見えないおじいちゃん再び(2歳0ヶ月)


 

いつもはすんなり昼寝に突入するさくらが

むくっと起き上がってはドタバタ遊んだり

何やらぶつぶつ喋ってたり

転がったまま「おっかぁ~しゃ~ん♪」と私を呼んで

でも私が行かなくてもケラケラ笑っていたので

 

まだ遊び足りないのかな。

もうちょっと一緒に遊べば眠くなるかな。

 

と思って、さくらがベッドヘッドから

マットレスに飛び降りるのを受け止めていた。

 

「じゃーんぷ!」

 

上手に飛べるようになったねぇ

 

「っかい!」

 

気を付けてよ。ゆっくりね。

 

「じゃーんぷ!」

 

じょうずじょうず。

 

「っかい!」

 

 

んがその時

 

ベッドヘッドへ上がろうとしたさくらの表情が固まった。

今までの笑顔が一瞬で消えて、体の動きも止まった。

 

え?どしたの?何!?

 

さくらは私の左後方をしばらくじーっと凝視してから

私の顔と私の後ろを交互に見比べ始めた。

 

普段見せない顔で・・・

 

え、え、何。私の後ろに何かいるの?

いないよね?私の後ろは壁だもの。

 

でもこわくて振り向けない。

 

何がいるんですか!

 

 

つとめて笑おうとするんだけど、

さくらのこわばった表情に私の血の気が引く。

これ前にもあったよね。いつだっけ。

 

「見えないおじいちゃん」←1歳9ヶ月の時でした

 

この時も私の左後ろ。

しかも同じベッドの上というシチュエーション。

 

全身の毛がぞわぞわする。

 

 

何秒そうしてただろうか。

 

さくらの片手がすっと上がって私の左後方を指差しながら

「おじーちゃん」と言うではないか。

 

きゃぁぁぁぁぁ!

 

でたおじいちゃん!見えないおじいちゃん!

やーめーてぇぇぇ

 

それ以上言わないでー

 

お、お、おじーちゃんお仕事だよ。

昨日ばいばーいって言ったじゃん。

 

「・・・・」

 

娘はまだ私の後方を凝視中。

表情もなく体も動かないまま。

 

ひーん 怖いですー

私は振り向けませーん

 

誰か助けてー

 

 

「おじーちゃん ばっばーい」

 

ふっとさくらの表情がゆるんで手を振ったかと思ったら

何ごともなかったかのようにまた遊びだした。

 

おそるおそる後ろを振り返る。

もちろん誰もいない。

 

心臓ばくばく

 

 

なんだろう。誰なの。どこのおじいちゃん。

なぜいつも私の左後ろなの。

 

「おじーちゃん ばっばーったね。

おじーちゃん いないねぇ。」

 

うん。バイバイしといてね。

 

 

そういえばここのとこ「おじーちゃん」がよく出てくる。

 

寝る前に天井を指差して「あ。おじーちゃん!」

部屋を真っ暗にしたら「おじーちゃん こわい」

何の脈絡もなく「おじーちゃん ばっばーい」

 

おばあちゃんも、お父さんも出てこない。

いつもおじいちゃん。

 

その時はその一瞬なので特に気にしてなかったけど

さっきのは、さっきのは本当に怖かった。

 

誰。誰かいるの。ねぇ!?

 

いるのはいいけどさくらを怖がらせないで。

どうせなら楽しくお願いしますよ。




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