交換条件で手に入れたと理解してるってことよね。

始めてじゃない?こんな交渉ができたのって。

 

 

で、そこまでして欲しかったものとは。

 

6体セットの「恐竜」のフィギア。

けっこう大きめ。リアルで怖い。

 

この恐竜でどうやって遊んでいるのかと言えば

ひとりひとりにご飯(アイロンビーズ)をあげたり、

積み木や粘土を使って家を作ったり、タオルで布団を作ったり、

お母さんとお父さんと子供役にしたり、

 

要するに「お人形さんごっこ」のような感じ。

 

それって普通リカちゃん人形とかじゃないの?

なんで恐竜?

 

過去なんどか「それじゃなくてこっちにしない?」

と女の子用のお人形に誘ったんだけど興味はないらしい。

 

 

***

 

 

この辺りからさくらの恐竜好きが始まってますね。

このあとどんどん恐竜にのめりこんで行きます。




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危険予知ができない?(3歳9ヶ月)

 

久しぶりの公園は寒かった!

 

天気はいいけど風が強い。

ひらひら雪も舞ってる。

 

ねぇ、頭痛くならない?

ねぇ、もう帰ろうよ。

 

なんて言っても聞いてくれない。

 

そうだよね。

最近ずっと幼稚園グッズ作ってばかりで公園に来てなかったからね。

さくらだってたまには外で遊びたいよね。

 

でもね

お母さん凍えそうなんですけど。

 

ぶるぶる

 

 

 

あ!落ちないでよ!濡れたら寒いよ!

 

 

 

 

って言ってるのになぜそんなところへ!

濡れたらすぐ帰るよ!危ないってそこ!

 

「さーちゃんだいじょーぶ♪」

 

と、難なく岩に渡って水を覗き込むさくら。

 

でもさそこ、帰りはどうするの?

最初に乗った岩の方が高いから多分渡れないと思うよ。

ちょっと待っててね、今そっちに行って引っ張るから。

じっとしといてよ。

 

「さーちゃんだいじょーぶ!」

 

え!?

 

さくらはなんと帰りの岩に両手をついてしまった。

体勢は腕立て伏せ。下は川。

腕の力がないさくらはそれ以上どうすることもできず

私が到着するのも待てず

 

「おかっ おかあっ おかあさっ」

 

ボチャ

 

・・・・

 

もうちょっとがんばれよ。

 

落ちる気なんかなかったさくらはしばらくめそめそしてたけど

じゃぁ帰ろうかと言ったとたん元気になって

 

「まだ遊ぶ!」と走って行ってしまった。

 

さほど深くないので靴が濡れた程度だけど

それでも濡れたまま遊ぶのはどうなの。

冷えすぎて痛くなるって。

 

ねぇさくら、帰ろうよ。

 

と言えば言うほど遠くへ走って行ってしまう。

 

 

 

 

 

って、ああっ!そこは上じゃなくて中を渡るの!

ダメだったら危ないって落ちたら死ぬって!

戻って!ダメだって!

 

さくらは高いアスレチックのてっぺんにある

筒状になっているロープの橋のその上を渡ろうとしている。

 

というか渡っている。

 

「さーちゃんだいじょーぶ!」

 

大丈夫じゃなーい!

さっきもそれ言って落ちたでしょう!

 

ああもうダメだ。言ったって聞かない。

私が行けば逃げるように動くから余計に危ない。

 

怖い。怖い。見ているだけで怖い。

 

そもそも順路じゃないから渡り切ったところも

降りやすいようには作られていない。そこどうするの。

ちょ、ああもう、ダメだお尻と背中がぞわぞわする。

 

落ちた時のシュミレーションをしながら覚悟を決めていると

ニコニコしながらさくらがおりてきた。

 

「お母さんこわいの? さーちゃんだいじょうぶだよ。

しっかりもってるからね。 ぎゅううって。」

 

 

でもそれを見ているお母さんはしんどいんです。

心臓が止まったらどうすんの。

今日はもう帰ります。

 

という私の顔があまりにも怖かったのかなんなのか

それからちょこっと遊んだだけで帰ってくれた。

 

ぜーぜー

 

 

つ、疲れた。




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幼稚園の体験入園(3歳9ヶ月)

 

今日は「お姉ちゃんお兄ちゃんと遊びましょう」

というものだったんだけど

 

