相手が嫌がっていても気づかない(10ヶ月)


 

我が家にはゴールデンレトリバーがいる。

名前はレオン。

 

もともとは私の母の犬なのだが、

人間の勝手な事情で6歳まで寂しい思いをして育ってきた。

 

太り過ぎてまともに歩けない、毛玉まみれ、

耳の中には大量の黒カビ、散歩もされず1日中寝ているだけ。

 

そんな酷い状態を知って私が引き取り、

(それも動物不可のマンションに無理言って!)

飛び跳ねられるくらいに元気になったのだが

 

そこへ

 

さくら登場。

 

 

この時レオンはもう8歳。

人間でいうと60を過ぎたころか。

 

今までは寝たい時に好きなだけ安心して昼寝をしていたのに

さくらが動き出してからは落ち着いて眠れなくなった。

 

他のものと同様にさくらの目に止まってしまえば

どんなに気持ちよく寝ていようとお構いなしに

ダイナミックな攻撃を受ける。

 

這うようになった頃には鼻をおもいきり噛まれて「ひゃん!」って鳴いてるし

なぜか足にも噛みつくし、歩くようになれば踏みつけに行く。

耳は引っ張る、毛は引っ張る、

挙句の果てには背中に乗ろうとする。

 

それでもレオンは吠えたり噛みついたり、

手を出したり、押し返したりもせず、

ひたすら耐えて耐えて

我慢の限界がくるとそ~っと立って移動していく。

 

でもレオンが立つとさくらのちょうど目の前にしっぽがくるので

ふっさふっさと揺れるしっぽを追いかけてしまう。

 

 

これ、どうしたらいいんだろう。

 

 

さくらにダメよとは言ってみるけど通じないし、

レオンにもっと仲良くしなさいというのも変だし。

 

でも2人で仲良く昼寝してたり

レオンがさくらの後をついて歩いてみたりするので

心底いやがってるわけでもないらしい。

 

 

 

 

相手が嫌がっていても気づかない

 

少し大きくなって気が付いたのは

さくらは「相手が嫌がっていても分からない」ことだった。

 

小さい子でもお母さんが怪我をしているのを見ると

「いたいいたい」と言ったり、よしよししたりといった

自分にされたことを思い出し、置き換えて対応することができる。

 

でもさくらは、お母さんが痛いとは分からない。

 

自分が痛くないから。

 

他者への共感ができず、また自分と相手の境界線も曖昧なので

「私は痛くない」で終わってしまう。

 

 

それよりもさらに高度は

「嫌がっている」という素振りを読み取ることは

教えてもらったとしてもよく分からなかったらしい。

 

 

そんな状態なので犬の表情や態度を読み取って

嫌がってることはしないように。

 

なんて無理だよね。

 

 

この時期レオンはストレスで自分の手足をなめてなめて

とうとうハゲを2ヶ所作ってしまった。

 

そもそもレオンは寂しい時期が長かったこともあって

常によしよししてあげる必要があったのに

そうとう我慢していたんだろうな。

 

ただ、レオンも「イヤだ」と上手に言えてなかった気がする。

どっちもどっちか?

 




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