さーちゃんは大丈夫(3歳2ヶ月)


 

お山のおばあちゃん家の日課は「散歩」

 

でも今日は台風さんが近づいてるから

お散歩はやめて家のまわりであそ・・・

 

「おさんぽ!おさんぽ行くの!おさんぽ行くんだよ!」

 

お空見てごらん。雲が早いでしょ?

風さんも止まったりいきなり強くなったりしてるでしょ。

台風さんが近くに来てるってことな・・・

 

「たいふうさん来てない!おさんぽ行くの!」

 

見えないけど来てるんだよ。

 

「さーちゃんは、お散歩に、行くんだよ!」

 

 

ゆっくり、はっきり、キッパリ言ってくれてるんだけど

別にさくらの言ってることが分からないわけじゃないんだよ。

 

お母さんはお散歩はやめようって言ってん・・・

 

「さーちゃんは、お散歩に、行くんだよ!」

 

 

・・・・

 

 

小さい子の駄々こねってなんかもっとこう、

いやだー行きたいよーうわーん!みたいなのじゃないの?

 

何このこっちが言い聞かせられてる感。

 

ぎゃーぎゃー泣き叫ばれると私も

絶対言うことなんか聞くもんか!ってなるんだけど

さくらのきっぱり発言は

 

あ、そうなの?

 

となってしまう不思議。

 

 

 

じゃぁ近くだけね。

雨が降ってきたらすぐ帰るからね。

 

と最初は勇んで走り回っていたさくらも

ゴーゴーザワザワ暗い山の木の音や

遠くで鳴っている雷や飛行機の音に気が付いて

 

「おかーさん だっこ!」

 

と歩かなくなってしまった。

 

 

ほら。台風さんが来てるんだよ。

森がザワザワ言ってるね。雲も早いね。

 

 

抱っこで坂道を歩くのはかなりつらいので

おんぶでいいだろうかと言ってみると

 

「本当はだっこがいいんだけど、おんぶでもいいよ。」

 

とお許しが出た。

 

手足が伸びておんぶしやすくなったさくらを背中にしょって

長い上り坂をよっこらよっこら帰る

 

ぜひーぜひー

 

ふと空を見ると黒く低い雲の合間に真っ白い雲があって

それがピカピカ光っていた。

 

あの雲さん見てごらん。カミナリさんがいるよ。

ほら光ってる。

 

「ほんとね。かみなりさんだね。

ひかってるね。きれいね。くもさんきれい。」

 

こわい?

 

「ううん。こわくないよ。」

 

じゃぁ、ちょびっと歩こうか。

お母さんちょーっとしんどいんだけど。

 

「だいじょーぶだよ。こわくないけど おんぶしててもいいよ。

さーちゃん しんどくないからだいじょーぶ。」

 

・・・・あそう。

 

じゃなくってお母さんがしんどいんだってば!

 

「しんどくないよ?」

 

だからしんどいのはお母さんなの!!

 

 

とかなんとか言いながら結局おんぶ。

時間にすれば10分ほどなんだけど息は切れまくり。

 

何の修行なんですか。




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