ふすまを破るのはきれいにしたいから?(10ヶ月)


 

発音できる種類が増えて

フランス語のようなさくらの言葉が

ちょっとだけ日本語に聞こえるようになってきた。

 

「にゃに?」「にょこ?」

「ふぅん?」「あにょん?」

など、疑問文のように語尾をあげたり、

 

「あにょこ」「こり」「あり」とか

指をさしながら言ったりすると、

 

分かって使ってる!?と思うこともしばしば。

 

でも「これ?」と聞いても「これ」とは言ってくれない。

うーむ・・・

 

 

まだしっかりしゃべることはできないけど

こっちが言うことはほぼ分かっている。

 

トニーは?と聞くとトナカイのぬいぐるみを取るし、

ネンネする?と聞くと自分でベッドに行く。

 

ばんざーいと言えば両手を上げるし、

はーいと言うと片手を上げる。

 

いろいろ話しかけても反応はいいし、

さくらからいろいろ言ってくることも多い。

何言ってるか分からないけど。

 

ただ。

 

ただですね。

 

「ダメ」だけがどうしてもどうしても通じない。

 

コタツの上に足をかけるたびに

その足を払いのけながら「ダメです」「いけません」

を繰り返し繰り返し、それはもう毎日のように言い続けていたら

足をかける頻度がどんどん下がるんだけど、

一度見過ごして登ってしまうとまた最初からになる。

 

要するに全然わかってない。

 

ふすまをコリコリしてぴーっと破るのも

近くでどれだけ大きな声で怒鳴ろうと

完全無視で作業を続ける。

 

やめさせるにはさくら自体を移動しなければならない。

 

でもそうすると、

ふすまを破らせてた方がマシかと思うほどの大抗議。

 

それでも手を持ったり、触る前に阻止したりして

「ダメ!」「いけない!」

と何度も何度も繰り返すけど

 

まったくやめる気配がない。

 

 

一度プチっときて力の限りに

「ダメって言ってるでしょ!」と怒鳴りつけて

さくらをふすまから引きずり離したことがあるけど、

 

ごめんね!ごめんね!と言ってきたのはレオン(犬)だった。

 

あんたは何もしてないでしょう。

レオンを叱ってるんじゃないから大丈夫だよ。

 

と思わぬフォローをすることに。

 

 

で、肝心のさくらは平気のへーでふすま破りを続けていた。

 

ダメだこりゃ。

 

 

 

 

 

こだわり行動

 

さくらのこのぴっと出ているものを引っ張るという行為は

そのものを見るとどうにも我慢ができないらしく

中学生になった今でも根強くある。

 

例えば私の足のカサカサかかとを見ると

がしっと足を持たれて

コリコリコリコリコリ

と皮をめくられるし、

 

ささくれなんか見つけられたら

さっと手を引かないと血を見ることになる。

 

ただ、見えなければわざわざ私の足をコリコリしにこないので

やりたくてやってるというよりは

見るとむずむずしてきれいにしたくなるということだと思う。

 

平らな方が安心するのかも。

 

 

 

そう思ったのは

さんざん破ってこれ以上やったらふすまが壊れるという時に

きれいに張り替えたらピタっと破らなくなったときだ。

 

あれは最初にちょっと破れていたのが気になって

平らにしようと頑張っていたのかもしれない。

 

だとしたら悪いことをしたなと思った。

 

頑張れば頑張るほどボロボロになって

それでも一生懸命きれいにしようとしてたのに怒られて。

 

レオンはそれが分かってて

「怒っちゃダメだよ」と言ってたのかも。

 

どんな行動にも理由があるんだろうな。

それを見つけられる想像力が欲しい。

 




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