5月下旬。

 

おばあちゃん家のまわりにキイチゴが実り始めた。

 

キイチゴの種類は50とか100とかあるらしくて

本を調べてもいまいちよく分からないけど

有毒なものはないらしいから食べてみるってのもあり?

 

と思ったらこのイチゴは「食べたらお腹こわすで!」

とおばあちゃんが言うのでやめといた。

 

毒性はないけどおいしくないんだろうな。

 

 

 

 

こっちは食べられるというので食べてみたけど

食感がプチプチしててあんまり甘くなく、かといって酸味もなく

噛めば噛むほど青くさくてあまりおいしくなかった。

 

さくらは見るだけで口に入れもせず。

 

レオンは味わう暇もなくばくばくごっくんして

もっともっともっと!とせっついてくる。

 

もうないってば。

 

 

私も子供の頃は裏山でイチゴを取って食べてたんだけど

もうどれがどれだかちっとも覚えてない。

 

もっとおいしいのがあったはずなんだけどな。

 

 

エニシダ

 

 

 

サフィニア

 

 

 

シロツメクサ

 

 

おばあちゃん家の庭に咲きほこっている

いろんな花を引きちぎってきては

ウッドデッキの上で分解しつつ研究するさくら。

 

 

「これは はなびらが ぜんぶくっついてるよ。

いまからはなれていくのかなぁ?」

 

「これは ちいさいおはながいっぱいくっついてる。」

 

とか言いながら熱心にバラしていた。

 

そしてそれをじーっと見ているレオン。

 

レオンは「食べられるものかどうか」しか興味はないんだけど

さくらの手の中に無理やり鼻をつっこんで確認したりはしないので

もしかしたらという期待を込めての凝視。

 

そうそうおいしいイチゴは出てきませんよ。

 

 

 

***

 

 

 

私はさくらのこの研究をやめさせようとは思わなかった。

 

花を取っては花びらをちぎり、雄しべや雌しべをバラしていく。

バラしきるとまた同じ花を取ってきては分解していく。

 

飽きもせずよくやるな。

何がおもしろいんだろうか。

 

とこの時は思っていたけど、

これが後々ものすごく役に立つことになる。

 

それは、中学の理科で習う植物の単元。

 

その中で「離弁花・合弁花」という言葉が出てきた時に

さくらは教科書を覚えるまでもなく

朝顔は合弁花、シロツメクサは離弁花。と

あたかもそれが当たり前のように答えることができた。

 

「植物は単子葉植物と双子葉植物に分けられて

その中の双子葉植物をさらに離弁花、合弁花に分けて考える」

(単子葉類を分けないのは、同じ種類の花に離弁花と合弁花があったりするから)

 

と習った時に、植物に何も興味がなければ

それ覚えて何の意味があるの?となるところを

さくらには「ああなるほど!」とすんなり入っていくのだ。

 

 

え?シロツメクサって離弁花なの?

あれいっこいっこが花だからひまわりみたいに合弁花なんじゃないの?

 

「シロツメクサの花びらは1枚ちゃうで。5枚やで。」

 

え?あの小さいいっこいっこが5枚の花びらでできてるの?

 

「は?なんで知らんの?」

 

知らんわそんなこと!

 

みたいな会話があったり。

 

 

なんでも役に立つときがくるもんだな。

 

 

 

 

くっは~ 見てるのも飽きちゃったわ~

 




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