砂を耳に入れる(1歳11ヶ月)


 

おばあちゃん家の周りは

散歩をしていても誰にも会わない。

 

車もまず通らない。

 

聞こえるのは川の音や鳥の鳴き声だけ。

 

作るのをやめてしまった田んぼや畑がいっぱいあって

農道のアスファルトには端っこから草が浸食してきていて

そのうち自然に返るのではと思うほどの田舎だ。

 

このおばあちゃん家がさくらは大のお気に入り。

 

おはよう!と起きて着替えるとすぐに外に出て

裸足で走り回っている。

 

ご飯よーと呼んでも戻ってこない。

 

目を離すとレオンを連れて出かけたりする。

 

 

ちょっと待ちなさい!

レオンもついていかないの!

さくらを連れ戻してきて!

 

と言ってもレオンは困った顔をするだけ。

 

だよねー。

 

 

さくら!どこいくの!

一人で行かない!

待ってってば!

 

今日はどこ?

 

 

 

砂遊びでしたか。

 

ここは2つの坂道が合流する一番下で

雨で自然に運ばれてきた砂がたまっている場所。

 

そこにぺたんと座ったさくらは

 

サラサラと砂の感触を確かめたり、

持ち上げておとしたり、

小さい石の粒をみつけてつまんだり

 

ずっと、ずーっと座っている。

 

いろいろ話しかけてみても無反応。

 

多分、このまま私だけ帰っても平気な気がする。

 

私を求めるときと

こうやって私がいないかのようなときと

いったい何が違うんだろう。

 

夢中になれるものが目の前にあるかどうか?

 

公園の砂場ではこうやってじっくり遊ぶことはない。

お友達のおもちゃを勝手に取ってちょっと使うと

ぱっと手を離してすぐ違うところに行ってしまう。

 

でも今はずっと砂で遊んでる。

それも何のおもちゃも持っていないのに。

 

何が違う?

 

環境?周りに人がいるかどうか?

うるさくないから?気が散るものがないから?

 

どっちにしても私の声が届かないのは同じだけど。

 

 

と思いながら、暇なので動画を撮っていると

砂を耳に入れ始めた!

 

お耳に入れちゃダメです!

 

と言ってもやめやしない。

 

 

その時の様子がこちらです。

 

 

 

音声は消してありますが、字幕つけてみました。

 

このあと、連れて帰ろうとしても

イヤイヤ!とすごい抵抗を見せたので

耳に入れないよ。もう少しだけよ。と手を離したら

砂をぐーで握って頭を傾けて耳に入れようとしたので

 

強制終了!

 

抱っこじゃ!

 

「いやぁぁぁぁぁ!おしゅなぁぁぁぁ!」

 

大暴れするさくらを抱きかかえて歩くのは慣れてるはずだったけど

上り坂はきつい。

 

じっと抱っこされてるならともかく、

体中の骨が悲鳴を上げてる気がする。

 

はーしんど。さくらちょっと歩いてよ。

お手手つな・・・

 

 

さくらダーッシュ!

 

 

お砂はもうダメだったら!!

ダメって言われたことは意固地になってするのはなぜなの!

 

 

そして私はあきらめて「耳に入った砂を取る方法」と検索する。

水入れて傾けたら出るってさ。

 

もう好きにしてくれ。

 

***

 

幸い耳の奥まで入ることはなく、好きなだけ好きにさせたら

耳に砂を入れる行為はこれで止まりました。

 

が!

 

真似はしない方がいいです。




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