私から見たらみんな同じだった。

 

どれがお姉ちゃんでどれが新入園児だか。

まぁ在園児は制服着てるから分かるけど。

 

私がスリッパに履き替えている間に

さくらはダッシュで教室に入って一番前の真ん中に座って

お姉ちゃんを両脇に抱えていた。

 

世話焼きのお姉ちゃん達はさくらをトイレに連れてってくれたり

寝そべるさくらを抱きかかえてくれたりとそれはそれは大活躍。

 

走り回る隙を与えないあたりがすばらしい。

 

あまりのしつこさにイヤー!とか言うかなと思ったけど

さくらもお姉ちゃんの言うことを素直に聞いてるっぽい。

 

すごいすごい。

ありがとうお姉ちゃんたち!

 

 

その後、バスの説明。

 

我が家に一番近いバス停まで約1km。

 

いやもうちょっと近くにならないんですか?と聞いたんだけど

朝ものすごく渋滞する道路を通りたくないとかで

バス停が我が家の方に動くことはなかった。

 

自転車だと5分くらいか・・・

遠いな。

 

雨の日はどうするんだ。

カッパ着せて傘さして歩くの?

 

公立の幼稚園ならそれだけ歩けばもうついてるのに。

なんでまたこんな遠くの幼稚園にするかなー。

(決まってから文句を言うやつ)

 

 

それから隣に座っていたママさんと制服の話になって

 

「もう肩幅が広すぎてどうしようかと思ってるんですよ。

110じゃなくて100にしとけばよかった。」

 

と言ったら

 

「え!?うちは120買ったんですよ!」

 

なんて返事が返ってきた。

 

その子はさくらより若干小さめ。

なのに120cmって。

 

あんたそれでかすぎだろう。

 

なんてことは言わなかったけどさ。

言葉に詰まっちゃったよ。

 

 

そう。今回は私はずっと座っている。

さくらを追いかけることもなく、注意することもなく、

他のママさんと同じ行動がとれている。

 

これなら幼稚園に入ればなんとかなるかも。

 

 

 

さくらも楽しかったらしくて

 

「黒と、赤と、青のペン使ったの。

他のも使っていいよって先生が言ったから

明日使うねって言ったらいいよって言ってくれたよ。」

 

まではよかったんだけど

 

「だからさーちゃん明日も幼稚園行くからね。」

 

がくっついた。

 

えっと、ごめん明日は幼稚園じゃないんだよ。

4月になって入園したら毎日行こうね。

 

「え?だってさーちゃん明日使うって言ったんだよ?」

 

うん。言ったんだろうけどね、明日は幼稚園行かないの。

 

「行くよ。だって先生いいよって言ったもん。」

 

先生勘違いしたんじゃないかな~

明日は幼稚園行かない日だし~

 

「違うよ。行くんだよ。」

 

ああもうなんて説明すればいいの。

 

 

前言撤回。これ幼稚園入ってもかなり大変だと思う。




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幼稚園グッズを製作(3歳8ヵ月)

 

私は裁縫が大の苦手だった。

中学高校と家庭科の課題は全て母親に縫ってもらったほどだ。

 

しかし娘の幼稚園の持ち物は

手提げの寸法、持ち手の長さ、名前を書く場所、

まるめて止められるようにマジックテープの縫い付け指定、

さらに丸めた時の直径まで細かく決まっている。

 

これは手作りしなさいと言ってるようなもんだ。

 

そこで意を決してミシンを購入したのだが

これがすばらしかった!

 

学校で習ったミシンとは違って

ボビンケースもなければ下糸を引っ張ってくることもない。

ボビンを穴にぽんと入れて糸をひっかけるだけ。

上糸も糸を持って番号順にひっかけるだけ。

 

そしてボタンを押すかフットペダルを踏めば縫える。

縫いはじめは勝手に返し縫をしてくれる。

縫い終わりはボタンを押せば勝手に返し縫をしてくれて

糸まで切ってくれる。

 

なんなの今のミシン!

すごすぎなんですけど!

