私立幼稚園に入園することが決まったさくら。

私立と言っても受験があるようなところではない。

 

今日はその幼稚園の面接。

 

面接で入園の可否を決めるものではありません。

お子さんの様子を見させてもらって

クラス分けの参考にさせていただくものです。

 

と事前に説明はあったものの、ちょっとドキドキ

 

何を聞かれるんだろう。

「お子さんの長所と短所は?」とか「どういった教育方針で?」とか?

「今朝は何を食べましたか?」とかかな。

「普段おうちではどう過ごしていますか?」とか?

 

なーんてシュミレーションしまくって勝手にてんぱってる私。

 

中には両親揃ってスーツという家庭もあって

こんな普段着じゃまずかったかなとおどおどしてたのに

 

まったく何も考える必要がなかったことが判明。

 

「お母さんはこちらでお待ち下さい。お子さんだけ呼びますから。」

 

ときたもんだ。

それ先に教えてくださいよ!!

 

 

面接までは教室におもちゃが広げられていて

みんなでそこで遊んで待っている。

多分ここでの様子も見られてるんだろう。

 

さくらは案の定ぱっと目についたおもちゃに手を出して

「これさーちゃんの!」と言い始めた。

 

ちがうよ。みんなのおもちゃだよ。

それにこれお友達が先に遊んでたよね。

違うので遊ぼうか。

 

とマニュアル通りの声掛けをしてると

その子のお母さんが

 

「これ○○君が先に遊んでたの。だから手を離してね。

あなたは違うもので遊んでくれる?」

 

とさくらに手を離させ、おもちゃを我が子に与えた。

 

これが私にはものすごい衝撃だった。

 

公園や支援センターでは見たことがないお母さんの言動。

子どもは何も言っていないどころかリアクションさえない。

 

さくらに手を出されて「イヤだ!」とか「やめて!」とか

手を離さず引っ張ることもなく、お母さんの顔を見るでもなく

無表情でおもちゃを取られ、ただそこに座っているだけ。

 

イヤだって言えないタイプの子なのかな。

だからお母さんが教えてるのかな。

でも「イヤならイヤって言おうね」とかじゃなかったぞ?

 

なんだか得体のしれない気味の悪さを感じたので

その子とは離れて待っていた。

 

*後にこの子と一緒にお弁当を食べることになる

 

 

さくらは名前を呼ばれると振り返りもせずに先生と一緒に部屋に入り

親は子どもの様子を観察できる位置に誘導してもらう。

 

さてさくらの様子は・・・

 

椅子に座ってねーという指示を完全に無視して

教室の隅にあるおもちゃに突進していた。

 

先生に迎えにきてもらい、やっと椅子に座ると

お名前は?とか何歳ですか?とか聞かれている感じ。

 

それから積み木をさせようとする先生の手を振り払い

そっちのカードを先にやれと指示している様子。

先生も積み木を後回しにしてカードを出している。

 

カードが終ると今度はこれがしたいと

またもや娘が手を出している。

 

いいんでしょうか・・・

 

最後の最後にやっと積み木を、それもイヤイヤ「つめばいんでしょ」的な感じで

次々と高く高く積み上げてさっさと椅子から降りると

先生に「片付けなさい」と言われたのか

ぱっと席に戻って積み木を箱に入れていた。

 

そこで多分面接は終了したと思うんだけど

娘が最初に突進したおもちゃに飛びついてしまったので

先生が2人がかりで長々と説得してる感じだった。

 

すみません。

引き摺り出してくれて結構です・・・

 

で、ようやく出てきたさくらは私と顔を合わせるとすぐに

 

「さーちゃんね あのおもちゃで あそびたいのに!

あそこにある おもちゃで あそびたかったのに!!」

 

と文句を言っていた。

 

面接のシュミレーションが必要だったのはさくらの方だったか。

面接が何かも知らないんだもんな。

 

先生はそれでもやさしく

 

「幼稚園に入ったらいっぱい遊ぼうね!」

 

と言ってくださった。

 

 

*後にこの言葉がさくらに不信感を抱かせることになる




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