家の近所の砂場には貝殻が時々混ざっていて

 

「かいがら あったよ!」

「かいがら こっちにも あったよ!」

 

と砂ほじくり返しながら貝殻を見つけて喜ぶので

砂浜に行けば貝殻取り放題だぞ!と思って

ひょいっと海まで出かけてみた。

 

さくらが物心ついてから始めての海。

 

さぁ海だよ!

貝殻をいっぱい拾おう!

 

まずはやっぱり波打ち際で遊ぼうか!

 

 

 

裸足にしてほら遊べー

おもしろいねー

 

と勝手に盛り上がってる私をよそに

さくらはしだいに元気がなくなってきた。

 

どしたどした

 

海が大きかった?「・・・うん」

 

波がざぶーんってくるから怖い?「・・・うん」

 

水が冷たかった?「・・・うん」

 

砂が熱かった?「・・・うん」

 

どっか痛い?「・・・ううん」

 

なんだか要領を得ないけど

とにかく海の全てに圧倒されている感じ。

 

じゃぁこっちで貝殻拾おうか。

ほらこっちおいで。ここなら海の水は来ないよ。

 

 

「もうかえろう うみはもういい」

 

「うみは ちょっと にがてなの」

 

「うみ こわいの」

 

「うみ きらいなの」

 

「ねー かえろうよう おかあさん」

 

「かいがら もう いいのー!」

 

 

と駐車場目指して私の手を引く。

 

えー!?せっかくあんたの為に来たのにー!

(さくらは海に行きたいなんて一言も言ってない)

 

貝殻いっぱいあるのにー!

海を見なきゃいいじゃーん。

ねぇせっかくだから拾おうよーう。

 

と恩着せがましく迷惑でしかない理由で

引き止められるさくら。

 

なるべく海を見ないように、しょぼんとした顔で座ってる。

 

 

 

ほら貝殻拾おうよ。

 

とビニール袋を渡されたさくらはなぜか海の砂をせっせとかき集めて

もうどうでもいいから早く帰ろうよという態度。

 

私は「せっかく来たのに」という思いが強かったので

キラキラしている貝殻を拾い集めた。

 

家に帰ったらこれでネックレスを作ろうね。

 

 

 

それから近くにある水族館に移動。

 

海はもうおしまいしようね。

今度はカメさん見に行こう。

プールにいるから大丈夫だよ。

 

と言うととことこついてきた。

 

建物に入る前にあるのがカメのプール。

それからウニとかタコとかナマコとかを触れるプール。

 

 

 

カメ見てます。

ここは大丈夫そう。ほっ (手に持ってるのは酢昆布)

 

建物の中に入ると小さいながらもしっかりした水族館。

それから貝殻などを展示している博物館(?)

 

平日だからか誰もいなかったのでじっくり見る。

 

 

 

 

「へびしゃん! ほあ! あなのなかにはいう!」

 

「おおおおきいいいねえええ!」

 

お。元気になってきた。

 

でも大声を張り上げながら見ているのはアナゴ。

ヘビじゃないといくらいってももう聞き入れない。

 

 

「あなごじゃないよ! これはへびしゃん!」

 

「へびしゃんって いう おなまえなんだお!」

 

「へーびーしゃん!!」

 

 

とかたくなになってしまう。

はいはいヘビさんですね。

 

建物を反対側に出ると、今度はオタリアのプールとペンギンのプール。

 

50円でエサを買ってぽいぽい投げ与えられるオタリアは

まだエサも持ってないのにざばーっと自ら顔を出して待っている。

 

 

 

かわいい・・のか?

 

ここでもさくらは「これは おっとせいくん!」と言って譲らなかった。

 

 

 

いちばんじっくり見てたのはクリオネ。

 

 

水族館は楽しかったね。

でも海はちょっと怖かったね。

 

 

***

 

 

 

拾ってきた貝殻でネックレス。

間にビーズを入れたのでカンカラキンキラいい音がする。

 

「もっとちゅくって!」

 

そんなにたくさん拾えなかったんだよ。

誰かさんが嫌がってたから!




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