 

というわけで私の制作意欲に火がついて

毎日毎日毎日小物をせっせと作り続けてしまった。

 

お弁当袋、お箸袋、おしぼり、おしぼり袋、ランチマット、

コップ入れ、お手拭タオル、ハンカチ、スモッグの飾り、

着替え袋、上靴入れなどなど。

 

お手拭タオルなんか市販のもので十分なのに

ワッフル生地を買ってきてわざわざ作ったり、

おしぼり入れもプラスチックのものでいいのに

ラミネート加工された布を買ってきて

スナップボタンで止められるような入れ物だったり、

いろいろいろいろ作ってしまった。

 

私は何かに集中すると他のことができなくなるので

その間娘を公園に連れていくこともなく、、

掃除もほとんどせず、散らかり放題で、夕飯も適当。

 

全て出来上がって我に返ればその過集中に気付けるんだけど

やってる最中は「私ってなんてすごいの!」としか思ってない。

 

なんなら「さくらがいなければもっとできるのに」

とか本末転倒なことさえ浮かんでくる。

 

でも育児放棄をする前になんとか全て完成。

 

 

 

ランチセット。

これ、1セットあれば十分なのに

 

 

 

色違いも作るという。

 

 

 

お箸入れはこんな感じ。

お箸を入れてくるくるっとまるめてボタンにゴムをひっかける。

 

 

 

おしぼり入れの裏地はラミネート加工された布なので

濡れたおしぼりを入れておいても大丈夫。

 

 

 

コップ入れはさくらの小さい手でも入れやすいように

袋の底を丸くして自立するようにしてある。

これももちろん

 

 

 

色違いもある。

 

紐の引っ張るところにチューリップをつけたり、

布の柄がどう出るか計算しつくして作ったり、

かなり力を入れて作り上げた私のための手作りグッズ。

 

さくらの希望や意向はここにはまるで反映されていない。

そもそも布を選ぶ時点で「なんでもいい」と言って

一緒に見てくれもしなかった。

 

そしてお母さんの手作りがいい!とかも言われてないんだけどね。




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おばあちゃん家におばあちゃんがいない(3歳8ヶ月)

 

お山のおばあちゃん家にはいつもおばあちゃんがいる。

「さーちゃんきたよー」と言えば必ず出迎えてくれる。

 

買い物に行くのも一緒。

散歩に行くのも一緒。

 

一緒じゃない時も家にいるか、裏の畑にいる。

おばあちゃんはいつもいるのだ。

 

だがしかし

そのおばあちゃんが一泊の予定で同窓会に出かけた。

 

レオンをひとりで留守番させられないので

私がご飯&散歩係として呼ばれたのだが、

これがさくらにとってはいつもと違い過ぎたらしい。

 

おばあちゃんが出かける時には特に疑問もなく

「ばいばーい。いってらっしゃーい」と見送ったのに

ふと家におばあちゃんがいないことに気が付いた。

 

裏の畑を見に行く。

ドタバタと家の中を走って各部屋を見て回る。

お風呂やトイレものぞく。

もう一回畑を見に行く。

 

 

「おばあちゃんいないよ?」

 

 

さぁそこからが大変。

 

 

「おばーちゃんどこいっちゃったの?」

 

お友達に会いに行ったんだよ

 

「いつ帰ってくるの?」

 

明日の夕方くらいかな

 

「おばあちゃんいないよ?」

 

お友達に会いに行ったからね。

 

「おばあちゃんいないよ!?」

 

行ってらっしゃいしたもんね。

 

「ねぇお母さん、おばあちゃんいないよ!?」

 

そうだね。いないね。

 

「どこに行ったの?」

 

友達とご飯食べてお風呂入りに行ったよ。

 

「いつ帰ってくるの?」

 

夜寝て、朝ごはん食べて、お昼ご飯食べてそれからかな。

 

「・・・・」

 

 

「ねぇお母さん、おばあちゃんいないよ!?」

 

おばあちゃんいなくても大丈夫だよ。

レオンがひとりになるからさくらとお母さんが来てるの。

 

「いつ帰ってくるの?」

 

明日暗くなる前に帰ってくるよ。

 

「どこ行ったの?」

 

おばあちゃんはお友達とご飯食べてお風呂に入って

楽しいお話いっぱいしながら寝るんだよ。

明日の夜には帰ってくるからね。

 

「おばあちゃんいないよ?」

 

 

・・・・

 

私もあらん限りの知恵を絞って

いろんな答え方をするんだけどなかなかおさまってくれない。

 

知りたいことと私の答えが違うんだろう。

でもこれ以上どんな情報提供をすればいいのか分からない。

 

言葉で言うだけだから分からないのかな。

何か人形でも使って説明してみようか。

 

えーっと、

 

はいこのクマちゃんがおばあちゃんね。

こっちがさくらとお母さんとレオンね。

おばあちゃんはこっちにいるお友達のところ・・・

 

「おばあちゃんはクマじゃないよ」

 

だからそこ引っかかるとこちゃう!

