お熱で幼稚園お迎え(年少)


 

お昼ごはんを食べようかと腰を上げたその時

家の電話が高らかに鳴った。

 

さくらの幼稚園からだ。

 

また誰かに噛み付いたのか!?

と一瞬手が止まった。

 

「あの~ さくらちゃんご飯は全部食べたんですけど~」

 

はい

 

「午前中はとても元気に外で遊んでまして~」

 

はい

 

「私も早く気付けなくて~」

 

いいから早く本題に入ってくれ!

さくらが何かしたの!?

 

「さっきさくらちゃんがすごく熱いのに気がつきまして~」

 

え?

 

「お熱をはかると39度を超えてるんです~

本人はしんどくないからまだ遊ぶって言ってるんですけど~」

 

熱ですか!

 

「お迎えに来られますか?」

 

・・・・

 

来られますかって。

迎えに行きませんという選択肢はあるんでしょうか。

 

 

すぐ行かせていただきます。

 

 

でも39度で自転車に乗せて30分はきついだろうし

タクシーは我家の財布にとってきついし

こういう時に幼稚園が遠いとつらいなぁ。

 

よし!

そんな時は義母さんを召還だ!

 

という訳で義母さんに足になってもらった。

おばあちゃんありがとう。

 

 

 

さくらは事務室のベッドで(保健室というものがないらしい)

ちょこんと座って事務員さんとお話をしてたけど

私が顔を覗かせると少し泣き声になって手を伸ばしてきた。

 

よしよし。しんどいなぁ。

ほかほかさんだねぇ。

 

「おかーさん自転車で来たの?」

 

ううん。おばあちゃんが車で迎えに来てくれたんだよ。

自転車だとしんどいでしょ?

車でぶぶーって帰るから大丈夫だよ。

 

「ああよかったですお母さん!

自転車だと遠いのでどうだろうって思ってたんです!」

 

さすがにそこまでアホじゃないですよ。

どんな親だと思われてるんだろうか私。

 

 

さくらは家に帰るとぐったり寝てしまった。

熱を測ると39.8度。

 

おおう

相変わらず派手な数値を出すな。

 

 

でも夕方大台を突破したさくらの熱は

酷い下痢と共に終息に向かったらしく

夜小児科に連れて行く頃には

 

「あ!くじらさんがいるー!」

 

と受付に向かって飛び跳ねるくらい元気になっていた。

 

もういんじゃね?

 

 

でもまぁ一応診察してもらう。

 

一時期の病院でのあの大暴れようから想像出来ないほど

挨拶をし、聴診器を受け、お腹を見せ、

先生が「はいジャンプして~」と言うと素直に従い

あーんもおえっとなるのが嫌なのに我慢して

とってもおりこうさん。

 

先生の手を払いのけてツバをかけていたさくらはいったいどこへ。

 

「ん~ 風邪の菌がお腹に回ったんでしょうね。

咳も鼻水もありませんし、喉も赤くないですし。

整腸剤を出しておきましょうか。

それから、軽い脱水が見られるのでこれをーですね。」

 

と先生が傍らから出したのは500mlのペットボトル。

 

「これを明日の朝までに全部飲んでください。

飲む点滴と考えてもらっていいですよ。

市販のスポーツドリンクは糖分が多すぎて腸に負担をかけるので

必ずこれを飲んでください。」

 

って、500mlを朝までに?

んなもん無理に決まってるじゃないですか。

もうすぐ寝る時間だし。寝たら朝まで起きないし。

 

なんて言わずに「わかりました」ともらって帰る。

 

 

 

という訳だから飲んでくださいな。

はいどうぞ。

 

「ありがとう。」

 

ごっくん

 

どう? おいしい?

 

「うん!すっごくおいしいよ!」(ニッコリ)

 

 

おいしくないんだね。

 

 

どんな味なのか夫に飲ませてみると

 

「甘みの少ないポカリスエットやな」

 

と言っていた。

 

 

そして結局さくらはそれ以上飲まず、

薬も何をどうやったって飲まなかった。

 

さくらって病院連れて行く意味ないよな。




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