自己主張(11ヶ月)


 

11ヶ月になり、さくらの自己主張に

しっかりした意志を感じるようになった。

 

行きたいところに行けないと抗議の声を発し、

抱かれたくないときはバンザイをしてすり抜け、

買い物中もショッピングカートにおとなしく乗らなくなった。

 

それは前からあったんだけど、

何と言うか、「ムカッ」とする態度になったのだ。

 

でも私がそれにイライラしてこたえると余計にひどくなるので

ぐぐぐぅっとこらえてですね、ええ。私も大人なので。

 

「あっちに行きたいの。あっちに行きたいなぁ

でもここはお店だから。カートに乗ってようよ。

嫌なの?じゃぁ抱っこしようか。抱っこしよう。抱っこ抱っこ。」

 

などと娘の意向を汲み取りつつ

妥協案を提案したりしてみるんだけど

 

聞かないよね。

 

「うるさい! 乗ってっていってんの!

じっとしといてよもー! 買い物できないでしょ!

あーもーなんなのよいったい!」

 

という言葉は心の中だけで

なんとか口に出さない方向で。

 

でもこれどうしたらいいの。

みんなどうしてるの。

 

と買い物中の他の親子を見ても

さくらほどキーキー言ってる子はいないし、

私ほどバタバタしている人もいない。

 

みんなおとなしくカートに乗っているか

ちょこんと抱っこされている。

 

たまに「ダメ!こっちおいで!」とか叱られてる子がいるけど

さくらよりもっと大きな子だ。

 

 

この月例だとしつけ云々じゃないよね。

言って聞く年齢じゃないし。

 

なんなんだろう?

 

と思いながらもさくらに合わせるしかなかった。

 

いつもの時間にいつものことをするのは比較的楽なのに

思いつきで行動すると手こずることになる。

 

こうして次第にさくらの動きを予測できる場所にしか行かなくなり

さらに「いつも通り」の毎日を送ることになっていく。

 

 

 

そんな時に、小高い山にハイキングに出かけた。

 

さくらは夫が抱っこしたり、平らなところは歩かせたり、

山頂につくまでは特に問題はなかったのだが

 

その山頂がとんでもなかった

 

柵も何もないのに向こうが崖なのだ。

 

 

絶対手を離したらダメだからね!

と夫に言っても

 

「そんな勝手に向こうまで行くわけないやろ~」

 

と取り合ってくれない。

 

夫は普段の公園での様子をまったく知らないのだ。

あのどこまでもどこまでも振り向きもせず行ってしまう姿を。

 

絶対落ちる。

万が一とかではなく、これは確信だ。

母親としてのカンだ。

 

手を離したらこの子は死ぬ。

 

 

でもさくらは今まで好きに動けていたのに

そっちはダメだの、こっちにきなさいだの、

なんなら抱っこされて行きたくない方に連れて行かれ

どんどん不機嫌に。

 

最後にはダメだと言う方向にしか行かなくなった。

 

 

さてはおぬし、あまのじゃくだな!?

 

 

この頃からチビあまのじゃくをどうコントロールするべきか

部屋の片づけは、買い物の仕方は、遊ばせ方はと、

さくらの行動分析と考察と実験がくりかえされることになった。

 

まぁ基本付き合うしかないんだけど。

 




応援クリックありがとうございます。

現在のあおい家はメルマガにて配信中 → メルマガ登録


現在のあおい家は
メルマガにて配信中

メルマガ登録


あおいです
私と娘さくら(2003年生まれ)は
アスペルガー症候群
息子いぶき(2012年生まれ)は
グレーゾーン
そんな親子の療育的日常

お問い合わせ

あおい家なう↓


Menu
Category
Archive
Link