 

 

あ!そうか。絵だ。

 

よしちょっと待ってよ。

 

はい。ここがお山のおばあちゃん家です。

今さくらと、お母さんと、レオンが家の中にいます。

 

おばあちゃんは遠くでお友達と会ってます。

 

おばあちゃんはここでご飯を食べて、お風呂に入って、

お友達と一緒に寝て、起きて、朝ごはんを食べて、

多分どっかそのへん観光して、お昼ご飯を食べて

それからこのおうちに帰ってきます。

 

と簡単な絵を描いて説明すると

言葉だけの説明ではまったく納得しなかったさくらが

あっさり事態を受け入れた。

 

そしてレオンに

 

「お母さんは明日帰ってくるからね。

さーちゃんとさーちゃんのお母さんがいるから寂しくないよ。

泣かないでね。大丈夫よ。お母さん帰ってくるからね。」

 

とせっせと話しかけていた。

 

え?もしかしてレオンを心配してたの?

というかいつからおばあちゃんがレオンのお母さんになったの。

 

 

夕方の散歩は「さーちゃんがする!」と張り切っていたけど、

リズムよく歩く人間の左に付くように訓練されてるレオンは、

さくらの予測不可能な動きに戸惑っていて

かなり迷惑そうではあるけどなんとか歩いてる。

 

はいはいさくらについてって。

イヤそうな顔せずにほらがんばって。

 

とレオンを励ましながらの散歩。

 

本気を出さずともさくらを転ばせる力はあるけど

困ったな~という顔をしながらもつきあってくれる。

 

 

 

 

ちなみにレオンはおばあちゃんがいなくても平気のへー。

 

この時10歳。人間で言うと75歳くらいかな。

 




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シマウマとネコ(3歳8ヵ月)

 

「これはね、オスのシマウマさんだよ。

ひろっぱで遊んでるの。」

 

だそうだ。

下の丸いのが体かと思ったら

 

「これは羽。とんでるんだよ。」

 

だって。

娘の頭の中にはいったいどんなシマウマが遊んでるんだろう。

 

 

 

 

 

「これはね、ねこちゃん。おなかにあるのはおへそ。」

 

おへそのまわりにある点々は何かと聞くと

 

「石があたっちゃったんだよ。

お洋服着てないからねぇ。石があたっちゃったの。」

 

だそうだ。

下にあるのは足かと思ったら。

 

「ちがうよ。おててだよ。」

 

と言われた。

 

 

どんどん難解になってくるな・・・




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雪遊び(3歳7ヶ月)

 

お山のおばあちゃん家。

朝起きたら雪国であった。

 

見ている間にどんどこどんどこ積もってゆく。

 

風もすごくて屋根があるウッドデッキも

掃出し窓の下までびっしり雪が積ってきた。

 

「出る出る!外に出る!」

 

え?このまま出ちゃダメだよ。

出るならちゃんと服を着て靴をはい・・

 

「うわー!ゆきだー!ふわふわー!」

 

出るなつってんだろー!

 

 

雪すくってますよ。

素足ですよ。

見ただけで鳥肌が立つ。

 

濡れない素材のズボンや上着を持ってないうえに

気温が高いから服についた雪はすぐ溶けてしまう。

雪遊びをするにはそれに適した服が必要なんだってば。

 

ああ、せめて靴を履いてくれ~

 

しもやけくらいならいいけどこれ凍傷になったりしないんだろうか。

冷たい感覚が分かってない?なんで平気なの?

 

よし。外で遊ぼう。まず靴下を履いて。上着も着て。

何して遊ぼうか。はいはいはいとりあえず入って!

 

と半ば強引にいったん家の中に引きづりこみ、

足をストーブであたためながら靴下をはかせ

防寒対策をしてから外へ。

 

 

まず、絵本に「雪釣り」という紐に割り箸をくくりつけて

雪の上でトントンとする遊びがあったのを思い出して

さくらと一緒にトントン。

 

おおお。雪がひっついてくるね!

