同じ遊びを繰り返す(1歳7ヶ月)


 

おばあちゃんの家の庭にはカメが置いてある。

 

そのカメにほうきを突っ込んで

下に少したまっている水を

ジャッパジャッパジャッパ!と突く遊びをずっと。

 

ずーっと。本当にずーっとやっているさくら。

 

「寒いよ。おうち入ろうよ。風が冷たいよ。」

 

と言っても完全に無視をしているので

 

「ほうき濡れてるんじゃない?見せて?」

 

と言うと、カメからほうきを出してみる。

 

「おうちに入ってジュース飲もうか」と言うと

 

「イヤ!」と答える。

 

 

こんな感じに、さくらは同じ動きを延々と繰り返すわけではなく、

それほどこの遊びに固執しているようには見えないんだけど

 

でもここから動こうとせず

ほうきを手放すこともなく

 

ジャッパジャッパジャッパ!

 

他に気がそれたかなと思っても

ささっとほうきを手に取って

 

ジャッパジャッパジャッパ!

 

さくらは大きな声で怒っても反応しないので

返事をしてくれる普通のトーンで促し続ける。

 

寒いんだってば。おうち入ろうよ。お母さん寒いんだけど。

ねーってば。暖かいところにいこうよ・・・

 

と訴え続けても聞き入れてはもらえない。

 

 

あまりの寒さに私がギブアップして

家の中にいたおじいちゃんと交代。

 

「寒いのに元気やなぁ~」

 

と快く外に出てくれたおじいちゃんだったけど

30分もしないうちに

 

「おい。どうしても入らへん言うぞ」

 

とヘルプがかかったので

再び私が外に出る。

 

しかし私もまた30分としないうちに

 

「あかん。寒すぎる!」

 

と再びおじいちゃんとバトンタッチ。

 

 

やっぱりさくらはどこか変だ!

 

 

 

*音声は消してあります

 

 

 

自閉症の子が同じ遊びを繰り返す理由

 

自閉症の子は同じ遊びを繰り返すという特徴がある。

 

この時のさくらは

どこか変なのでは?と私が思ったくらい

同じ遊びに対するしつこさが異様だった。

 

ただ、自閉症の子の同じ動きを繰り返すというものは

それしか見えていないような

それに没頭しているような感じがあり、

さくらのこの様子とはまた違ったものが多い。

 

自閉症の子の多くは

 

・その動きをすることで安心感がある

・その行動をすることで気持ちが落ち着く

・イライラを鎮めようとしている

 

という理由で同じ動きを繰り返すのだが

さくらにはまた違った理由があった。

 

それは「時間の感覚がない」ということ。

 

 

これはもう少し大きくなってから分かったのだが

さくらは時間の感覚を感じる機能が極端に弱かったのだ。

 

ボーっとしていても、それが5分だったのか

1時間だったのかはだいたい分かると思うのだが

さくらはそれが分からない子だった。

 

加えて「同じことを繰り返すと飽きる」という部分も弱いために

楽しいと思った遊びを延々と続けてしまうということになる。

 

 

この遊びの何がさくらを夢中にさせたんだろうか。

さくらにはどう見えていたんだろう。




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