指さしとクレーン現象(10ヶ月)


 

10ヶ月になろうかという頃、

さくらは指さしを覚えて人を使うようになった。

 

触りたいのに手が届かない。

見たいのに背が足りない。

 

という時に、両手を広げて「ん!」とやってきて

抱っこされると「ん!」と行きたい方向に指をさす。

 

そうすると連れて行ってもらえるわ!と気付いてからは

「ん!」のオンパレード。

 

インターホンを押す。

カレンダーをべしべしたたく。

観葉植物の葉っぱを触る。

 

さくらが指をさす方向ではなく

私がこっちにしようと違う方向を指さしても

さくらの目線は自分の指の先のみ。

 

私が指さした先を見ることはなく、自分の行きたい方向に体を向けて

「ん!」「ん!」「んーーー!」と私を引っ張る。

 

なんか操縦されてる気分。

 

 

 

 

指さしとは

 

10ヶ月くらいの赤ちゃんだと「興味のあるものに指をさす」ので

さくらの指さしは一見普通の発達に見えたのだが、

 

私が指をさした方向を見もしないというのは

指をさしたものを人と一緒に見る「共感」がまったくないということ。

 

これはよろしくない。

 

赤ちゃんが指をさしてお母さんの顔を見る。

一緒に見て!という意味で顔を見る。

お母さんが応じて返事をしつつ

違う方向を指さすと赤ちゃんもそっちを見る。

 

これが「共感」

 

この共感がさくらにはほとんどなかった。

 

触りたいのに触れないから人を使う。

見たいのに見えないから人を使う。

 

これはクレーン現象に近い。

 

 

 

クレーン現象とは

 

積み木がうまく積めない時などに、

お母さんの手を引っ張って積み木を取らせようとしたり、

 

お菓子が欲しい時に自分で取るのではなく

お母さんの手を持って代わりに取らせようとする行動。

 

健常の赤ちゃんは、指をさしたり、声を出したり、

お菓子を持ってお母さんに渡したりするのが一般的だけど、

言葉や指さしが苦手な自閉症児は

自分のしたいことを達成するために

お母さんの手を道具として扱う。

 

さながら自分が運転手で、お母さんの手がクレーンというように。

 

 

 

この指さしと、クレーン現象を考えると

さくらの「ん!」は高度なクレーン現象だった気がする。

 

私の手を持って動かすことはなかったし

指さしそのものの行動はあったので

判断が難しいところではあるけど、

 

やっぱりさくらは1歳、2歳になっても

私が指さす方向を見ることが苦手だった。

 




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