 

なかなかおもしろい。

上手にトントンしないとぼそっと全部落ちてしまうし、

ちょんちょんとすれば長くなり、

転がすようにすると大きくなる。

 

 

短いのが娘作で、長いのが私作。

ウッドデッキを雪かきして物干し竿につるしておいた。

 

 

 

 

昼からは雪だるま作り!

 

やっぱり雪だるまと言えば頭にバケツだろうと

さくらが持っていたバケツをかぶせたんだけど

 

「バケツいるの! さーちゃんいるの!

さーちゃんの帽子あげるからバケツ取って!」

 

と言って、帽子を脱いでしまったので

雪だるまのバケツと交換。

 

 

 

 

日がぐんぐん昇ると道の雪が溶けてきてずくずくになる

 

 

今までとは違う感覚に、氷を割ったり踏みしめたり

道路の上からとけて流れてきた水で遊んだり

表情が変わる雪に楽しそう。

 

 

そして夕方のレオンの散歩の時に

いったん溶けた雪が再び凍って

歩くとザクザク音がする場所にさしかかった。

 

 

そりゃとことんやるよね。

 

寒いんだよ、風が強いんだよ。レオンもおばあちゃんも行っちゃったよ。

早く帰ろうよ。帰らせてくれ~~

 

 




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キッズコーナー(3歳7ヶ月)

 

母が「服を見に行きたい」と言うので

大きめのショッピングモールに行ったんだけど

 

さくらが目ざとく子供服売り場の一角にある

ブロックコーナーを見つけてしまったので

私はそこで待機となった。

 

「さーちゃんブロックやりたいんだけど!」

 

という一言で、孫の横に張り付いていたおばあちゃんを立たせ

奪った椅子にちょこんと座ったかと思うと

 

「それ ちょーだい!」

「あ。それも ちょーだい!」

 

と、隣にいる男の子が持っているブロックに次々と手を出す。

 

言葉が出ない男の子は嫌そうにしてるんだけど

おばあちゃんは「どうぞでしょ?」と促すので

さくらは余計に自分のものにしようとする。

 

 

まだ遊びたいんだって。無理に取ったらお友達悲しいよ。

ほら。こっちにもいっぱいあるよ。こっちで遊ぼうか。

柵みたいなブロックがあるよ。お庭が作れるねぇ。

 

なんてさくらの気を引こうとするんだけど

こういう場合、乗って来るのは相手の方だったりする。

 

ほらこんなのも作れるよ?

こうしてみようか。

 

と男の子と遊んでいたら

「それちょーだい!」とさくらの手が伸びてくる。

 

なんか腹立つな。

どこの子や。うちの子や・・・

 

 

「しっかりしてはるねぇ。うちの子まだおぼつかなくて。」

 

うわ来た。この手の世間話は大の苦手だ。

そうですねなんて言っちゃダメだし、ええっとええっと

 

いえもう口ばっかり達者で。(よし。こんなもんか?)

 

「うちの子4歳になったとこなんですよ」

 

うぎゃ。さくらの方がいっこ下やーん。

こういう時はどの返事が正解なんだ。

 

ええっとええええっと

 

う、うちももうすぐ4歳です(5ヶ月先だけど)

 

「そうなんや。お姉ちゃんかと思ったわ~。

しっかりしてはるし女の子はええねぇ~。」

 

・・・つらい。

 

 

この場をなんとか逃れようと、せっせとさくらに話しかけ

いろんなものをブロックで作りまくった。

 

ああもう。おばあちゃんがいなかったらほっとくのに。

ゆっくり座って見とくのに。

 

 

さんざん遊んでお友達が帰ってぽつんと1人になってしまうと

案外あっさりお片づけを始めてくれた。

 

「おともだち ちゃんと片づけないで帰ったね。」

「どーして?」

「ちゃんと片づけないとだめなのに。」

 

とかなんとかブツブツ言いながら。

 

お友達が片付けなかったのはさくらがまだ遊んでたからだと思うよ。

いっぱい遊べてよかったね。

 

さておばあちゃんを探しに行こうか。

どこ行ったんだか。




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風船で遊ぶ(3歳7ヵ月)

 

さくらが義母さんに風船セットを買ってもらった。

 

いろんな形の風船が山盛り入っていて

空気を入れるポンプもついている。

 

さくらは大喜びしてるんだけど

 

私は

 

私は

 

風船が大の苦手なんだー!

 

 

まずそのにおいがダメ。

2~3個くらいなら平気だけど

部屋中に風船が散らばってるような状況はアウト。

 

ショッピングモールなどにあるキッズコーナーで

風で風船をわっしわっし飛ばしてるような部屋もダメ。

 

 

そしてなにより、あのキュイって音が・・・

 

ああああああ書いててぞわぞわする。

 

 

さらにいつ割れるともしれないあの恐怖と

割れた時のパン!って音がイヤ。

 

 

しかしさくらはそんなことお構いなしに

「ふくらましてー!」と持ってくる。

 

膨らませるけど、いっぱいはしないよ。

ちょっとだけね。

 

「これ。これやって!」

 

さくらが手に持ってるのは細長い風船。

 

「いぬ!いぬつくって!」

 

え!バルーンアートをやれと!?

 

「いぬ!お母さんいぬ作れるでしょ!?」

 

 

確かに作れる。作り方は知ってる。

空気を全部入れないで、端っこからねじってねじって

ねじった部分をまたねじって作っていくんだ。

 

「はーやーくー!」

 

い、いっこだけだからね!

 

膨らんだ細長い風船を両手で持ち、

それをぎゅっとねじっ・・・

 

キュイ

 

ぎゃああああああ!

 

耳の機能をとめるんだ。何も聞くな。

私の耳は今機能してない。脳に何も届けない。

 

耳の機能を停止してもあのキュイって感じは手にも伝わってくる。

肩が、背中が、歯が、ああああもうダメだ。

 

 

はいできたよ。これだけね!

 

「もういっこ!」

 

ダメ。いっこだけ。あとは膨らませるだけならいいよ。

 

 

「じゃぁこれ」

 

と今度は普通の丸い風船。

これならくくる時にボンボンなるだけだからマシ。

 

はいどうぞ。向こうで遊んでね。

お母さんところに持ってこないで。

 

「はーい」

 

 

さくらは風船がまったく怖くないらしい。

なんでだろう。

 

見てると風船にセロテープを張ったり剥がしたり

ぎゅーぎゅーひねったり引っ張ったり

ガジガジかじりついたり上に乗ったり

見ているこっちの心臓がきゅうううっと締め付けられる。

 

当然、そうやっている最中に何度も「パン!」と割れるんだけど

それがまた面白いらしくてケタケタと笑っては

 

「割れちゃったからもういっこふくらまして!」

 

と持ってくる。

 

割らないように遊べないのか!

って、割って遊ぶのもありなのか?

 

なんにせよどこか遠くでやってくれー。




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頭に針さしてるおばあちゃん(3歳7ヵ月)

 

お風呂に入ってそろそろ寝ようとしていた時

さくらと夫がベッドに座って話をしていた。

 

私はその横でパソコンを見ていた。

 

 

最初はなんでもない話題だったのに

 

「このお家、おばあちゃんが建てたんだよ」

 

とさくらが言った言葉からそれは始まった。

 

 

「おばあちゃん?おばあちゃんは建ててないで」

 

おばちゃん=私たちの親と思った夫は

それは違うと言ったんだけど

 

「そう。そこにいるよ。そこに座ってるおばあちゃん。

頭に針さしてるおばあちゃん。」

 

とさくらがベッドの足元を指差したのだ。

 

その瞬間夫は無言でリビングに移動して

 

「あかん!もう俺あかん!寝室入られへん!」

 

とテレビをつけて明るい番組を探して

むりむりむりむりとこっちを見ようともしなかった。

 

反応がかわいい。

 

 

おばあちゃんは座ってるの?

 

「うん。座ってる」

 

頭に針ささってて痛くないの?

 

「知らない」

 

いつも座ってるだけ?

 

「時々遊んでくれる」

 

じゃぁやさしいおばあちゃんなんだね。

 

「あ。いなくなった」

 

もう寝る時間だからね。

バイバイしてさくらも寝ようか。

 

 

と私は自分に「やさしいおばあちゃんだから大丈夫」と言い聞かせ

さくらをベッドに入れて一緒に寝た。

 

もちろん足元は見ないで。

 

*夫はもともと別の部屋で寝てる

 

頭に針さしてるってなんだろう。

かんざしなら飾りの部分しか見えないから針という表現は変だし

 

頭に針?




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